更新日: 2023.08.03 その他暮らし

手取り「18万」の社会人2年目ですが、新卒とランチにいくなら奢るべきですか? あまりお金に余裕がないです…

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

手取り「18万」の社会人2年目ですが、新卒とランチにいくなら奢るべきですか? あまりお金に余裕がないです…
「後輩とランチに出掛けたときはおごるほうがよいの?」「社会人2年目だから手取りは少ないのだけれども」などと悩んでいませんか。別払いにして気まずい思いをしている人や毎回のようにおごって金銭的に厳しい人もいるでしょう。
 
ここでは、先輩がおごる必要性、おごるほうがよいケースと無理におごらなくてよいケースを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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先輩が必ずしもおごる必要はない

後輩とランチへ出掛けたからといって、先輩が必ずおごらなければならないわけではありません。
 
マイナビ学生の窓口が実施した調査によると「後輩や部下とご飯に行くときは、全額おごりますか?」に対し「はい」と回答した人の割合は37.4%(73人)、いいえと回答した人の割合は62.6%(122人)です。食事は先輩がおごるものという風潮もありますが、この調査によるとおごっていない先輩が多数派です。
 
ちなみに、おごる理由として「それが当然と思っているから」「自分の経験上そうするのがいいと思うから」、おごらない理由として「自分の財布がキツイから」「相手の気持ちを考えてそれがベストと考えたから」がピックアップされています。
 
社会人2年目であれば、金銭的に厳しいなどの理由で別払いにしても問題はないでしょう。
 

できればおごるほうがよいケース

ただし、全てのケースでおごる必要がないわけではありません。できればおごるほうがよいケースもあります。
 
代表的なケースとしてあげられるのが、何かしらの理由で後輩をランチへ誘ったときです。例えば、ランチへ出掛けてよい関係を築きたいなどの理由が考えられるでしょう。時間を割いてくれたお礼としてランチをおごると、感謝の気持ちを伝えやすくなります。後輩の頑張りをねぎらいたいときや落ち込んでいる後輩をフォローしたいときもおごるほうがよいケースとしてあげら れます。
 
以上のほかでは、収入に大きな差があるとき、後輩が金銭的に厳しいときもおごるほうがよいかもしれません。ただし、社会人2年目と1年目であれば、収入の差はそれほどないはずです。
 

無理におごらなくてもよいケース

一方で無理におごる必要がないケースもあります。
 
例えば、フラットな関係で毎日のようにランチへ一緒にでかけているのであれば、毎回、おごる必要はないでしょう。毎回のようにおごると、後輩に気を遣わせてしまう恐れがあります。話を聞いてほしい、後輩をねぎらいたいなどの理由があるときだけおごればよいと考えられます。
 
何かしらの理由で、後輩のほうが金銭的に余裕のある場合も同様です。例えば、先輩が1人暮らし、後輩が実家暮らし、先輩が既婚者、後輩が独身などの組み合わせが考えられます。収入は大きく変わらなくても、ライフスタイルなどで自由に使える金額は異なります。
 
金銭的に余裕がないのであれば、無理におごる必要はありません。
 

状況に合わせて「おごる」「おごらない」を判断

後輩とランチへ出掛けたからといって、毎回のように先輩がおごる必要はありません。もちろん、おごっても問題ありませんが、社会人2年目で金銭的に厳しい場合などは別払いにするとよいでしょう。
 
ただし、後輩に時間を割いてもらったときなどは、ランチをおごるほうがよいかもしれません。感謝の気持ちを伝えやすくなります。状況に合わせて「おごる」「おごらない」を判断してみてはいかがでしょうか。
 

出典

マイナビ学生の窓口フレッシャーズ 部下や後輩とご飯に行くとき、毎回全額おごる社会人は約4割「自分もしてもらったから」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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