更新日: 2023.07.24 子育て
【高校・大学受験】教育費はケチりたくないけど、やっぱり痛い! 夏期講習の節約方法は?
本記事では、高校や大学の受験のための夏期講習の費用相場と、節約するための工夫について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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夏期講習費用の相場は10万円?
夏期講習の費用といっても、塾や予備校、受講コースなどによって大きな差があります。中学生の場合、一般的な塾であれば、集団指導で5〜8万円程度が相場となるでしょう。個別指導になると10万円以上の費用がかかるところも多くあり、学年が上がるごとに受講料が高くなる傾向もみられます。
そこまで高額な塾や予備校ではなくても、高校や大学の受験を控えた中学3年生や高校3年生の夏期講習では20万円を超えるケースも珍しくなく、相場の範囲内といえます。これら受講料に、講習や受験に特化した教材費や、塾や予備校までの交通費などがかかる点も押さえておきましょう。
夏期講習の費用を節約するための工夫
夏期講習の費用は、工夫次第で節約が可能です。ここでは、検討してみたい塾や予備校の費用の節約方法を紹介します。
受ける講習を選別する
夏期講習の費用は、コマやコースの数にも左右されます。受験を控えている場合は受験科目すべての講習を受けたくなりますが、一度検討し直してみましょう。得意な科目や塾・予備校以外でもカバーできる科目は、自身や夏期講習以外で勉強することも可能です。予算に合わせて受講回数を減らせれば、過剰な出費を抑えられます。
合宿やオプション講習は控える
夏期講習では、合宿やオプション講習を提案してくる塾や予備校もあります。それらすべてに参加したり受講したりすれば、費用はいくらあっても足りません。高額な夏期講習プランは控え、追加講習なども申し込まないようにしましょう。
オンラインでの受講を選択する
もともとオンライン講習を実施している塾や予備校はありましたが、コロナ禍によりさらに普及が進みました。対面での講習よりも、受講料を安く設定している塾や予備校もあります。自宅で学べるので、交通費や食事代などの節約も可能です。積極的にオンライン受講を選択し、さまざまな費用の節約へとつなげましょう。
夏期講習のみ塾や予備校を変更する
これまで通っていた塾や予備校の夏期講習費用が、相場よりも高い場合や予算をオーバーしている場合は、夏期講習のみほかの塾や予備校に通うのも一つの方法です。
新しい塾や予備校の場合は、割引キャンペーンや無料受講期間が設けられているケースもあります。夏期講習費用の安いところを選択したり、キャンペーンなどを上手に活用したりして、少しでも節約に努めてみるとよいでしょう。
節約が受験に響かないように要注意
夏期講習は工夫次第で節約が可能ですが、子どもの意欲を削がない形での工夫が大切です。本人に強い勉強の意思があるにもかかわらずコマ数や受講科目を減らしてしまえば、受験へのモチベーションも下がりかねません。
オンラインではなく、対面でほかの子どもたちと切磋琢磨しながら勉強することを望む子どももいるでしょう。経済状況に応じて塾や予備校の節約も必要ですが、過剰な節約により子どもの受験に悪影響が及ばないような工夫と配慮が求められます。
夏期講習の費用節約と子どもの意欲や成果とのバランスが大切
受験を控えた子どもにとって、夏期講習は非常に重要です。しかし、講習内容などを充実させるほど、高額な費用がかかってしまいます。経済的にあまり余裕がないのであれば、受講数の調整やオンライン受講の選択などで費用の節約に努めましょう。
オプションの追加を控えることや、夏期講習のみほかの塾や予備校を選択することも節約につながります。一方で、子どもの意欲や成果を低下させないよう配慮しつつ、節約の工夫をしていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー