更新日: 2023.08.16 その他暮らし

「そうめん」「うどん」「ひやむぎ」の違いって? コスパがいい麺はどれ?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

「そうめん」「うどん」「ひやむぎ」の違いって? コスパがいい麺はどれ?
日本では気軽に食べられるめんとして、「そうめん」と「うどん」、「ひやむぎ」などがあります。いずれも1食当たりの値段が安く、料理するときもさまざまな方法でアレンジ可能です。食生活に取り入れやすい食材であるといえますが、実際に最もコスパがよいのは3つのうちどれなのでしょうか。
 
本記事ではそれぞれの違いと、そうめん、うどん、ひやむぎのうち最もコスパがよいものについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

そうめん・うどん・ひやむぎの違いとは

そうめん、うどん、ひやむぎは材料が同じで、小麦と塩、水を使用しています。農林水産省が定めたJAS規格の「乾めん類品質表示基準」を見ると、直径1.3ミリ未満のものが「そうめん」、1.7ミリ以上あるものが「うどん」、直径1.3ミリ以上1.7ミリ未満のものが「ひやむぎ」です。
 
ただし、手延べうどんは直径1.7ミリ以上、手延べそうめんや手延べひやむぎの場合は直径1.7ミリ未満で問題ありません。
 

・生めんやゆでめんについては基準がない

生めんやゆでめんには表示基準がありません。そのため、一般消費者に誤解されない範囲内であれば自由に呼べます。
 

・製造方法による違い

製造方法はひやむぎとうどんは同じで、生地を平らにしたうえで畳んでから切ります。そうめんは生地に油を塗ってから巻き取り、細く伸ばしてめんにした後で干すという流れです。そのため、ひやむぎやうどんの断面は四角く、そうめんは断面が丸いのが特長となっています。
 

コスパのよさを比較

そうめん、うどん、ひやむぎはいずれも低価格で購入しやすいです。そこで、賞味期限と値段、2つの面から見てコスパが最も良いものを挙げてみました。
 
比較すると、総合的にコスパ最強なのは賞味期限が長く、値段も中間の「そうめん」であるといえるかもしれません。賞味期限や値段に関しては以下のとおりです。
 

・そうめんが最も長持ちする

今回解説した3つのめんのうち、賞味期限が最も長いのはそうめんです。製品によって違いはありますが、うどんが1年と最も賞味期限が短く、つづいてひやむぎの1年半、そうめんの2年となっています。ただし、いずれも乾めんの場合です。そのため、セールのときなどにまとめて購入しておくとお得といえるでしょう。
 
生麺であれば、未開封の状態で賞味期限内に冷凍しておくと、冷凍開始から1ヶ月程度はおいしく食べられます。
 

・値段はうどんが最も安い

値段でも比較してみましょう。今回、「ネット購入」かつ「1kg分」、「乾めん」を条件に最安値をチェックしてみました。その結果、そうめんが322円、うどんが289円、ひやむぎが375円となっており、最も安いのはうどんです。
 
ただ、ネット以外で購入する場合、これより安いものがある可能性はゼロではありません。そのため、近くのスーパーなどで最安値を確認、比較しておくのもよいでしょう。
 

そうめんをまとめ買いして節約するのもあり

そうめん、うどん、ひやむぎは材料が同じで、そのままでもアレンジしても食べやすいものです。また、値段もそれぞれ安いのでまとめ買いできてお得といえます。
 
これら3つの賞味期限と値段を比較し、総合的に「コスパ最強」といえるものを選ぶなら、賞味期限が約2年(乾めんの場合)と長く、値段も中間である「そうめん」なのかもしれません。
 

出典

農林水産省 農林物資規格調査会部会 品質表示基準の見直しについて「乾めん類」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集