冷凍食品、「意外に安い」って知っていましたか?冷凍食品を使って上手に節約しよう!
配信日: 2023.07.05 更新日: 2023.07.06
日本冷凍食品協会の調べによると、冷凍食品を利用する頻度で多かったのは「週2~3回程度(30.6%)」「週1回程度(29.0%)」であり、半数以上の人が、週に1回以上、冷凍食品を利用していることが分かります。
そこで今回は、冷凍食品の安さの秘密を解説するとともに、冷凍食品を使った節約術もご紹介します。
少しでも食費を抑えたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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冷凍食品の安さの秘密とは?
冷凍食品が安く売られている理由として考えられるのは、以下の2点です。
●販売店で値段を設定できるから
●大量に仕入れられるから
冷凍食品の多くは「オープン価格制」を採用しており、販売店で自由に価格を決められます。そのため、店の判断で、自由な価格での販売イベントなどを開催することもできます。
また冷凍食品は、賞味期限が長いため、大量仕入れが可能です。一度に大量仕入れすることによって、仕入れにかかる費用を抑えられるため、安い価格での販売が可能となるのです。
冷凍食品は安いけれど安全性が心配……
安さが魅力のひとつである冷凍食品ですが、なかには、品質を心配する人もいるでしょう。
しかし、大手冷凍食品会社では、それぞれに、品質や安全性にこだわっています。
例えば株式会社ニチレイフーズでは、着色料・保存料・化学調味料という3種の添加物を使用しない商品を、多く販売しています。さらに、味の素株式会社では「自社管理農場化」を進めており、中国産の食材は自社管理もしくは、厳しい管理体制のもとで、野菜の栽培・加工を行っているそうです。
そのため、一概に、冷凍食品は安いから、身体に悪いということではないでしょう。
冷凍食品を使った節約術
比較的安く購入できる冷凍食品ですが、使い方によっては、さらなる節約が期待できます。
ここでは、冷凍食品を活用した節約術をご紹介します。
ワンプレートタイプで手間も食費も削減できる
最近では、主食とおかずが一緒になった「ワンプレートタイプ」の商品も販売されています。
忙しい日や、一人分だけ欲しいときなど「外食に行くとお金がかかるし、かといって1食分を作るとなると、逆に食費が高くつく……」と、悩む場合もあるでしょう。
そんなときに活躍するのが、ワンプレートタイプの冷凍食品です。いざというとき用にストックしておくことで、すぐに食べられて、手間も食費も削減できます。
冷凍カット野菜でムダなく使いきれる
冷凍カット野菜を活用することで、使いきれなくて傷めてしまうようなムダがなくなり、節約できるだけではなく、フードロス防止にもつながります。
また、すでにカットされているため、そのまま料理に使えますので、家事の負担も減らせるでしょう。
セール日にまとめて購入する
冒頭でも記したように、冷凍食品は、値引きセールなどが実施されていることが多いようです。そのため、安くなっている日にまとめて購入することで、食費の節約につながります。
まとめ買いをしても、冷凍食品ならば日持ちするため、ダメにしてしまう心配もなくて安心です。
冷凍食品を活用して食費を節約しよう
冷凍食品は、安く売られていることが多いため、生鮮食品を買ってきて、自分で料理を作るよりも、使い方次第では、食費の節約を期待できます。さらに、賞味期限も長く、日持ちするため、食材のムダを減らすことにもつながるでしょう。
また最近では、安全性や品質にこだわった商品も、数多く販売されています。品質が心配な人は、安全性が保障されている商品を選ぶようにすると、安心です。
冷凍食品をうまく活用することで、食費にかかる出費だけでなく、料理の手間も減らせるでしょう。
出典
一般社団法人 日本冷凍食品協会「“冷凍食品の利用状況”実態調査結果について」(P16)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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