更新日: 2023.03.14 その他暮らし

【マイナンバーカード】そもそも「人に見せてはだめ」って言われてなかった…? 保険証として持ち歩いて大丈夫なの?

【マイナンバーカード】そもそも「人に見せてはだめ」って言われてなかった…? 保険証として持ち歩いて大丈夫なの?
マイナンバーカードは、今後さまざまな使い方が議論されています。2023年3月時点においては、コンビニで住民票の写しや印鑑登録証明書などを受け取ったり、マイナンバーにひも付けることで健康保険証として使ったりといったことが可能です。
 
ところで、そもそもマイナンバーカードは他人にみせてよいものなのでしょうか?
 
そこで、マイナンバーカードのセキュリティー面や紙の健康保険証廃止について解説しています。
FINANCIAL FIELD編集部

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紙の健康保険証廃止は現時点ではあくまで予定

マイナンバーカードの申請は、2023年3月時点では任意となっています。マイナンバーカードは、健康保険証とひも付けることで保険証として使うことも可能になります。
 
現行の紙の健康保険証は2024年秋に廃止といわれていますが、現時点ではあくまで予定にすぎません。デジタル庁の公式サイトには、2022年12月に開催された「マイナンバーカードと健康保険証の一体化に関する検討会専門家ワーキンググループ(第1回)」の詳細が公開されています。
 
この検討会の資料を見ても、さまざまな意見が出されている上に、課題も多いのが現状です。そもそも、検討会もまだ1回しか実施されておらず、全国保険医団体連合会からは、紙の健康保険証廃止の撤回を求める声も出ています。
 
薬局や医療機関では、マイナンバーカードの利用にあたってカードリーダー導入などの負担も強いられることから、今後も検討を重ねる必要はあります。
 
何よりマイナンバーカードは、現時点で発行までに1~2ヶ月もの期間が必要です。そのため紛失したときは、再発行されるまで医療機関の受診に支障が出ることになります。デジタル庁は、発行までの期間を長くても10日間程度にしていきたいとしていますが、これも現時点ではあくまで希望です。
 
こういったさまざまな状況から、実際に紙の健康保険証が廃止になるかどうかは、多数の課題をクリアしてから決定されると考えていいでしょう。
 

マイナンバーカードのセキュリティーは?

マイナンバーカードを持つにあたって心配されるのが、セキュリティー面です。
 
デジタル庁は「ICチップには税や年金、医療などに関する情報は記録されていない」としており、安全であると呼びかけています。しかし、具体的にどのような情報まで記録されるのかは明確にされていません。
 
2023年3月時点では、マイナンバーカードは「健康保険証の利用申し込み」と「公金受取口座の登録」が可能になっています。そのため、情報漏出があったときは、年金などの振込先が知られてしまわないかと不安になる人は多いでしょう。
 
マイナンバーカードのセキュリティーとして

・24時間365日体制で停止可能
・暗証番号を一定回数間違うと機能ロック
・不正読み出しでICチップが壊れる仕組み

が挙げられています。万が一、紛失や盗難にあったときは、コールセンターに電話することで即時停止されるようになっています。
 
また、マイナンバーを見られるだけで個人情報が漏れることはなく、暗証番号が知られない限り悪用されることはないとしています。そのため、持ち歩いても問題はありませんが、紛失にはくれぐれも気を付けましょう。
 

マイナンバーカードを保険証として使うかどうかは任意

2023年3月時点において、マイナンバーカードの申請はもちろん、作成した場合でも健康保険証として使うかどうかは任意になっています。政府は、2024年秋をめどに紙の保険証廃止を検討していますが、現時点ではまだ課題も多く、あくまで予定にすぎません。
 
マイナンバーカードは便利な点も多いです。作成するかどうか、口座とひもづけるかどうかは、リスクも考えながら決めましょう。
 

出典

デジタル庁 よくある質問:健康保険証との一体化に関する質問について
地方公共団体情報システム機構 マイナンバーカード総合サイト マイナンバーカードでできること
地方公共団体情報システム機構 マイナンバーカード総合サイト 紛失・一時停止/セキュリティ
総務省 マイナンバーカード マイナンバーカードの安全対策
デジタル庁 マイナンバーカードと健康保険証の一体化に関する検討会 専門家ワーキンググループ(第1回)
全国保険医団体連合会 2024年秋の保険証廃止方針は撤回を
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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