更新日: 2023.08.25 その他暮らし

冠婚葬祭用のスーツを買うのは「むだ」だと思ってしまいます… レンタルのほうがコスパがよいのは本当ですか?

冠婚葬祭用のスーツを買うのは「むだ」だと思ってしまいます… レンタルのほうがコスパがよいのは本当ですか?
結婚式やお葬式などの冠婚葬祭は、昨今、カジュアルになってきているとはいうものの、やはりフォーマルな服装が無難でしょう。フォーマルな場に出席するシーンに備えて、専用のスーツを購入しようと考えている方も多いのではないでしょうか。
 
しかし、着る頻度が低い礼服やスーツを、わざわざ高いお金をかけて購入することに心理的な抵抗を覚える人も少なくありません。
 
冠婚葬祭用のスーツを購入することに抵抗があり、コストパフォーマンスを重視している人は、スーツのレンタルサービスを利用するのがおすすめです。実際に、近年は冠婚葬祭用のスーツなどをレンタルできるサービスが注目されています。
 
こちらの記事では、低予算で冠婚葬祭用の服装を調達する方法として、スーツのレンタルサービスについて解説していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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最近はスーツのレンタルサービスが増えている

結婚式など、フォーマルなシーンではスーツを着用することが多いでしょう。冠婚葬祭用のスーツを持っていない人は、冠婚葬祭へ出席するにあたり購入を検討することになります。また、一度買ってサイズが合わなくなってしまった人も、新しく買い直す必要に迫られるでしょう。
 
しかし、スーツのレンタルサービスを利用すれば、わざわざ購入する必要はありません。必要なときに単発でレンタルできるため、わざわざ購入する手間と、購入する費用を抑えることができます。
 
株式会社rentryの調査によると、レンタルしたスーツの価格帯と利用目的として多かった回答は下記のとおりです。

【価格帯】

1位:5000円~1万円
2位:1万円~2万円
3位:3000円~5000円
4位:2万円~3万円
5位:3万円~4万円

【利用目的】

冠婚葬祭用:52.3%
おしゃれ着用:18.2%
入学式や卒業式用:13.6%
普段着用:10.8%
デート用:1.1%

5000円~1万円の価格帯でレンタルしている人が多く、利用目的は大半が冠婚葬祭となっています。わざわざ冠婚葬祭用のスーツを購入したくない場合は、都度レンタルするという選択肢も、充分に検討する余地があるでしょう。
 

冠婚葬祭が年2回以下ならレンタルを検討

冠婚葬祭用のスーツの費用相場は3万円〜5万円程度です。スーツの買い替えタイミングは、4〜5年程度が一般的といわれています。
 
つまり、20歳の人が5万円のスーツを5年後に買い替え、仮に40歳までの値段を算出すると、必要なスーツの総額は25万円となります。20年で25万円であれば、1年あたり、1~1.5万円の費用が発生していることになります。また、クリーニング費用などのランニングコストも発生する点も加味する必要があります。
 
スーツのレンタル料金はまちまちですが、相場の5000円とした場合、冠婚葬祭の頻度が年2回以下なら、レンタルの方がお得でしょう。そのため、冠婚葬祭が「年2回あるかどうか」という人は、専用のスーツを持たないことを検討すると良いでしょう。
 
さらにスーツを購入すると保管する場所も必要になることから、レンタルだと「場所的なコスト」もかからないメリットがあります。「余計なモノを持たず、家の中はスッキリさせておきたい」「スーツをクリーニングに出すのは面倒」という人も、スーツのレンタルサービスの活用が可能でしょう。
 

まとめ

年に1度着るか分からない頻度のために、わざわざ冠婚葬祭用のスーツを購入する必要は必ずしもありません。冠婚葬祭の頻度によっては、レンタルサービスを利用した方が安く済む可能性があります。また、レンタルサービスであれば、わざわざスーツを自宅で保管する手間もありません。
 
冠婚葬祭用のスーツ購入を検討している方は、合わせてレンタルサービスの活用も検討してみてください。
 

出典

株式会社rentry 【157人にアンケート】洋服レンタルするときのポイントは?人気アイテムや意識したこと、価格帯を調査しました!
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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