更新日: 2023.08.14 その他暮らし

新卒で夏休みは帰省しますが、「職場へのお土産」って買うものですか? 人数が多いので、同じ部署の人たちにだけ買えばよいでしょうか?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

新卒で夏休みは帰省しますが、「職場へのお土産」って買うものですか? 人数が多いので、同じ部署の人たちにだけ買えばよいでしょうか?
夏休みに旅行や帰省を予定している人も多いのではないでしょうか。そんなときに、職場へのお土産を買ってくるべきかどうかは悩みどころです。世間の人たちは、旅行や帰省の際のお土産をどうしているのでしょう。買う人・買わない人の割合やそれぞれの理由、買う場合の予算やどの範囲までの人に買えば良いのかなどを、アンケートをもとに紹介します。
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旅行や帰省のお土産を買う人・買わない人の割合

ベースメントアップス株式会社が230人の社会人を対象に行った「仕事に関する意識調査」によると、職場に旅行のお土産を買う人は53%、会社全体に買う人は13%、仲の良い人のみに買う人は8%で、対象は誰であれ「買う」と回答した人は74%に及びました。
 
逆に「買わない」と答えた人は26%で全体の約4分の1に該当します。お土産を買う対象はいつも一緒に仕事をしている人に対してという人が多いようです。
 
会社の規模が小さければ全体に配れる量のお土産を買うことができるかもしれませんが、大企業の場合は難しく、現実的ではありません。そのような場合は一緒に働く部署の人の分だけを用意すれば問題ないでしょう。仲が良い人のみなど一部の人だけに買う場合は、渡すタイミングや渡し方を考えないとトラブルになる可能性があるため注意が必要です。
 
また、マイナビがマイナビニュース会員219人に対して行ったアンケートによれば、お土産を買う予算は1000円以上2000円未満と2000円以上3000円未満が同率で最も多く、それぞれ29.3%でした。
 
3位は5000円以上で14.6%、4位は3000円以上4000円未満で11.5%、5位は4000円以上5000円未満で10.2%との結果になりました。お土産を買う場合の予算は1000円~3000円程度が一般的のようです。
 

職場にお土産を買う・買わない理由

職場にお土産を買ってくると答えた人・購入しないと答えた人には、それぞれどのような理由があるのでしょうか。
 
・お土産を買うことが慣例になっている
お土産を買ってくると答えた人の中には、職場でお土産を買うことが慣例になっているからという理由の人がいました。他の人も帰省や旅行に出かけるとお土産を買ってくるため自分もそれに従う、他の人が買ってくるので自分だけ買わないわけにはいかないという理由です。他の人が買ってきたお土産を自分ももらうことになるので、お返しという意味も含めて買う人もいるのかもしれません。
 
・職場の人への感謝の気持ち
自分が休んでいる間に上司や同僚に仕事を代わってもらったり助けてもらったりした感謝やお詫びの気持ちでお土産を買うと答えた人もいました。また、お土産を買ってくることで同僚との話の種になり、良いコミュニケーションを取れるきっかけになると答えた人もいます。仕事をするうえで、コミュニケーションが円滑に進めば自身にとっても働きやすい環境になるなどメリットも多いでしょう。
 
・名産品や特産品がある
帰省先や旅行先にみんなが喜ぶ名産品や特産品があるという人もいるでしょう。購入してきたお土産が上司や同僚に評判が良く喜ばれるので、と答えた人もいました。
 
逆に、お土産を買わないと答えた人にもさまざまな理由がありました。帰省先が県内と近場だから、金銭的な余裕がない、名物がない、いちいち買っていたらきりがないから、お土産はトラブルのもとになり得るので会社が禁じている、などです。
 

お土産を買うかどうするかは職場の慣習も考慮して

夏休みに旅行や帰省した場合に職場にお土産を買うべきかどうかは、職場の慣習によっても変わってきます。新卒の場合は職場の人がお土産を買ってきたかどうかなど先輩の対応にアンテナを張り、その結果によって購入するか否かを検討しましょう。親しい先輩などに相談するもの良いでしょう。
 
会社によっては、トラブル防止のためにお土産を買うことを禁じている場合もあるので注意が必要です。お土産を買うと決めたら、いつも一緒に働いている人に渡すことを念頭に考え、メンバーに全員に行き渡る個包装のものを買うこともポイントです。
 

出典

マイナビニュース 今年の夏休み、職場へお土産は買う? 予算はいくら??
ベースメントアップス株式会社 お土産についての調査(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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