更新日: 2023.09.06 子育て

【野球・サッカー・水泳】子どもの習い事にかかる費用はいくら?

【野球・サッカー・水泳】子どもの習い事にかかる費用はいくら?
子どもの習い事は、保護者にとって悩みの1つでしょう。特に経済面での負担がもっとも悩ましい点です。一方で、子どもに好きなことや将来、役立つことを習わせたいと思うのも親心です。
 
本記事では、習い事として人気が高いといわれる、野球・サッカー・水泳にかかる費用の相場を解説します。子どもに習い事をさせたいと考えている人は参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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子どもに習い事をさせるメリットとデメリット

習い事には、一般的に以下のようなメリット・デメリットが考えられます。

◆メリット

・集中力、コミュニケーション、チームワークが身につく
・達成感、成功体験を経験できる
・ルールやマナー、あいさつが身につく

◆デメリット

・経済的負担がある
・遊ぶ時間や勉強する時間が減る
・期待しすぎると子どもにストレスがかかる

将来に役立つ集中力・コミュニケーション能力を身につけられる一方で、放課後の遊ぶ時間や勉強する時間が減るのがデメリットです。
 
また、保護者にとって経済的な負担が増えるのもデメリットといえます。費用を捻出できなかったために、途中でやめさせるといった事態にならないよう、習い事を始める前にはどれくらいの支出が発生するのか確認しておくことが大切です。
 

野球・サッカー・水泳の習い事にかかる費用

スポーツの習い事の中でも人気のあるといわれるのは、水泳・サッカー・野球です。特に水泳は人気があるといわれ、サッカー、野球も根強い人気があるようです。
 
子どもの習い事として、これらの競技はどれくらいの費用がかかるのかを解説します。これらは平均的な金額ですが、地域や所属するチームや団体および施設や指導者などにより異なる場合が多いため、目安として確認してください。
 

野球にかかる費用

子どもに野球をさせる場合、少年野球またはリトルリーグのチームに所属する方法が一般的です。2つの違いは、軟式ボール・硬式ボールどちらを使用するかです。
 
リトルリーグはプロ野球と同じく硬式ボールを使用します。硬式ボール用の野球道具は軟式と比べて価格が高くなります。一般的な少年野球とリトルリーグでかかる費用の内訳と目安は図表1のとおりです。
 
【図表1】

少年野球 リトルリーグ
道具代 ・バット:1~2万円
・グローブ:5000~2万円
・スパイク:1万円
・トレーニングシューズ:1万円
・スポーツバッグ:5000~8000円
・ユニフォーム類:1万5000~2万円
・その他ウェア関係:8000~1万3000円
・バット:2万円
・グローブ:3万円
上記以外は少年野球とほぼ同じ
活動費 ・月謝:2000~4000円
・遠征・合宿費:1回1~2万円
・スポーツ保険:年1000~2000円
・月謝:4000~1万円
上記以外は軟式とほぼ同じ

(筆者作成)
 
少年野球は加入時だけで13万円程度かかり、月謝は年間で2万円以上かかるといわれており、道具も買い替える必要が出てきます。リトルリーグはボールが高く、バットやグローブも高い場合が多いのでさらに割高です。
 

サッカーにかかる費用

サッカーに使用する必須の道具はサッカーボールだけで、それ以外は、ほとんどがウェアなど身につけるものの費用です。サッカーにかかる費用は図表2を参考にしてください。
 
【図表2】

スポーツ少年団 クラブチーム
道具代 ・ボール:3000~4000円
・シューズ:3000~6000円
・ソックス:約2000円
・すねあて:約1000円
・バッグ:5000~6000円
・ウェアやジャージ:3000~1万円
・空気入れ:約1000円
同左
活動費 ・月謝:2000~5000円
・試合参加費:0~1000円
・合宿費:5000~2万円
・月謝:5000~1万円
・試合参加費:0~3000円
・合宿費:1~3万円

(筆者作成)
 
道具は、少年団やクラブチーム、どちらに所属しても3万円前後かかります。活動費は、クラブチームが原則、収益目的なのに対して、スポーツ少年団は運営費をまかなえれば問題ありません。そのため、クラブチームの場合は、少年団より月謝の合計は、年6万円程度高くなります。
 

水泳にかかる費用

スイミングスクールで水泳の習い事をする場合は、図表3の費用が必要です。
 
【図表3】

スイミングスクール
用具代 ・水着:3000~5000円
・スイミングキャップ:1000円
・バッグ:4000円
活動費 ・入会金:0~5000円
・月謝:7000~1万円(週1回)

(筆者作成)
 
泳ぎ方を覚えさせるための習い事であれば、図表3ようにそれほど負担はありませんが、大会に出場する選手クラスになると、遠征費や宿泊費など、費用は大きくはね上がるので注意しましょう。
 

スポーツの習い事の費用は種類によってさまざま、メリット・デメリットも考えて適切に選びましょう

スポーツの習い事は個人競技よりも団体競技のほうが、比較的、費用がかかり、競技や所属団体によっても大きく違うので事前の確認が必要です。
 
費用面だけでなく、習い事をさせる際には、その目的や、子どもの個性、自主性などを知った上で選ぶことも重要です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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