エアコンのクリーニングは自分でもできる?業者に頼んだときと費用はどれくらい変わる?
配信日: 2023.06.12
この記事では、エアコンのクリーニングは自分で行うことができるのかについて、業者に依頼した場合の費用面の比較もふまえて解説していきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
エアコンのクリーニングは自分でできる?
エアコンのクリーニングは、部分的には自分で行うことができますが、より効果的なメンテナンスやクリーニングには専門知識と適切な道具が必要です。ここでは自分でクリーニングを行う場合、何をすればいいのか解説します。
まず、エアコンのフィルターを定期的に掃除する必要があります。フィルターはエアコン内部に取り付けられている部品で、空気をろ過し清潔な空気を室内に送り出す役割を果たすものです。フィルターは通常簡単に取り外すことができるため、説明書などを参考にフィルターを取り外し、水で洗浄するか掃除機でホコリを取り除くことで掃除ができます。
また、エアコンのユニットやユニットの周辺にたまったホコリや汚れを掃除することも重要です。ユニットの外部を乾いた布で拭き取ったり、内部のフィンに付いたホコリをブラシや掃除機で取り除いたりして掃除できます。
ただし、ユニットの内部に触れる場合は注意が必要であり、専門知識がないと故障の原因になる可能性がある点には要注意です。電源を切り、取扱説明書や専門家のアドバイスに従って作業を行いましょう。
さらに、エアコンの内部部品や冷媒などは素人には取り扱いが難しいため、専門家に任せたほうが無難でしょう。定期的なメンテナンスや、より効果的なクリーニングの場合は、専門のエアコンクリーニングサービスに依頼したほうが効率よく安全に行うことが可能です。
業者に頼んだ場合との費用はどれくらい違う?
それでは、自分でクリーニングをする場合と業者に頼んだ場合で、エアコンクリーニングにかかる費用はどの程度変わってくるのでしょうか。ここでは、費用面での違いを比較していきます。
まず、自分でクリーニングを行う場合、基本的なフィルターやユニットの掃除だけならほとんど費用はかかりません。取り外したフィルターを洗浄する水道代や掃除機の電気代、拭き掃除を行う雑巾など、高く見積もっても数百円程度で済むでしょう。
一方で、業者に依頼した場合の費用は1万円から3万円ほどです。業者やクリーニング内容によっても異なりますが、お掃除機能付きエアコンは構造が複雑で高額だったり、防カビ・室外機掃除などオプションを付けることで料金が高くなったりします。
また、2台目以降の料金が安くなるプランを提供する業者もあるため、複数台のエアコンをクリーニングしたい場合は検討してみてはいかがでしょうか。
自身でのクリーニングは、費用とリスクを考えて行おう
エアコンのクリーニングは、基本的な部分については自身でも行うことができ、費用面で大きな節約が可能です。ただし、エアコン自体が高額な精密機械であるため、分解や組み立てがうまくいかずに大幅な時間がかかってしまったり、故障してしまったりするリスクもあります。
これらをふまえて、自分に合ったクリーニング方法を選択しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー