更新日: 2023.08.11 その他暮らし
スマホ修理は「高額請求」になる場合も…購入時の「補償」はつけた方がお得なの?
そのようなときのために「スマホの補償」があるわけですが、つけるほうが本当にお得なのかと、迷っている方も多いはずです。
そこで本記事では、スマホの修理費用と補償金額を比較したうえで、補償をつけるべきか否かについて、解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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スマホの修理にかかる費用
まず、スマホのよくある修理内容と費用相場についてみてみましょう。
表1
※筆者作成
スマホの修理費用は、おもに修理内容や機種、修理を依頼するお店によって異なります。
ハイスペックで端末価格が高いモデルほど、修理費も高くなる傾向があります。
場合によっては、8万円以上と、高額になってしまうこともあります。
スマホの補償にかかる費用
スマホの補償にかかる金額は下記のとおりです。
表2
※税込み、筆者作成
補償をつけると、修理にかかる費用は、通常よりもお得になります。表2をみると、最大でも1万2900円です。
保障プランに入ると、機種によって、月額料金が330〜1600円かかります。年間で考えると、3960〜1万9200円です。故障がなくて加入年数が長くなるほど、月額料金はかさんでしまいます。
結局どちらがお得?
結局のところ、修理が必要になった場合は、補償をつけていたほうがお得ですが、故障などがなく使える場合には、つけないほうがお得となります。
そのため、スマホの普段の使い方や機種、環境によって、補償をつけるべきかどうかは変わります。
スマホに補償をつけたほうが、お得になる可能性が高いのは、以下のような人です。
●水回りでスマホを使うことが多い人
●スマホをうっかり落としてしまうことが多い人
●端末代金の高額なハイスペックスマホを購入した人
●小さなお子さんがいる人
一方、スマホに補償をつけないほうが、お得になる可能性が高いのは、以下のような人です。
●スマホを短期間で乗り換える人
●低価格のスマホ端末を購入した人
●丈夫なコーティングやケースをつける人
●スマホを使う頻度が低く、壊れる心配が少ない人
●テレワークなどで家にいることが多い人
ご自身の状況に合わせて補償の有無を決めましょう
スマホに補償をつけるかどうかは、お使いの機種や普段の使い方などから、決めることをおすすめします。
基本的には、故障の可能性が低ければ、つけないほうがお得になり、故障のリスクが高い場合は、つけたほうがお得になる可能性が高いといえます。
また、端末代が高額なスマホほど、修理費も高額になるため、ハイスペックなものを購入する際は、補償をつけたほうが安心できるでしょう。
補償は、絶対につけなければならないというものではないため、ご自身の状況を考慮したうえで、つけるかどうかを検討してください。
出典
株式会社NTTドコモ
ケータイ補償サービス
smartあんしん補償
ソフトバンク株式会社 あんしん保証パックサービス
KDDI株式会社 au 故障紛失サポート with Cloud
楽天モバイル株式会社
スマホ交換保証プラス
故障紛失保証 with AppleCare Services
Apple Japan合同会社 Apple AppleCare製品
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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