更新日: 2023.06.04 その他暮らし
「ドラム式洗濯機」ってやっぱり良いんですか? 1人暮らしで洗濯がめんどうです…
ここでは、ドラム式洗濯機のメリット・デメリット、ドラム式洗濯機が向いている人を紹介しています。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ドラム式洗濯機のメリット
ドラム式洗濯機は、洗濯槽が斜め向きに設置されている洗濯機です。この特徴により、洗濯機の正面から洗濯物を出し入れできます。ドラム式洗濯機の主なメリットは次の通りです。
・衣類が傷みにくい
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機では洗濯物の洗い方が異なります。ドラム式洗濯機は洗濯槽の中で持ち上げた衣類を落として洗う「たたき洗い」、縦型洗濯機は洗濯槽の中で回転させた衣類をこすりあわせて洗う「こすり洗い」を採用しています。摩擦が少ないドラム式洗濯機は、衣類が傷みにくいと考えられています。
・乾燥機能が付いている
ドラム式洗濯機の多くは乾燥機能を搭載しています。洗濯物を干す手間がかからないため便利です。時間や天気を気にせず洗濯できる点はドラム式洗濯機の魅力といえるでしょう。
もちろん、縦型洗濯機の中にも乾燥機能を搭載しているものはあります。ただし、ヒーターを使用する乾燥方式が主流です。この方式には、衣類が傷みやすい、縮みやすい、電気代が高いなどのデメリットがあります。ドラム式洗濯機の中には、これらのデメリットを解消したヒートポンプ式乾燥を採用しているものがあります。
・水道代と電気代を抑えられる
縦型洗濯機に比べて水道代を抑えやすい点も魅力です。洗濯槽が斜めに設置されているため、少量の水でも効率よく洗濯物を洗えます。節水効果は製品によって異なりますが、使用する水の量は縦型洗濯機の3~5割程度とされています。同様に、電気代も抑えられる傾向があります。ドラム式洗濯機は、ランニングコストがかかりにくいと評価できます。
ドラム式洗濯機のデメリット
ドラム式洗濯機には、注意したいデメリットもあります。主なデメリットは次の通りです。
・本体価格が高い
ドラム式洗濯機の本体価格は、縦型洗濯機よりも基本的に割高です。その分、機能が充実している点も多いですが、注意したいポイントとしてあげられるでしょう。
・本体サイズが大きい
本体サイズも大きくなる傾向があります。同じ洗濯容量でも、縦型洗濯機を置いていたスペースに置けないことがあるため注意が必要です。また、玄関や洗面所のドアを通らないケースもあります。搬入経路・搬入方法を確かめておく必要があります。
・洗浄力が弱い
こすり洗いの縦型洗濯機に比べると洗浄力はやや弱くなります。泥汚れなどを落とすことは苦手です。ただし、最近は、洗浄力をアップしたドラム式洗濯機が登場しています。具体的な洗浄力については個別の確認が必要です。
ドラム式洗濯機が向いている人
ドラム式洗濯機のメリット・デメリットは以上の通りです。これらを踏まえたうえで、次の人などに向いているといえるでしょう。
・洗濯回数が多い人
・衣類の傷みを軽減したい人
・洗濯と乾燥を一緒に行いたい人
・泥汚れなどが少ない人
水道代と電気代を抑えられるため、洗濯回数が多い人はメリットを感じやすいはずです。
特徴を押さえてからドラム式洗濯機を選びましょう
ドラム式洗濯機には、メリットとデメリットがあります。優れた洗濯機ですが、ライフスタイルに合っていないと使いにくさを感じる恐れがあります。主なメリットは、衣類を傷めにくいことと水道代・電気代を節約できること、主なデメリットは本体価格が高いことと洗浄力がやや弱いことです。
以上を参考に、洗濯機選びを進めてみてはいかがでしょうか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー