実家から大量の錆びた小銭が! 銀行で交換できる? 小銭を減らせる使い道は?
配信日: 2023.07.25
本記事では、大量の錆びた小銭を交換する方法と、小銭を減らせる使い方について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
錆びた小銭は銀行で交換できる
錆びた小銭は機械が故障する原因となる可能性があるため、ATMやセルフレジなどで利用してはいけません。お金として利用したい場合は、きれいなお金と交換したほうがよいでしょう。錆びた小銭を活用する方法について解説します。
日本銀行へ直接持っていく
硬貨を発行している日本銀行では、損傷した現金の引き換えを行っています。錆びた小銭でも、損傷している部分が全体の2分の1を超えていなければ、額面価格の全額で引き換え可能です。よほど損傷の激しい状態でなければ、額面どおりの金額で交換してくれるでしょう。
手数料が必要な場合もある
民間銀行でも、錆びた小銭ときれいな小銭を引き換えてくれます。ただし、一部の銀行では大量の硬貨を持ち込むと手数料が発生する場合もあるようです。また、交換まで時間がかかる場合もあるので、事前に銀行へ問い合わせてから持ち込むとよいでしょう。
錆びた小銭を磨く
日本では「貨幣損傷等取締法」という法律があり、故意に小銭を加工することが禁じられています。しかし、きれいに磨く行為は違法ではないため、錆びた硬貨を自分で磨いて利用しても問題ありません。ただし、変形や損傷には注意しましょう。
増えた小銭を減らす使い道
小銭が増えてしまうと、使い道に困る方も多いでしょう。増えてしまった小銭を減らす方法として、銀行口座へ入金する、電子マネーに入金する、募金する、などの方法があります。増えた小銭の使い道について解説します。
銀行口座に入金する
小銭を大量に持っている場合、銀行へ持ち込んで自分の口座へ入金できます。必要になればいつでも使えるので、小銭の保管先に困っている方におすすめです。しかし、枚数が多くなると入金手数料が必要になるので注意しましょう。
電子マネーに入金する
大量の小銭を電子マネーに入金する方法もあります。交通系電子マネーの場合、駅構内にある券売機を使って入金可能です。電子マネーへの入金には、手数料が必要ありません。電子マネーを活用すれば、チャージしたお金でお買い物できるため、普段から電子マネーを利用している方におすすめの方法です。
募金する
小銭の使い道が特に決まっていない人は、募金箱に募金してもよいでしょう。募金が目的であれば、手数料が無料になる銀行もあります。余った小銭を社会のために役立てたい方は、募金してもよいでしょう。
支払いをキャッシュレス決済にすれば小銭は増えない
小銭を増やさないように生活することも大切です。現在、多くのお店でクレジットカードなどのキャッシュレス決済を利用できます。ちょっとした買い物はキャッシュレスで支払うようにすれば、小銭を大量に持つこともなくなるでしょう。
まとめ
本記事では、大量の錆びた小銭が手元にある場合の対策について解説しました。錆びた小銭は銀行で交換してくれます。ただし、一部の銀行では手数料が発生する場合もあるので注意しましょう。
また、小銭を減らせる使い道を4つご紹介しましたが、特に交通系電子マネーは手数料無料で小銭を活用できるのでおすすめです。
出典
日本銀行 日本銀行が行う損傷現金の引換えについて
e-GOV 法令検索 貨幣損傷等取締法
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー