更新日: 2023.05.16 子育て

出産費用は健康保険適用外! 出産にかかる費用と出産準備費用の工夫とは?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

出産費用は健康保険適用外! 出産にかかる費用と出産準備費用の工夫とは?
「健康保険適用外となる出産には大きな費用がかかる」と、多くの人が認識しているのではないでしょうか。一方で、具体的にどれくらいの金額がかかるのか把握していない人もいるはずです。
 
そこで本記事では、出産にかかる費用総額がどれくらいになるのかについて解説します。分娩(ぶんべん)だけでなく、出産前後の準備費用なども含めて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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出産にかかる費用とは

厚生労働省の「出産費用の実態把握に関する調査研究(令和3年度)の結果等について」によると、令和2年度の室料差額等を除いた公的病院の平均出産費用は45万2000円、全施設の平均出産費用は46万7000円となっています。公的病院は私的病院や診療所よりも平均出産費用が低い傾向にありますが、全体を通して出産費用は年間平均1%程度で上昇し続けている状況です。
 
出産費用が年々増加している要因として、医療費水準の上昇、私的病院の割合、妊婦の年齢等が挙げられます。また、近年の物価高を受けて所得水準を上げている企業が増えており、それに伴って私的病院をはじめとする医療機関も、医療費を上げて経営を行っていることが考えられます。妊婦の年齢が上がることによって出産に伴うリスクも上がるため、総じて出産にかかる費用も高くなる傾向にあります。
 

工夫したい出産準備費用

出産前後でかかる費用のうち出産準備費用に関しては、選ぶものや考え方で金額が大きく変わってくる部分になります。
 
赤ちゃんの安全性や肌触りなどにこだわって、値段よりも質を重視する人もいれば、なるべく費用を抑えるために、おさがりをもらったりフリマサイトを活用したりする人もいるようです。チャイルドシートなどの安全面が問われるものや、肌に直接触れる洋服などは質を重視し、利用期間が短いベビーベッドやベビーバス、おもちゃなどは費用を抑えるなど、用途によって使い分けてもよいでしょう。
 
最近ではSNSなどから情報をたくさん得られるため、生まれる前には最低限必要なものだけを用意し、必要性を感じたら随時買い足していくという意見も多くあります。出産に関わる費用をなるべく抑えるために、準備するものは慎重に考えていくことをおすすめします。
 

まとめ

本記事では、出産にかかる費用総額について解説しました。人それぞれ分娩の方法も異なれば、準備品に対する考え方も異なります。
 
大きな費用がかかることを前提に、工夫できるところは上手に工夫しながら出産に備えていきましょう。
 

出典

厚生労働省 出産費用の実態把握に関する調査研究(令和3年度)の結果等について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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