更新日: 2023.08.28 その他暮らし

「家庭用プール」で残りの夏も乗り切れそう!でも水道代が怖い…市民プールを利用した方がお得?

「家庭用プール」で残りの夏も乗り切れそう!でも水道代が怖い…市民プールを利用した方がお得?
夏も終わりかけですが、猛暑が続き、暑い日に入りたくなるのがプールです。暑い季節に冷たいプールで遊ぶと、体も冷えて、気持ちよく過ごせます。子どもたちとの思い出作りにもぴったりです。
 
しかし、プールに入るとなると、家庭用のビニールプールを使うのか、市民プールなどの外のプールへ遊びに行くのかを、悩む人もいます。なるべく安くすむほうを利用したい人も少なくありません。
 
今回は、家庭用プールと市民プールの費用について、解説していきます。それぞれのメリットもご紹介しますので、どちらにするのかを決める際の、参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

家庭用プールと市民プールで必要な費用

家庭用プールと市民プールでは、必要な費用の項目が違います。家庭用プールでは水道代で、市民プールはプールの利用料金です。
 
今回は、家族で毎週末にプールで遊ぶと仮定して、それぞれの費用を解説していきます。小学生一人と両親の三人家族が、1ヶ月に8回利用すると仮定して計算していますので、参考にしてみてください。
 

家庭用プールでかかる費用

家庭用プールの大きさによって、水道代はかなり変わります。ここで例にしているのは、トイザらスで販売されている家庭用プールです。
 
家庭用プールの大きさは305×183×56センチで、水は、プールの6割で、1050リットル入ります。水道代の求め方は、東京都水道局が掲載している計算方法に従い、計算式は(基本料金+従量料金)×1.10(消費税)です。呼び径を一般的な20ミリとします。
 
また、従量料金は立方メートルで求められます。1立方メートルは1000リットルですので、1050リットルは1.05立方メートルです。月に8回使うため、1.05×8=8.4立方メートルとなります。
 
東京都水道局の呼び径20ミリの基本料金は1170円です。1〜5立方メートルまでは、従量料金はかかりません。6~10立方メートルの間は、1立方メートルごとに22円かかりますので、6~8立方メートルの従量料金は22円×3=66円です。
 
これをもとに計算すると、1ヶ月間家庭用プールを使用した際の水道代は(1170+66)×1.10=1359.6円となります。
 
これに、下水道料金を加えたものが、かかる費用です。下水道料金は0~8立方メートルまでは560円ですので、合計1359.6+560=約1920円かかります。
 

市民プールでかかる費用

東京都内にある健康センターの、プール利用料金を例とします。休日の2時間利用で、一般550円、小学生は280円です。大人は2人なので、550×2+280=1380円となり、1ヶ月の使用料金は1380×8=1万1040円かかります。今回の例の場合では、家庭用プールのほうが、費用を抑えられる計算です。
 

家庭用プールと市民プールのメリット

家庭用プールは、遊びたいときに、準備しやすいことが魅力です。また、プールに遊びに行くよりも、自宅で遊んだほうが安くすむので、経済的です。市民プールでは、年齢制限がある場合がありますが、家庭用プールならば、対象年齢に入っていれば、小さな子どもでも遊べます。
 
市民プールには、流れるプールやウォータースライダーなど、楽しいアトラクションがあるところが魅力です。屋内プールの場合は、天候を気にする必要もありません。子ども用の浅いプールがあるところもあります。
 

遊び方に合わせて使いやすいほうを選ぼう!

今回の例では、費用だけでみると、家庭用プールのほうが低く抑えられるという結果でした。しかし、遊べる内容では、市民プールのほうが豊富な傾向があります。家庭用プールも市民プールも、共に魅力がありますので、状況に応じて判断することをおすすめします。
 

出典

日本トイザらス株式会社 トイザらス 「INTEX スイムセンター ファミリープール」
東京都水道局 手続き・料金 「水道料金・下水道料金の計算方法(23区)」
墨田区公式ウェブサイト 「すみだスポーツ健康センター」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集