更新日: 2024.07.29 その他暮らし
スーパーにある「無料の水」は便利でコスパがいい? 無料な理由は?
そこで今回は、スーパーの無料の水のコスパについて、無料の理由や使い方を交えて解説します。また、利用する際の注意点なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
どうして無料なの? スーパーにある無料の水の正体や利用の方法とは
スーパーでは、なぜ無料で水を提供しているのでしょうか。結論からいえば、常に同じスーパーを利用する客の数を増やすのが目的です。無料の水は、最初に購入した専用ボトルに、専用サーバーから給水するシステムです。
専用ボトルに給水するためには、何度も同じスーパーを利用するようになります。店としては、水をもらいに行くついでに、買い物をしてくれることを見込んでいるのです。専用ボトルは、一般的に4リットル前後のものが多く、1本500円前後で手に入ります。このボトルは繰り返し何度でも利用できるため、必要な代金は最初に買うボトル代のみです。
スーパーで無料提供されている水は、多くが「RO水」または「アルカリイオン水」となっています。RO水とは、原料である水道水をろ過して、塩素や不純物、ミネラル成分を除去した水のことです。
アルカリイオン水は、アルカリイオン整水器を使って水道水を加工しており、塩素や不純物を除去して弱アルカリ性に調整しています。RO水もアルカリイオン水も、飲用水として利用することが可能です。
スーパーにある無料の水のコスパを解説
スーパーの無料の水を毎日利用した場合、4リットルの専用ボトルなら1ヶ月で120リットルの節水が可能です。飲用水として利用できるのはもちろん、ほかのことにも利用できます。
たとえば、入浴や洗濯、食器洗いや掃除用の水としても利用可能です。また、観葉植物への水やりや、アウトドアの際の調理や手洗いなど、さまざまな利用法が考えられるでしょう。水をもらいに行くときも、スーパーへの買い物のついでなら、余計な手間や時間がかかると考える必要はありません。結論として、スーパーで提供されている無料の水を利用することは、大変コスパがよいといえるでしょう。
ここに気をつけよう!無料の水を利用するときの注意点を紹介
無料の水を利用するときに注意したいことは、「飲用や調理用に使う場合は早めに使い切ること」「サーバーの給水口やスイッチなどに汚れや雑菌が付着している可能性があること」「サーバーのメンテナンスの状態が不明であること」「給水する専用ボトルの注ぎ口を清潔にすること」の4点です。
スーパーの無料の水を飲用や調理用として利用する場合は、早めに使い切るようにしましょう。これは、無料の水は殺菌成分も除去されているために、傷みやすいのが理由です。そのため、冷蔵庫で保存しても数日程度しか持ちません。中には、具体的に保存期間が指示されている場合もあります。例えば、飲用なら冷蔵保存で3日、常温保存で1日などです。
サーバーは、多くの人が利用するため給水口やスイッチに人の手が触れていることが考えられます。そのため、汚れや雑菌が付着している可能性が高いのです。また、サーバーがきちんとメンテナンスされているかは、利用者からは分かりません。飲用として不安がある場合、調理用や生活用として活用するなどしましょう。
専用ボトルは何度も繰り返し使うため、注ぎ口が汚れている可能性があります。そのままでは、給水する際に雑菌がまじる可能性があるため、注ぎ口は常に清潔な状態を保つように注意しましょう。
コスパの良いスーパーの「無料の水」を利用して節水につなげよう
水は、飲用としてはもちろん、調理や洗濯、お風呂に植物への水やりなど、生活上欠かせません。その水を、最初に専用ボトルを購入すれば、あとは何度でも無料で利用できるのが、スーパーの「無料の水」のシステムです。
買い物のついでにこのシステムを利用すれば、無理なく節水することが可能でしょう。無料の水をコスパよく利用して、節約につなげていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー