更新日: 2023.06.06 その他暮らし
「炊飯器」VS「土鍋」お米を炊くならどっちがおすすめ? メリット・デメリットを検証
本記事では、お米の代表的な調理方法である「炊飯器」と「土鍋」の2つを比較してみます。これらの調理器具はどのような特性を持ち、それぞれどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
コストパフォーマンスや光熱費なども考慮に入れつつ、自分に合ったお米の炊き方を見つけてみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
「炊飯器」と「土鍋」について
それぞれの調理器具ついて簡単に特徴を比べてみましょう。
・炊飯器とは?
炊飯器にはガス式と電気式があり、炊飯の仕組みとしては、一定の温度と時間でお米を加熱し、蒸気を利用して均一に炊き上げるというものです。最新の炊飯器には「AI(人工知能)炊き」など、炊くたびに最適な火力や時間を学習し、炊き上がりを調整する機能もあります。
・土鍋とは?
土鍋は土から作られた鍋です。炊き方はじか火で、火力や時間を自分でコントロールするため、手間と見守り時間が必要です。とはいえ、料理人や料理愛好家の中には、その手間を楽しむ人もいます。じか火で炊くことにより、お米1粒1粒が均一に熱を受け、独特の風味と食感を生み出すからです。
「炊飯器」のメリットとデメリット
以下で、炊飯器のメリットとデメリットについて考えてみます。
・炊飯器のメリット
最大のメリットは、手間なく一定の品質のごはんを炊けることです。例えば、仕事で帰宅が遅い人でも、タイマー機能を使えば、次の日に早起きして準備する時間を節約しながら朝から炊きたてのごはんを食べられます。
また、最新のモデルでは雑穀米や白米、おこわなど、さまざまな種類のお米に対応した炊き方も選択可能です。
・炊飯器のデメリット
炊飯器でお米を炊くと時間がかかります。短くて30分、長いと1時間程度待たなければなりません。土鍋なら、蒸らし時間を入れても30分程度で済みます。
コストパフォーマンスについては、高機能になればなるほど炊飯器自体の価格が高くなります。例えば、高機能なモデルは10万円を超える場合も珍しくありません。
「土鍋」のメリットとデメリット
一方、土鍋のメリットとデメリットはどのようなものでしょうか。
・土鍋のメリット
土鍋の最大のメリットは、炊き上がったごはんの風味と食感です。土鍋に限らず、火加減を考慮しながらじか火でお米を炊くとおいしいご飯ができることが知られています。その上、土鍋では火力や時間を自分で調整できるので、硬さやおこげなど自分好みの仕上がりにすることが可能です。
また、土鍋は片付けてしまえば固定した設置場所が不要なので、キッチンスペースが有効に使えます。
・土鍋のデメリット
土鍋は手間と時間が必要で、火加減によっては焦げ付きやすいというデメリットもあります。上手に炊けるまでにはある程度の試行錯誤が不可欠です。また、保温機能がないので、炊き立て以外ではおいしさが落ちてしまう可能性もあります。
さらに、土鍋自体の価格は炊飯器に比べて安いのですが、ガスを使った場合には、一般的な電気式炊飯器と比べるとガス代のほうが高くなる傾向にあります。
特徴を理解して自分にあった方法を選びましょう
「炊飯器」は手間なく一定の品質のごはんを炊きたい人や、さまざまな種類のお米を楽しみたい人におすすめです。一方、「土鍋」は自分好みの風味や食感を追求したい人や、急いで炊きたい場合に適しています。
どちらを選ぶかは、ライフスタイルや好みによります。それぞれ一長一短あるため、自分にとって最適な方法を選ぶことが大切です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー