新生活スタート! 家電のサブスク利用を検討しているけど、毎月いくらぐらいかかりそう?

配信日: 2023.03.13

この記事は約 3 分で読めます。
新生活スタート! 家電のサブスク利用を検討しているけど、毎月いくらぐらいかかりそう?
引っ越し費用や敷金などで、何かとお金が出て行きがちな新生活では、家電をサブスクリプション(サブスク)でそろえる人が増えています。毎月定額の費用を払うだけで、一通りの家電を届けてもらえる家電サブスクは確かに便利なサービスです。
 
しかし、長く使いすぎると損をするおそれもあります。本記事では、家電サブスクサービスと検討ポイントを紹介し、毎月いくらぐらいかかるのかも併せて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

家電サブスクのメリットとデメリット

家電サブスクの最大のメリットは、なんといっても初期費用が安く抑えられる点です。一品から、月々数百円で使い始めることができるのは、新生活を始める人々にとってうれしいサービスといえます。高性能の最新家電やおしゃれなデザイン家電も、サブスクなら安く試してみることができますし、気に入らなければ返却することも可能です。
 
家電サブスクは「定額使い放題」というイメージが薄く、家電レンタルとの区別が付きにくいのですが、新品家電に特化していたり、セットで安く貸し出したりと、レンタル業者とは異なる特色を打ち出すサブスクも増えてきています。
 
その一方で、家電サブスクのデメリットもあります。まずは長く使うと、購入する場合よりも損をするリスクがある点です。そのリスクを減らすためには、将来、家電を引き取れる制度があるかどうかを前もって検討しましょう。2~3年使い続ければ、その家電を無償で譲り受けられる場合があります。
 
また、最低利用期間やサービス対象地域など、条件や制限があるケースもありますので注意してください。業者によっては旧型・中古品しかなかったり、機種を選択できなかったりする場合もあります。
 

冷蔵庫と洗濯機のサブスクの場合

まず、代表的な生活家電(白物家電)である冷蔵庫と洗濯機で、毎月いくらぐらいかかるか、相場をご紹介します。
 
一人暮らしには十分のサイズ(160リットル前後)の冷蔵庫では、月々およそ3300~8000円と幅があります。誰もが名前を知っている家電メーカーの製品は、同じサイズでも費用が割高になる傾向があります。ほとんど料理をせずに飲み物だけ冷やせればいいのなら、小型冷蔵庫(30リットル前後)を月々1000円前後で貸し出している業者もありますので、選択肢に入れてみましょう。
 
乾燥機のない標準的な洗濯機(6リットル前後)は月々およそ2000~6800円と、やはり業者や機種によって幅があります。ドラム式洗濯乾燥機を貸し出すサービスもありますが、月々1万円前後の負担を要しますので、予算と相談しながら選びましょう。
 
その他、複数の生活家電のセット貸し出しをお得に行う業者もあります。
 

テレビのサブスクの場合

一人暮らしに十分な30インチ台のテレビであれば、月々およそ2000~6000円の価格帯で定額利用ができます。テレビはサブスクでも人気商品なので、初月無料のキャンペーンを行ったり、テレビ台とセットで貸し出したりと、業者ごとに特色を出しています。
 

サブスクは便利ですが、計画的に使いましょう

初期費用を抑えながら、新生活を充実させられる家電サブスクは確かに便利ですが、購入する場合と比べて、代金の支払いを後回しにしている点を忘れないようにしてください。
 
家電を借りすぎると毎月の固定費が多額になるので、資金繰りに苦しんでしまうおそれもあります。また、何年も借り続けると、購入した場合よりも出費が増えてしまいます。家電サブスクは賢く計画的に利用しましょう。
 
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集