更新日: 2023.05.24 その他暮らし

格安スマホにすることで節約と引き換えに「得たもの」「失ったもの」とは?

格安スマホにすることで節約と引き換えに「得たもの」「失ったもの」とは?
通信費の節約のために、格安スマホに変えようかと思っている人も多いことでしょう。格安スマホにはメリットだけでなくデメリットも存在するため、人によっては格安スマホに変えることでかえって後悔する可能性があります。
 
本記事では、格安スマホの満足ポイントと後悔ポイントについて解説しますので、自分にとってメリットが多いかどうかの判断にお役立てください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

格安スマホ利用者の比率は3割強

マイボイスコム株式会社(東京都千代田区)が、2023年3月にMyVoiceのアンケートモニター9833名を対象にした、「格安スマホに関するインターネット調査」によると、個人で格安スマホを利用している人は3割強と、過去の調査結果と比べて増加傾向にあることが分かりました。
 
また、「今後格安スマホを利用したいか」という質問に対して、利用意向のある人は全体の4割弱と、こちらも年々増加傾向にあります。
 

【PR】おすすめの住宅ローン

auじぶん銀行

au-bank
おすすめポイント

・がん診断保障に全疾病保障を追加
・住宅ローン人気ランキングNo.1!

変動
0.179 %

※住宅ローン金利優遇割最大適用後の変動金利(全期間引き下げプラン)
※新規借入れ
当初10年固定
%

※当初期間引下げプラン
当初20年固定
%

※当初期間引下げプラン
詳しくはこちら

【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。

※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。

※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。

※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます

・変動金利について
※2024年7月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※ J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。

格安スマホに変えたときの満足ポイント

格安スマホに変えたときの、主な満足ポイントに挙げられるのは次の2つです。
 

・月額料金の安さ

大手キャリアから格安スマホに変えたときの満足ポイントにまず挙げられるのは、月額料金の安さです。大手キャリアを利用していて、月々の支払いに負担感を覚えていた人は、格安スマホに変えたことに満足感を得ています。
 

・プランの選択肢が豊富

プランの選択肢が多いことも、格安スマホの魅力のひとつです。例えば、「電話はほとんど使わないのでデータ通信のみのプランにした」など、コスパがよく、自分の用途に合ったプランを選べたことに満足している人もいます。
 

格安スマホに変えたときの後悔ポイント

料金の安さという大きなメリットがある一方で、格安スマホにはいくつかのデメリットもあり、特に次の2つの点に後悔している人が少なくないようです。
 

・通信速度が遅い・つながりにくいことがある

格安スマホは、大手キャリアの通信回線を借りてサービスを提供しているため、時間帯によって通信速度が不安定になりがちです。例えば、多くの利用が集中する通勤・通学や昼休憩の時間帯には通信速度が遅くなり、動画の視聴などに支障が出る場合もあります。
 

・対面サポートを受けられない

大手キャリアと格安スマホでは、カスタマーサポートの手厚さにも差があります。格安スマホでは、オンライン販売のみでサポート用の店舗がないケースが大半です。基本的には、利用者自身がインターネット上のサポートなどを利用しながら、申し込みから初期設定までを自分で行わなくてはなりません。
 
そのため、インターネットやスマホに詳しくない人は、「初期設定が大変」「店舗でのサポートが欲しい」と思うことが多いようです。一方で、店舗での対面サポートを必要としていない人では、インターネット上で完結できることをむしろ楽に感じる場合もあります。
 
このほか、格安スマホに変えたことで、大手キャリアの家族割引サービスが受けられなくなって逆に割高になる可能性も考えられます。また、決済サービスやキャリアメールといった大手キャリアのサービスが使えなくなったり、有料になったりすることもあるため、これらのサービスを日常的に使用していた人は、注意が必要です。
 

格安スマホに変えるかどうかは自分のニーズに合わせて判断しよう

格安スマホに変えるかどうかは、自分の使い方や知識レベルに応じて判断することが大切です。月々の支払いが安くなることは大きなメリットですが、人によってはそれ以上に大手キャリアと比べた通信速度の不安定さや手続きの手間といったデメリットのほうが気になる場合もあります。
 
大手キャリアのサービスが使えなくなるなどの注意点も踏まえたうえで、後悔のない選択をしましょう。
 

出典

マイボイスコム株式会社 格安スマホに関するインターネット調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集