テレビを処分するので、NHK受信料はもう払わなくていい?「解約時」に伝えるだけでいいですか?

配信日: 2023.09.27

この記事は約 2 分で読めます。
テレビを処分するので、NHK受信料はもう払わなくていい?「解約時」に伝えるだけでいいですか?
NHKは、視聴者から徴収した受信料で運営が成り立っています。そのため、視聴している場合は、受信料を支払うことは義務です。
 
しかしテレビがなく、NHKを視聴できなくなった場合には、受信料を支払わなくてよくなるのでしょうか?
 
本記事では、NHK受信料の支払い対象外になる条件と、解約方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

NHK受信料の支払い対象外となる条件は?

NHKとの契約を解除して、受信料の支払い対象外となるための条件は、下記のとおりです。

1. 廃棄・故障などにより、受信契約の対象となる受信機がすべてなくなった場合
2. 受信機を設置した家に誰も住まなくなる場合

そのため、テレビを処分するケースでは、ほかにNHKの放送を受信できる機器の有無が、支払いの対象外になるかどうかを判断するうえで、重要なポイントになります。
 
なお、テレビ以外の受信機の例は、以下のとおりです。

●ワンセグ機能付きの携帯電話・スマートフォン・カーナビ
●チューナー内蔵のパソコン
●テレビアプリの入ったスマートフォン・タブレット

上記のような受信機が自宅になければ、NHK受信料の支払い対象外となります。
 
ちなみに「ワンセグ対応の携帯は持っているけど、映らないから」とか、「パソコンにチューナーは入っているけど、使わないから」といった理由では、解約できません。
 
NHKの放送を受信できる受信機を所有している場合は、契約義務が発生することを覚えておきましょう。
 

NHKにテレビを処分したことを伝えるには?

NHKにテレビを処分したことを伝えて解約するには、まず電話で解約する旨を伝えて、解約届を送付してもらう必要があります。所定の解約届を提出する以外には解約する方法がないため、まずは用紙を入手しましょう。
 
ただし、場合によっては、テレビ以外の受信機の有無など、解約時の状況を詳しく聞かれるため、解約までの時間が長引く可能性もあります。
 
そのため、テレビを処分したことの証拠として「家電リサイクル券」や「買い取り店舗の控え」などは、保管しておくことをおすすめします。
 
また、家族や友人に手渡した場合は、いつ・どこで・誰になど、テレビを渡したときの詳細を尋ねられることもあるため、メモ書きでもよいので、記録しておきましょう。
 

NHK受信料の支払いは受信機の有無がポイント

テレビを処分しただけでは、NHKの受信料を支払わなくてもよいことにはなりません。
 
まずは、ほかにNHKの放送を受信できる受信機がないかを、チェックしましょう。ほかにないようであれば、問題なく解約できますので、NHKふれあいセンターに連絡して、解約届を送ってもらいましょう。
 
そして、解約時に大切なことは、テレビを処分したという証拠です。証拠があれば、スムーズに手続きを進められるでしょう。
 

出典

日本放送協会 NHK よくある質問集 受信契約はどのような場合に解約になるのか
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集