外出前になっても服が乾かず「ドライヤー」で乾かしました…電気代はどれだけかかりますか?

配信日: 2023.08.27 更新日: 2023.08.28

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外出前になっても服が乾かず「ドライヤー」で乾かしました…電気代はどれだけかかりますか?
着ようと思っていた服が外出前に乾かず、ついドライヤーで乾かした経験がある人もいるのではないでしょうか。しかし、そのような場合、どのくらいの電気代がかかるのか、気になる人もいるでしょう。
 
本記事ではそのような人に向けて、服をドライヤーで乾かした際にかかる電気代を算出しつつ、なるべく早く乾かす方法について紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ドライヤーで服を乾かした場合の電気代は

ドライヤーでぬれている服を乾かした場合にかかる電気代については、いくつかの条件を考慮する必要があります。まず、乾かしたい衣類がどの程度ぬれているのかがポイントです。少し湿っている程度なのか、かなりぬれている状態なのかによって、乾くまでにかかる時間が異なるでしょう。本記事では15分間、ドライヤーを使用したと仮定します。
 
また、使用するドライヤーの消費電力によってもかかる電気代は左右されるでしょう。一般的にはドライヤーの消費電力は700W~1200Wのものが多いため、本記事では消費電力が700Wと1200Wそれぞれのモデルのドライヤーを使用した際にかかる電気代を算出します。
 
電気代は「1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(時間)× 料金単価(円/kWh)」という計算式に当てはめることで計算可能です。
 
なお、料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会によって定められている、全国平均の電気料金単価(31円)を採用します。この計算式に当てはめると、消費電力が700Wのドライヤーを使用した場合の電気代は「0.7×0.25×31=5.425」となり、約5円かかると分かるでしょう。一方、消費電力が1200Wのドライヤーを使用した場合は「1.2×0.25×31=9.3」となり、約9円かかることが分かります。
 

なるべく早く服を乾かす方法とは

ドライヤーを使用してぬれている服を乾かす場合は、ただドライヤーの風をあてるのではなく、袋を活用することで早く乾燥させられるでしょう。この方法で乾燥させる場合は、まず、乾かしたい衣類が入る大きさの袋を用意し、底の両端を切ります。次に袋の中に衣類を入れ、袋の口部分からドライヤーを入れて風をあてましょう。
 
このような工夫をすることで熱を逃がさずに風を送れるため、効率よく衣類を乾かすことが可能です。なお、この方法で服を乾かす場合は、ドライヤーの熱で袋が溶けないように厚めのビニール袋を用意することや、手をやけどしないように軍手などを使いましょう。
 
また、ドライヤーを袋に入れたままにすると火災の原因になる恐れもあるため、使用中は目を離さないようにしましょう。上記のような方法以外にも、乾かしたい衣類がかなりぬれている場合は、ドライヤーを使う前にタオルで水分をできるだけ吸収したり、洗濯機の脱水機能を活用して水分を絞ったりすることも早く乾燥させる効果が期待できるでしょう。
 

ぬれた衣類は工夫して乾かそう

ドライヤーを使ってぬれた衣類を乾かす場合は、ただ風をあてるだけでなく、本記事で紹介した袋を活用する方法を取り入れることで時間短縮になり、効率よく乾燥させられるでしょう。ただし、ドライヤーを使う際は火災ややけどなどに気を付けることが必要です。また、タオルや脱水機能を事前に活用して、ドライヤーを使う前にできるだけ衣類の水分を取り除くなどの工夫をするのもよいでしょう。
 

出典

公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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