更新日: 2023.04.21 その他暮らし

値上げだけじゃない!?電気代が高い要因5選

値上げだけじゃない!?電気代が高い要因5選
年々価格が上昇している電気料金ですが、電気料金が高くなってしまうのは、基本料金の値上げ以外にも原因があります。価格が値上がりする以外にも、普段の使い方で無駄な電気料金が発生していないか、しっかりとチェックしましょう。
 
今回は、電気料金が増えてしまう原因について紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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電気代自体が上がってる?

2021年9月以降、電気料金は徐々に値上がりの傾向にあります。これは、電気をつくるためにかかっている燃料費が高騰したために発生した値上がりのため、この価格上昇については、家庭でどうにかできるものではありません。
 
それでも、最も上がり幅の大きい中部電力の平均モデルが1年半で約3000円の値上がりなので、それ以上の電気代の増加となると、使い方に原因がある可能性があります。
 

電気代が高くなる要因とは?

電気代が高くなってしまう理由は、シンプルに電気の使いすぎということが挙げられます。自分ではたくさん使っているつもりはなくても、利用している電化製品が増えすぎてしまい、かかっている電気料金が増えてしまっているという可能性も考えられます。
 
さらに、古い電化製品というのは消費電力が大きいため、最新の電化製品よりも多くの電気を使い、料金が増えてしまう傾向にあります。自分の家の電化製品が正しく使われているか、しっかりチェックしましょう。
 

使っている家電が古い

古い電化製品は最新の電化製品と比べて、消費電力が大きい傾向にあります。物を大切に使うのはとてもよいことではありますが、電化製品に関しては、古いものを使い続けることによって、家計を圧迫する可能性があります。特に、エアコンや冷蔵庫といった電化製品は、最新のものほど消費電力を抑えて、効率的に利用できるように設計されています。
 
古いものをそのまま使い続けるよりも、買い替えてしまったほうが電気料金も安くなり、購入金額を差し引いても、家計の負担が減るかもしれません。古い電化製品があるのならば、買い替えも検討しましょう。
 

電化製品の量が増えた

コロナ禍以降、テレワークで仕事をする人も増えています。自宅の仕事環境を少しでも快適にしようと、エアコンや扇風機、パソコンといった電化製品が増えている可能性もあります。
 
これまでよりも使う電化製品が増えているようであれば、そのぶん電気も使われているため、電気料金も上がります。値上がり前に増やした電化製品がないか、チェックしましょう。
 

昼間の利用時間が長い

電気料金のプランの中には、夜中のほうが電気料金が安くなるプランも存在します。そうしたプランを利用していても、昼間の電気の利用量が多ければ、当然、電気料金は上がってしまいます。昼間に電気の利用が集中している人は、可能な限り、夜に電気を利用するようにしましょう。
 

電気料金のプランが、現在のライフスタイルにあっていない

電気料金の中には、使う時間帯によって、電気料金が変わるものが存在します。自分が使っている時間帯が、安くなる時間帯と一致していないのであれば、その電気料金は自分のライフスタイルに合っていないといえます。電気の使用量に合ったプランにできていないのも、電気代が無駄にかかる原因です。
 
電気料金は、たくさん使う人にはたくさん使う人向けの、少なく使う人には少なく使う人向けのプランが存在しています。自分の使用する電気量に合わせて、プランを検討しましょう。
 

電化製品を正しく利用できていない

エアコンや冷蔵庫といった電化製品は、正しい使い方をしなければ、無駄に電気を消費します。特にエアコンは、フィルターの清掃などを怠ると、部屋が涼しくなっていないのに多くの電気を消費します。小まめなフィルター掃除は、清潔さのためだけでなく、電気料金を安くするためにも必要です。
 
冷蔵庫も、保冷するものを熱い状態のまま冷蔵庫に入れてしまうと、無駄に電気を消費します。冷蔵庫に保冷する前に、粗熱を取ってから入れることを心がけましょう。小さなことではありますが、これらの電化製品は、使い方一つで電気料金が大幅に上がってしまうので、注意が必要です。
 

節電を心がけ、負担を減らそう

エネルギー価格自体が高騰しているため、電気料金は年々、値上がり傾向にあります。しかし、電気料金が高くなってしまう原因は、それだけではありません。使い方を見直し、電気料金が高くなってしまう原因を知ることで、価格は値上がりしても、家計への経済的ダメージは減らすことができます。
 
節電を心がけ、少しでも電気料金の負担を減らせるように、意識してみましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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