更新日: 2023.08.28 その他暮らし

「家庭用プール」で残りの夏も乗り切れそう!でも水道代が怖い…市民プールを利用した方がお得?

「家庭用プール」で残りの夏も乗り切れそう!でも水道代が怖い…市民プールを利用した方がお得?
夏も終わりかけですが、猛暑が続き、暑い日に入りたくなるのがプールです。暑い季節に冷たいプールで遊ぶと、体も冷えて、気持ちよく過ごせます。子どもたちとの思い出作りにもぴったりです。
 
しかし、プールに入るとなると、家庭用のビニールプールを使うのか、市民プールなどの外のプールへ遊びに行くのかを、悩む人もいます。なるべく安くすむほうを利用したい人も少なくありません。
 
今回は、家庭用プールと市民プールの費用について、解説していきます。それぞれのメリットもご紹介しますので、どちらにするのかを決める際の、参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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家庭用プールと市民プールで必要な費用

家庭用プールと市民プールでは、必要な費用の項目が違います。家庭用プールでは水道代で、市民プールはプールの利用料金です。
 
今回は、家族で毎週末にプールで遊ぶと仮定して、それぞれの費用を解説していきます。小学生一人と両親の三人家族が、1ヶ月に8回利用すると仮定して計算していますので、参考にしてみてください。
 

家庭用プールでかかる費用

家庭用プールの大きさによって、水道代はかなり変わります。ここで例にしているのは、トイザらスで販売されている家庭用プールです。
 
家庭用プールの大きさは305×183×56センチで、水は、プールの6割で、1050リットル入ります。水道代の求め方は、東京都水道局が掲載している計算方法に従い、計算式は(基本料金+従量料金)×1.10(消費税)です。呼び径を一般的な20ミリとします。
 
また、従量料金は立方メートルで求められます。1立方メートルは1000リットルですので、1050リットルは1.05立方メートルです。月に8回使うため、1.05×8=8.4立方メートルとなります。
 
東京都水道局の呼び径20ミリの基本料金は1170円です。1〜5立方メートルまでは、従量料金はかかりません。6~10立方メートルの間は、1立方メートルごとに22円かかりますので、6~8立方メートルの従量料金は22円×3=66円です。
 
これをもとに計算すると、1ヶ月間家庭用プールを使用した際の水道代は(1170+66)×1.10=1359.6円となります。
 
これに、下水道料金を加えたものが、かかる費用です。下水道料金は0~8立方メートルまでは560円ですので、合計1359.6+560=約1920円かかります。
 

市民プールでかかる費用

東京都内にある健康センターの、プール利用料金を例とします。休日の2時間利用で、一般550円、小学生は280円です。大人は2人なので、550×2+280=1380円となり、1ヶ月の使用料金は1380×8=1万1040円かかります。今回の例の場合では、家庭用プールのほうが、費用を抑えられる計算です。
 

家庭用プールと市民プールのメリット

家庭用プールは、遊びたいときに、準備しやすいことが魅力です。また、プールに遊びに行くよりも、自宅で遊んだほうが安くすむので、経済的です。市民プールでは、年齢制限がある場合がありますが、家庭用プールならば、対象年齢に入っていれば、小さな子どもでも遊べます。
 
市民プールには、流れるプールやウォータースライダーなど、楽しいアトラクションがあるところが魅力です。屋内プールの場合は、天候を気にする必要もありません。子ども用の浅いプールがあるところもあります。
 

遊び方に合わせて使いやすいほうを選ぼう!

今回の例では、費用だけでみると、家庭用プールのほうが低く抑えられるという結果でした。しかし、遊べる内容では、市民プールのほうが豊富な傾向があります。家庭用プールも市民プールも、共に魅力がありますので、状況に応じて判断することをおすすめします。
 

出典

日本トイザらス株式会社 トイザらス 「INTEX スイムセンター ファミリープール」
東京都水道局 手続き・料金 「水道料金・下水道料金の計算方法(23区)」
墨田区公式ウェブサイト 「すみだスポーツ健康センター」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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