子ども2人で「月5万円」!? 習い事の費用は「幼稚園~高校生」」で平均いくら? 節約方法についても解説

配信日: 2023.08.11

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子ども2人で「月5万円」!? 習い事の費用は「幼稚園~高校生」」で平均いくら? 節約方法についても解説
文部科学省が実施した令和3年度「子供の学習費調査」によると、公立小学校に通う児童の1年間の学校外活動費(習い事にかかるお金)は年間約24万8000円(約2万1000円/月)、公立中学校に通う生徒では年間約36万9000円(約3万1000円/月)でした。
 
小学生と中学生の子ども2人がいる家庭では、平均で毎月約5万円を習い事に支払っていることになります。
 
今回の記事では人気の習い事とそれにかかる費用も参考にしながら、習い事にかかるお金を節約する方法を紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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習い事にかかるお金の平均と人気の習い事

習い事にかかるお金は子どもの年齢や地域によって異なります。各年齢で人気の習い事と、それにかかる費用の相場は以下の通りです。なお、かかる費用は教室によっても大きく異なるので1つの例として参考にしてください。
 

幼稚園児

人気の習い事と費用(月額)
1位 スイミングスクール(5000円~8000円)
2位 英会話・英語教室(5000円~1万5000円)
3位 体操(5000円~1万円)

※習い事情報検索・予約サイト「コドモブースター」の調査結果より
 

小学生

人気の習い事と費用(月額)
1位 スイミング・水泳(5000円~8000円)
2位 英語・英会話(6000円~8000円)
3位 ピアノ(5000円~1万2000円)

※習い事情報検索・予約サイト「コドモブースター」の調査結果より
 

中学生

中高生の習い事は幼稚園児、小学生よりもさらに通う教室によって金額に差があるので、あくまでも目安と思ってください。
 

人気の習い事と費用(月額)
1位 学習塾・教室(5000円~1万5000円)
2位 音楽教室(ピアノなど)(5000円~2万円)
3位 英語・英会話教室(1万円~2万5000円)

※「学研教育総合研究所」の調査結果より、()内は筆者調べ
 

高校生

1位 学習塾・教室(6000円~1万5000円)
2位 通信教育(5000円~1万2000円)
3位 音楽教室(ピアノなど)(5000円~2万円)

※「学研教育総合研究所」の調査結果より、()内は筆者調べ
 

習い事のお金を節約する方法4選

冒頭で紹介した通り、文部科学省の調査によると、子どもの保護者は、公立小学校に通う小学生は毎月2万1000円、公立中学に通う中学生は毎月3万1000円を習い事に支払っているという結果となっています。
 
なお、同調査ではそれぞれ公立の幼稚園児は毎月約8000円、高校生は毎月約1万7000円という結果です。物価が上昇している昨今、習い事にかかるお金が少しでも節約できたら助かりますよね。ここからは習い事のお金を節約する方法を4つ紹介します。
 

1.長期休みの集中講座にだけ参加する

習い事の中には夏休みなど長期休みに集中講座が行われるものもあります。特に水泳は多くのスイミングスクールで短期講座が行われます。
 
1回あたりの料金は割高に感じても、年間通して通うよりは安くなるでしょう。英会話スクールや絵画教室でも夏休みに合わせて短期講座を行うことがあります。
 
短期講座に通ってみて、子どもが楽しんでいて続けたがっている様子であれば、継続を検討してみるのもよいでしょう。気になる習い事がある場合は、短期講座が用意されていないか、ぜひ1度調べてみてください。
 

2.新学期などキャンペーンの時期に始める

短期講座ではなく長期で通う場合も、始める時期によってお得になる方法があります。
 
それは年に数回行われる入会キャンペーンを利用することです。塾や習い事、通信教材では4月や7月、1月といった学期の切り替わり前後に入会キャンペーンが実施されることが多いです。入会金が無料になり数万円お得になることもあります。
 
このようなキャンペーンがない習い事もありますが、検討している習い事の教室でそのようなキャンペーンが行われるかどうかはぜひチェックすることをおすすめします。
 

3.おさがりを活用する

習い事にかかるお金で大きいのは月謝ですが、運動系の習い事などではユニフォームや道具などの準備などにもお金がかかります。兄弟姉妹間で同じ習い事をする場合や、その習い事をしていた友だちが周囲にいる場合はおさがりを活用することで準備費用を抑えることができます。
 
習い事や教室によっては正規のものと多少違っても使用可能な場合もあります。周囲の人や習い事の先生にそれとなく聞いてみてはいかがでしょうか。
 

4.月謝の安い習い事を探す

上で見たように、習い事にかかる金額は習い事の種類や通う教室によって大きく異なります。そのため同じ習い事をする際は月謝が安い教室を選ぶことで節約することができます。
 
また、オンライン英会話であれば英会話の教室に通うよりかなり安い値段で英語を学ぶことができます。同様に、塾よりも通信教育の方が安くなることが多いです。
 
子どもが納得するのであれば、安いほうを選びたいのが親の本音ですよね。ぜひいろいろな教室を調べて比較し、複数の選択肢から納得できる習い事を選んでください。
 

習い事にかかるお金を節約して家族みんなハッピーに

習い事は子どもにとって家や学校ではできない体験ができる貴重な場所です。習い事によって将来の可能性が広がることもあります。しかし、習い事にかかるお金は月々必要となる固定費であり、数万円単位と額が大きいため家計への影響は見逃せません。
 
今回の記事を参考に、習い事にかかるお金を少しでも節約して、家族みんなにとって有意義な習い事になるような選択をしてください。
 

出典

文部科学省 令和3年度子供の学習費調査の結果を公表します

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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