更新日: 2023.02.22 その他暮らし
飼育費が1万円以下で飼える【おすすめペット3選】!
「定番のペット以外にも、費用があまりかからなくて飼いやすい動物も知りたい」
そんな方のために、この記事では定番ペット以外で飼いやすい動物3選とペットを飼うために必要な費用をご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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飼いやすいおすすめペット3選!迎え入れ時の費用と飼育費をご紹介
安く飼えるおすすめペットは、以下のとおりです。
・リクガメ
・デグー
・モルモット
それぞれの動物の特徴、飼うために最初にかかる費用、飼育費などを下記で説明します。
人懐っこく好奇心旺盛な「リクガメ」
ペットとして飼うリクガメのサイズは、15~30cmほどが主流です。平均寿命が20~30年と長いため、愛情をもって長く一緒に過ごすことができます。性格は人懐っこく、学習能力も高いため、飼い主を認識することができるといわれています。小さいうちから育てておくことで、コミュニケーションがとりやすくなるでしょう。
そんなリクガメを飼うために最初にかかる費用は、リクガメ自体も含めると約6万円です。
また、月々にかかる飼育費用は約5200円で、内訳は以下のとおりです。
・エサ代…約2000円
スーパーなどで手軽に買える小松菜やレタス、きゅうりなどをバランスよく混ぜてあげましょう。
・床材費…約2000円(素材:ヤシガラ)
素材や量により異なりますが、月に1度の交換が必要です。
・電気代…約1200円
飼育ケージ内を26~36°Cに保つ必要があるため、ヒーターや紫外線ライトなどの電気代がかかります。
日本での知名度は低いけど知能が高い「デグー」
デグーは、ヨーロッパで飼いやすいと人気の草食性の小動物です。平均寿命5~9年と、小動物の中では長生きの部類に入ります。小動物の中でも知能が高いため、名前を呼ぶと来てくれたり、犬と同程度ほどに意思疎通ができたりするといわれています。また、においがきつくないのも室内で飼いやすい理由のひとつです。
そんなデグーを迎え入れるときにかかる費用は、デグー自体も含めると約3万円です。
また、月々にかかる飼育費用は5000円前後で、内訳は以下のとおりです。
・エサ代…約1600円
牧草とペレットの2種類のエサが必要です。主食が牧草で、補助食としてペレットを与えます。ペレットは、木の実や種を砕いて固形にしたものです。
・砂と床材費…約800円
デグーは、砂を浴びることにより体の皮脂を落として皮膚の健康を保ちます。そのため、砂は必須で月に300円ほどかかります。床材は、トイレ用として使用するため、ペットシートなどで対応した場合で月に500円ほどです。また、新聞紙などを床材代わりにして節約することもできます。
・電気代…約2400円
電気代は「夏1時間あたりの電気代3.3円×24時間×30日間=2376円/月」で計算しています。デグーは、適温25度、湿度50%が快適に過ごしやすい環境といわれています。そのため、夏・冬はエアコンをつけたままにしましょう。
夜行性で鳴き声も静か「モルモット」
モルモットは基本的に穏やかで大人しい性格です。慣れてくると、飼い主の声に反応して寄ってくる愛らしい姿に癒されるでしょう。また、鳴き声が静かで夜行性なため、昼間も心配せずに外出できます。平均寿命が4~8年とハムスターより長生きです。
そんなモルモットを飼うときに最初にかかる費用は、モルモット自体も含めると約2万円です。
また、月々にかかる飼育費用は5000円前後で、内訳は以下のとおりです。
・エサ代…約3000円
モルモットは、体内でビタミンCを作ることができず、消化器官がデリケートなため、主食の牧草の他にペレットや野菜、果物、種子などをバランスよくあげるとよいでしょう。
・床材費…約1300円
床材には、木材チップや砂、すのこ、牧草などが使用できます。また、ケージ内でトイレをするため、床材費にはペットシーツ代も含まれます。
・電気代…約2400円
モルモットは、適温20~26℃、湿度40~60%が過ごしやすい環境といわれています。そのため、夏・冬には24時間エアコンを利用する場合が多いでしょう。
ペットを選ぶときは費用面だけでなく、育てやすさも大切
迎え入れるときの費用、月々の費用の検討も大切ですが、育てやすさもペットを選ぶときのポイントです。ケガや病気になりやすい繊細な動物だと、病院代もかかるうえに、飼い主の精神的負担も大きいものです。
長く人生を共にするペットだからこそ、慎重に検討して温かく迎え入れる準備をしましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部