更新日: 2023.07.26 子育て

小学生のお小遣い「月1000円」では少ない? 平均額はどのくらい?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

小学生のお小遣い「月1000円」では少ない? 平均額はどのくらい?
経済事情は家庭ごとに異なり、それは子どもへのお小遣いにも影響を与えるケースが少なくありません。子どもにとってはもちろん、親にとっても、他の家庭のお小遣い事情は気になるところでしょう。小学生へのお小遣いの平均額が知りたいという親も少なくないようです。
 
今回は、小学生のお小遣い事情をアンケート調査により掘り下げていきます。小学生へのお小遣いが月1000円では少ないのかどうかについてみていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

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小学生の子どもにお小遣いを渡している親は66%超

「株式会社ビズヒッツ」は、小学生の子を持つ親500人にアンケートを実施しました。2023年の5月から6月にかけて行われた調査です。同調査の「子どもにお小遣いを渡しているか」という問いに対し「渡している」と回答した人の割合は66.8%でした。
 
小学生の子どもにお小遣いを渡している家庭が多数派となっていますが、「渡していない」と回答した人も33%以上いる結果となっています。調査により、子どもの学年によって、お小遣いを渡している家庭の割合が変化することが分かります。
 
小学校1〜2年生の子どもを持つ親のうち、お小遣いを「渡している」と回答した人は57.6%でした。これが、3〜4年生になると「渡している」の割合が65.6%と増加し、5〜6年生になると78.2%が「渡している」と回答しています。学年が上がるほどに、お小遣いを渡す家庭が増える傾向があるようです。
 

お小遣いの渡し方もさまざま

同調査では、小学生へのお小遣いの渡し方についても尋ねています。「お小遣いを渡している」と回答した家庭に、その渡し方を尋ねたところ、週に1回や月に1回など定期的に決まった金額を渡す、いわゆる「定額制」を採用している家庭が39.2%と最多でした。
 
次に多かったのが「報酬制」です。お手伝いの内容やテストの点数などによりお小遣いを渡すかどうか、あるいはお小遣いの額を決める方式を採用する家庭は26.9%となっています。
 
3番目に多かったのは「都度制」です。必要になった際に渡すとしている家庭は11.7%でした。「都度制」と近い11.4%の割合を占めたのが「定額制+報酬制」です。このように複数の方式を合わせた形を採用している家庭も少なくありません。「定額制+都度制」や「報酬制+都度制」と回答した人も2〜3%程度いました。
 

月のお小遣いの平均金額は約1100円

小学生の子どもにお小遣いを渡している親に対し「毎月のお小遣い額」も尋ねています。それによると、平均額は1103円という結果でした。月に1000円という小学生へのお小遣い額は、いたって平均的といえます。しかし、小学生にしてみれば100円は非常に大きな金額であるため、「少ない」と不満を抱く小学生の存在も否定はできません。
 
小学生へのお小遣いの月の平均額は1100円ほどですが、もっとも多くの回答を得たのは33.2%を占めた「301〜500円」です。
 
それに「501〜1000円」の29.3%、「1001〜2000円」の13.8%、「300円以下」の13.5%とつづきます。「4001〜5000円」が1.8%、「5001円以上」が1.2%いたため、それらが平均を押し上げたといえそうです。学年により異なるため、これらの結果は一例といえるかもしれません。
 

小学生へのお小遣いの月平均額は1100円程度だが渡し方はさまざま

上記のように、小学生への毎月のお小遣いの平均額は約1100円というアンケート調査結果がありました。月1000円程度であれば、平均的といえそうです。一方で、小学生へのお小遣いの渡し方はさまざまです。
 
「定額制」の家庭もあれば、「報酬制」や「都度制」を採用している家庭も少なくありません。複数の方式を組み合わせている家庭もあります。各家庭の経済事情や教育方針により、適切な金額や方式を見出すことが重要でしょう。
 

出典

「株式会社ビズヒッツ」 子どものお小遣いに関する意識調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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