【こども・子育お支揎加速化プラン】 子育お支揎は今埌、量から質ぞ転換が図られる

配信日: 2023.06.02 曎新日: 2025.09.26
この蚘事は玄 7 分で読めたす。
【こども・子育お支揎加速化プラン】 子育お支揎は今埌、量から質ぞ転換が図られる
こども家庭庁が什和5幎3月末に公衚した「こども・子育お政策の匷化に぀いお詊案次元の異なる少子化察策の実珟に向けお」では、「こども・子育お支揎加速化プラン」ずしお少子化傟向を反転させるための今埌3幎間の取り組みが瀺されおいたす。
 
前回の蚘事では、そのうちの「ラむフステヌゞを通じた子育おに係る経枈的支揎の匷化」を取り䞊げたしたが、今回は「党おのこども・子育お䞖垯を察象ずするサヌビスの拡充」の内容に぀いお確認しおいきたす。
重定賢治

ファむナンシャル・プランナヌCFP)

明治倧孊法孊郚法埋孊科を卒業埌、金融機関にお資産運甚業務に埓事。
ファむナンシャル・プランナヌFPの䞊玚資栌である「CFP®資栌」を取埗埌、2007幎に開業。

子育お䞖垯や退職準備䞖垯を䞭心に「暮らしずお金」の盞談業務を行う。
たた、党囜商工䌚連合䌚の「゚キスパヌトバンク」にCFP®資栌保持者ずしお登録。
法人向け犏利厚生制床「ワヌク・ラむフ・バランス盞談宀」を提案し、䌁業にお勀めの圹員・埓業員が抱えおいる「暮らしずお金」に぀いおのお悩み盞談も行う。

2017幎、独立行政法人日本孊生支揎機構の「スカラシップ・アドバむザヌ」に認定され、高等孊校やPTA向けに奚孊金のセミナヌ・盞談䌚を通じ、囜の事業ずしお教育の栌差など瀟䌚問題の解決にも取り組む。
https://fpofficekaientai.wixsite.com/fp-office-kaientai

子育お支揎は量から質ぞ

こども・子育お支揎加速化プランでは、子育お支揎に぀いお、量の拡倧から質を向䞊させる方向に政策の重点を移しおいくずしおいたす。
 
具䜓的には、「幌児教育・保育の質の向䞊」「こども誰でも通園制床仮称の創蚭」「病児保育、孊童、瀟䌚的逊護、ダングケアラヌ、障害児、医療的ケア児、ひずり芪家庭などの支揎䜓制匷化」の3぀を柱に据えおいたす。
 
図衚1

出兞こども家庭庁 「こども・子育お政策の匷化に぀いお詊案 次元の異なる少子化察策の実珟に向けお抂芁」
 
以䞋、それぞれの抂芁を確認しおいきたす。
 

4月から自転車の「ハンドサむンが矩務化」ず聞きたした。習ったこずもないですし“片手運転”で危ないですよね 本圓に「反則金5000円」も取られるんですか 青切笊の察象になるか確認
4月から自転車の「ハンドサむンが矩務化」ず聞きたした。習ったこずもないですし“片手運転”で危ないですよね 本圓に「反則金5000円」も取られるんですか 青切笊の察象になるか確認
2026幎4月から自転車にも亀通違反通告制床が導入され、16歳未満の運転者を陀く自転車の亀通違反は青切笊の察象ずなりたす。   自転車も車䞡の仲間であるこずから、自転車の亀通ルヌルの遵守を図るためです。自転車が察象ずされおいる反則行為は现かく決められおおり、違反するず反則金が科せられたす。   本蚘事では、自転車で走行しおいるずきにハンドサむンが無いず青切笊の察象になるのかどうか、ハンドサむンを出さないずどれくらいの反則金になるのかを解説したす。
曎新日:2026.03.29

1幌児教育・保育の質の向䞊

これは保育所や幌皚園、認定こども園などに぀いお75幎ぶりに配眮基準を芋盎し、さらなる凊遇の改善を図るこずで、幌児教育・保育の質を向䞊させるずいうものです。
 
背景ずしおは、埅機児童察策の掚進により “量”の拡倧は進んだ䞀方で、幌児教育・保育の珟堎で子どもをめぐる事故や䞍適切な察応が䟝然ずしお起こっおおり、子育お䞖垯が安心しお子どもを預けられる䜓制を敎え、“質”の向䞊によっお問題を解決する必芁が出おきおいるこずにありたす。
 
具䜓的には職員の配眮基準に぀いお、1歳児は珟行の保育士1人に察しお子ども6人から5人ぞ、4歳児・5歳児は保育士1人に察しお子ども30人から25人に芋盎すず同時に、民間の絊䞎動向等を螏たえ、保育士などの凊遇改善を怜蚎するずしおいたす。
 
以前から指摘されおいる配眮基準の芋盎しや職員の凊遇改善に぀いおは、共働き䞖垯の増加で子どもを保育所などに預けたいずいうニヌズが高たるなかで、保育所などの敎備が远い぀いおいない点ず、保育士などの人手䞍足をいかに改善しおいくかずいう2぀の問題が暪たわっおいたす。
 
単玔に考えお、人手䞍足が改善される保育所などでは配眮基準の芋盎しに䞀定の効果は出るでしょうが、そうでないケヌスでは経営状況が悪化し、保育士などの埅遇が䜙蚈に悪化する恐れもあるず考えられたす。こうした政策は、䞀定皋床の質の向䞊が確保されるたでは、匕き続き段階的に拡充されるず捉えおおいたほうがいいのかもしれたせん。
 

2こども誰でも通園制床仮称の創蚭

「こども誰でも通園制床仮称」は、就劎甚件を問わず、すべおの子育お家庭が保育所を利甚できるようにするこずを目的ずしおいたす。この制床の創蚭には、0歳児から2歳児の玄6割を占める未就園児を含め、子育お䞖垯の倚くが「孀立した育児」のなかで䞍安や悩みを抱えおいるずいう背景があるようです。
 
孀立した育児は、これたで開催されおきた政府の䌚議で、その芁因を栞家族化や人間関係の垌薄化ずしおいたすが、こうした問題の圱響を緩和するために、すべおの子育お家庭に察しお支揎を匷化するずありたす。いわゆる育児疲れを感じる保護者をいかにケアするかずいう問題に察するひず぀の答えなのかもしれたせん。
 
具䜓的には、子どもを保育所などに預ける際に適甚される就劎芁件を䞍問ずし、時間単䜍などで柔軟に利甚できる新たな通園絊付の怜蚎が図られるようです。この制床が創蚭されれば、以前からある保育園などの䞀時預かりずいったサヌビスに぀いお、保護者の就劎芁件がなくなるため、䟋えば専業䞻婊䞖垯でも垌望する堎合は子どもを預けるこずができるようになりたす。
 
しかし、こちらは芖点のひず぀ずしお、「1幌児教育・保育の質の向䞊」ずの兌ね合いをどう捉えおいくかがありたす。
 
1では保育所などの職員の配眮基準を芋盎すわけですから、預ける子どもの数が増えるず、配眮基準を満たすために職員を増やすこずが求められおきたす。この点に加えお、就劎芁件を問わず、すべおの子育お家庭が子どもを保育所などに預けられるようにするので、保育士などの人手䞍足をどこたで解決できるのか䞍透明性が高たるように思われたす。
 
こうした問題を和らげるために、保育士などの凊遇をさらに改善しおいこうずいうのが幌児教育・保育の質の向䞊ではありたすが、どこたで実珟できるかが倧きな焊点になるのではないでしょうか。たた、1ず同様に地域差が存圚するため、郜垂郚ず郊倖など、子育おをする環境によっお政策の効果に違いが生じるこずも考えられるでしょう。
 

3病児保育、孊童、瀟䌚的逊護、ダングケアラヌ、障害児、医療的ケア児、ひずり芪家庭などの支揎䜓制匷化

3に぀いおは、察象ずなる子どもを絞った取り組みずいえたす。倧きく分けるず孊童ず、それ以倖の子どもに察する支揎をどうするかずいう2぀のカテゎリヌに区分されおいたす。
 
たず孊童に察する支揎では、囜の考え方ずしおは保育の埅機児童が枛少する䞀方で、攟課埌児童クラブは䟝然ずしお1侇5000人皋床の埅機児童が存圚しおおり、安党察策の匷化が求められるなど、孊霢期の児童が安心・安党に過ごせる堎所の拡充は急務であるずしおいたす。
 
このような背景を基に、囜はすべおの子どもが攟課埌を安党・安心に過ごし、倚様な䜓隓・掻動を行えるよう受け皿の拡倧を進めるずずもに、職員配眮の改善を図ろうずしおいたす。
 
この取り組みにおけるポむントのひず぀には、いわゆる「小1の壁」があり、保育園や幌皚園に通っおいた子どもが小孊校に入孊するタむミングで生掻リズムや環境が倉わり、保護者が仕事ず子育おを䞡立するこずが難しくなるずいう問題が絡んでいたす。
 
぀たり、保育園などの埅機児童の数は枛り぀぀あるものの、小孊校に䞊がる段階で孊童保育に子どもを預けるこずに問題が生じおおり、これに察しお改善が急務であるずいうこずです。
 
子どもの居堎所や時間を家庭で確保するか、瀟䌚で確保するかずいったスケヌルの倧きい問題でもありたすが、特に小さい子どもがいる家庭では子育おず働き方に぀いお同時䞊行的に考える機䌚が倚いず思いたす。そのような家庭においおは、子育おの初期ずいうラむフステヌゞのなかで重芁な項目ずしお䜍眮づける必芁があるでしょう。
 
孊童以倖の子どもに぀いおは、瀟䌚的逊護、ダングケアラヌ、障害児、医療的ケア児、ひずり芪家庭の支揎が挙げられおいたす。
 
こうした子どもを察象ずした支揎は切実なものずいえたすが、子育おに困難を抱える家庭や、家族を介護しおいるダングケアラヌぞの支揎に぀いおは、什和6幎床から実斜される「こども家庭センタヌ」の䜓制匷化を図り、子育お䞖垯蚪問事業などを拡充するほか、瀟䌚的逊護の䞋で育った子どもの自立支揎に向けた取り組みを匷化するずしおいたす。
 
障害児や医療的ケア児を持぀家庭ぞの支揎では、児童発達支揎センタヌの機胜匷化で地域における障害児の支揎䜓制を匷めるずずもに、巡回支揎の充実によるむンクルヌゞョン包括を掚進し、専門的支揎が必芁な子どもぞの察応ずしお地域での連携䜓制を匷化するずありたす。
 
そしお、ひずり芪家庭の自立を促進するために、ひずり芪を雇甚し、人材育成・賃䞊げに向けた取り組みを行う䌁業ぞの支揎のほか、看護垫・介護犏祉士などの資栌取埗を目指すひずり芪家庭の父母に察する高等職業蚓緎促進絊付金制床に぀いおは、資栌取埗期間の短瞮や察象資栌の拡倧ずいった幅広いニヌズに察応できる制床にするずしおいたす。
 
ほかにも逊育費に関する盞談支揎や取り決めの促進も挙げられおいたすが、ひずり芪家庭ぞの支揎も切迫した課題ず考えられるこずから、匷化や拡充が図られるこずは珟状ぞの察策ずしお有意矩ずいえるでしょう。
 

たずめ

今回お䌝えした「党おのこども・子育お䞖垯を察象ずするサヌビスの拡充」は、囜が行っおきた子育お支揎策に぀いお、ある皋床は足りおいる量的な郚分を質の面で芋盎しおいこうずいうずころに特城がありたす。本質的には、栞家族化などによっお家庭で䜎䞋し぀぀ある子育おの胜力を、地域瀟䌚においおどのようにサポヌトしおいくかずいう子育お環境の改善です。
 
今埌、個々の家庭に合った圢で子育お支揎がより行き届きやくなるような取り組みが図られそうですが、いずれも幌少期の子どもを持぀家庭にずっおは重芁な項目ずいえたす。囜が提瀺する子育お支揎策に察しお、どのように利甚するかずいう芖点で考えるず、ラむフプラン䞊の遞択がしやすくなるのではないでしょうか。
 

出兞

こども家庭庁 こども・子育お政策の匷化に぀いお詊案 次元の異なる少子化察策の実珟に向けお
こども家庭庁 こども・子育お政策の匷化に぀いお詊案 次元の異なる少子化察策の実珟に向けお抂芁
 
執筆者重定賢治
ファむナンシャル・プランナヌCFP)

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