更新日: 2023.08.21 その他暮らし

夏、窓を開けっぱなしにしていませんか?現金がなくても気をつけて!空き巣に「盗まれやすいもの」

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

夏、窓を開けっぱなしにしていませんか?現金がなくても気をつけて!空き巣に「盗まれやすいもの」
空き巣の目的は、現金だけではなく、バッグやカード類、衣類まで、多岐にわたります。そのため、事前に盗まれやすいものを理解したうえで、しっかりと対策をとることが必要です。
 
本記事では、空き巣で盗まれやすいものを紹介して、適切な対策法をお伝えします。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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空き巣で盗まれやすいものは現金だけじゃない

空き巣被害と聞くと、現金を盗まれるイメージが強いですが、そのほかの物品も対象になります。現金以外に盗まれやすいものは、下記のとおりです。

・バッグ
・カード(クレジットカードやキャッシュカード)
・貴金属・宝石
・預金通帳
・商品券
・身分証明証

お金に換えやすいバッグや商品券だけではなく、個人情報が分かる身分証明証も狙われます。現金だけではなく、各種貴重品も、持ち運びにくい金庫に入れたり、見つかりにくい収納方法にしたりするように心がけましょう。
 

空き巣の侵入方法は大きく分けて3パターン

そもそも空き巣に入られないように、家の防犯対策を見直しておきましょう。
 
空き巣の侵入方法は3パターンあり、もっとも多い割合を占める方法は、ガラス破りです。愛知県住宅防犯対策協議会のデータによると、令和4年中に、愛知県の住宅を対象とした侵入盗の39%が、ガラスを破って侵入しています。
 
次いで多いのは、無施錠の箇所からの侵入です。同データによると、全体の30%を占めています。そして、3番目に多い侵入方法は、ドア錠を破っての侵入で、11%を占めています。玄関ドアを工具でこじ開けて、侵入するケースが見られます。
 
施錠をしていれば、空き巣被害に遭わないと考える人が多く見られますが、犯人は、常識では考えられない方法を使って家屋に侵入して、大切なものを奪っていきます。そのため、施錠だけではなく、入念な対策が必要です。
 

空き巣被害を防ぐ対策法は五つ

本記事では、空き巣に狙われにくい家をつくるために実践できる、おすすめの対策法を五つ、ご紹介します。簡単な工夫ばかりですので、ぜひ取り組んでみてください。
 

鍵の保管場所を徹底する

鍵の紛失を防ぐために、玄関ポストや植木鉢などにしまっている方は、保管場所を見直しましょう。空き巣は、入念な下調べのうえで犯行におよびます。普段、なにげなく鍵を保管している光景を、目撃されている可能性もあります。
 
鍵は、自宅内の定位置に保管したり、いつも使用するバッグに必ず入れたりして、しっかり保管しましょう。
 

センサー付きライトを設置

ホームセンターやネットで購入できる、センサー付きライトの設置もおすすめです。誰かが近づいたときに点灯するライトを、玄関や裏庭に設置しておくと、夜間の侵入を防げます。
 

補助錠を取り付ける

メインの鍵だけではなく、補助錠を、玄関ドアや窓に取り付けましょう。鍵が2個以上あると、侵入に時間がかかるため、泥棒は嫌がります。
 
また、ドアの隙間に工具を差し込みにくくするために、ガードプレートの取り付けもおすすめします。補助錠やガードプレートは、業者に頼まなくても、自分で取り付けられますので、ぜひ導入しましょう。
 

窓に防犯フィルムを貼る

もっとも多い空き巣の侵入経路は、窓を破ることです。そのため、窓に防犯フィルムを貼ると、ガラスが割れにくくなり、侵入に時間がかかるため、泥棒は嫌がります。
 
防犯フィルムも、自分で貼り付け可能ですが、きれいに貼りたい場合や、より防犯効果を高めたい場合は、業者への依頼をおすすめします。
 

庭先に砂利を敷く

一戸建ての場合、家の庭に砂利を敷くという方法がおすすめです。砂利は、歩く度に音がするため、泥棒は侵入を避ける傾向があります。
 
ホームセンターでは、防犯に適した砂利を販売しています。特に窓付近や、死角にある箇所の足元には、砂利を敷く対策が適しています。
 

まとめ

現金以外にも、お金に換えやすい物品や、個人情報が分かる貴重品も、狙われる可能性があります。大切なものを奪われないために、万全の対策をとっておくことをおすすめします。
 
また空き巣は、侵入しやすい家を調べてから、犯行におよびます。侵入しにくい環境づくりを徹底しましょう。
 

出典

愛知県住宅防犯対策協議会 住宅を狙った盗難被害の発生状況
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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