新卒1年目で「推しブランド」を見つけるべき! 若手経営者が「モノで差別化」を推奨する3つの理由
配信日: 2023.04.03
しかし経営者の中には、「新卒社員こそブランド品を身につけるべき」と考える人もいる。
ここでは若手経営者として活躍するRさんの話を聞きながら、新卒社員がブランド品を身につけるメリットについてみていこう。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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新卒社員がブランド品を身につけるメリット3選
Rさんは現在、東京で活動する30代の若手経営者だ。多くの経営者や社会人と交流し、自分自身も部下と接する中で、記憶に残る人の特徴を以下のように語った。
「当然、『仕事ができる人』とか『大きな成果を出した人』とかは印象に残りますね。でもそれ以外で印象に残るとすれば、完全にパーソナルな部分で興味を引く人です。例えば、『趣味が同じ人』とか『話が面白い人』などです。もし、新卒社員の人で、上司や取引先に覚えてもらいたいと思っているのであれば、ブランド品を身につけるとかも良いかもしれません」
上司や取引先に一目置かれるのであれば、「仕事ができる」というのは大前提だ。しかし、まだ入社したばかりで、仕事に関する経験も知識も浅い新卒社員が、この方法で認知してもらうのは難しいだろう。
そうした中で、Rさんは新卒社員がブランド品を身につけるメリットについて、以下のように語った。
「大きなメリットとしては『コミュニケーションのきっかけになる』『○○(ブランド名)を身につけている人、として覚えてもらえる』『自信がついて仕事に積極的になれる』の3つですね」
仕事をしていく上で、上司や取引先からかわいがられることは非常に重要だ。そのため、仕事のことだけでなく、プライベートに関することで話をしていく必要がある。
ブランド品を身につけておけば、それだけでコミュニケーションのきっかけになるのだそう。また、仕事で稼いでいる人というのは、ブランド品についても造詣が深い傾向にあり、コミュニケーションにつながりやすい。
こうした一連の流れがきっかけで、案件が決まったり、仕事のやり方について教えてもらい、それが自信へとつながったりと、日々の仕事へも積極的に打ち込めるようになるようだ。
「モノで差別化」を目指すならば「誰でも分かるブランド」を
さらに、Rさんは多少無理をしても、誰でも分かるブランド品を選ぶべきだと語る。
「話のきっかけにするのであれば、相手から『ブランド品を身につけている』と気づかれなければいけません。そのため、値段を下げてマニアックなブランドを購入するよりも、ローンを組んででもメジャーなブランド品を購入するのがおすすめです」
若い人がブランド品を身につけていると、「身の丈に合わない」と思われる恐れがある。しかし、「新卒社員が背伸びをして、ローンを組みながら購入した」というストーリーがあれば、「若い人がブランド品を身につけている」という嫌みな印象も薄れるのだ。
さらに、ローンを組んで購入することで、とにかく目の前の仕事に集中できるようになる。
近年は副業や独立が注目を集めているが、新卒社員であれば、まず目の前の仕事に集中し、スキルを身につけていくことが重要だ。毎月のローンの支払いによって脇目を振る余裕がなくなるのも、ある意味成果を出すための近道になるかもしれない。
一方で、新卒社員がローンを組むデメリットも存在する。
新卒社員であればまだ給与が少ない中で、奨学金の返済や日々の生活をしていかなければならない。そうした中で、ブランド品のローン支払いも毎月の出費に加算されるのは負担が大きいだろう。
ローンを組んでブランド品を購入するのであれば、しっかりと家計を考慮した上で検討しよう。
ブランド品の価格の目安とは
社会人でも身につけられるブランド品としては、腕時計、スーツ、靴などが挙げられる。それぞれ本当に高価なものを選べば、値段に際限がない。特に腕時計に至っては、100万円を超えることも珍しくないだろう。
しかし、今回紹介した、コミュニケーションのためにブランド品を購入するのであれば、そこまで価格の高いものを選ぶ必要はない。
腕時計であれば、中古販売をうまく活用すれば、20万円程度から掘り出し物が見つかるだろう。ほかにもスーツであれば、約15万円からブランド品にも手が届くようになる。革靴の場合、4万円以上は必要だ。
それぞれの価格を目安にして、自分の家計を考慮したブランド品を購入しよう。
仕事で成果を出せない新人こそブランド品に頼ろう
上司や取引先から覚えてもらうためには、仕事で成果を出すことが重要だ。しかし、新卒社員がこの方法で上司や取引先に覚えてもらおうとするのは難易度が高い。そのため、新卒社員こそ身につけている物で、ほかの新人との差別化を図るのもよいだろう。
また、ブランド品をローンで購入することも、仕事への集中が期待できるなどデメリットばかりではない。最近ではブランド品の中古市場も盛り上がっているため、ローンを組んでまで用意できないという人は、中古品で掘り出し物を探してみるのもおすすめだ。
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部