更新日: 2023.09.28 その他暮らし

水道修理業者から見積書以上の請求をされた! 詐欺業者との金銭トラブルを防ぐには?

水道修理業者から見積書以上の請求をされた! 詐欺業者との金銭トラブルを防ぐには?
住宅関連設備や水道など、生活に欠かせないインフラが故障すると焦ってしまいます。修理業者を呼んで作業を依頼したところ、「ぼったくり被害に遭ってしまった」という声は後を絶ちません。
 
悪徳業者や詐欺業者は、依頼者の弱みに付け込んで内容とは見合わない高額な料金を要求してきます。ぼったくり被害に遭わないためにも、依頼者側が正しい知識と対策を知っておくことが重要です。
 
本記事では、修理業者・詐欺業者からの詐欺に遭わないよう金銭トラブルを防ぐ対策などを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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消費者心理に付け込んだ悪徳業者がいる

トイレやキッチンなどの水道などが故障すると、修理業者に依頼するケースがほとんどでしょう。水道修理に関して専門的な知識を持っている人は少なく、また実際にトラブルに見舞われると「一刻も早く直したい」と考えるのは自然なことです。
 
多くの業者では、最初に見積書が提示されます。しかし、実際に修理が完了した後に、見積書以上の修理額を請求されることもあります。
 
また、悪徳業者のなかには、必要以上の作業や部品の交換を提案する業者も存在しており、修理代金に加えて部品交換代などが上乗せされることもあります。このように、修理業者のなかには詐欺的な営業手法を用いて、多額の修理費を請求する業者も存在する点には注意しましょう。
 
実際に、消費者庁のニュースリリースでも「ウェブサイト上では低額な料金を表示しているが、実際には高額な料金を請求するトイレの詰まり修理業者」が存在する旨を注意喚起しているので確認してみましょう。
 

悪徳業者を見分けるためのポイント

悪徳業者との金銭トラブルを回避するためには、未然に防ぐための対策を知っておくことが大切です。以下で、悪徳業者を見分けるためのポイントを解説します。
 

過度に低額な修理業者や疑う

過度に修理代金が低額な修理業者が見つかっても、安易に信用しないようにしましょう。
 
実際に、消費者庁のニュースリリースで注意喚起されている悪徳業者も「水漏れ・つまり修理 関東最安値 220 円(税込)~」という、うたい文句が出されていました。実際に訪問した作業員は作業を行うものの、「追加工事が必要」などと説明して数万~十数万円程度の費用を徴収するのが常とう手段です。
 
広告通りの過度に低額な修理料金で、実際に修理が完了する可能性は低いです。基本の修理料金が安い業者は、悪徳で結果的に高額請求してくる可能性が考えられます。
 

複数の業者から見積もりを取る

複数の業者から見積もりを取ることも、悪徳業者とのトラブルを防ぐうえで重要です。
 
見積もりを取るときには、料金だけでなく「どのような修理を行うのか」を確認することが欠かせません。複数の業者から見積もりを取ることで、修理料金の相場感を把握できるメリットもあります。
 
業者から説明を受けたときに分からない点や疑問点があれば、しっかりと質問して懸念を払しょくすることも大切です。修理費用や作業内容が曖昧な場合は、明確な内容を確認してから依頼しましょう。
 
相場から著しく低い見積書を作成する業者は、追加工事が必要であることを主張し、最終的に一般的な修理料金よりも高額な料金を請求する可能性があります。
 

口コミや評価をチェックする

口コミや評価をチェックすることで、実際の利用者からのリアルな声を把握できます。近年は信頼が可視化されているため、インターネットでの業者の評判やレビューを調査することで、信頼できる業者を選べるでしょう。
 
ぼったくり被害を防ぐためには、評判や口コミを含めた情報収集が欠かせません。
 

まとめ

トイレなどの水道が故障すると、緊急性の高さから冷静に対処できないことがあります。しかし、ぼったくり被害を防ぐためには慎重に業者選びや作業内容の確認を行うことが大切です。実際に消費者庁も注意喚起していることから、「悪徳業者が存在する」ことを念頭に置いておきましょう。
 
もし「詐欺かも?」「ぼったくりかも?」と感じたら、消費者庁や消費者ホットラインに相談することも検討してみてください。
 

出典

消費者庁 ウェブサイト上では低額な料金を表示しているが、実際には高額な料金を請求するトイレの詰まり修理業者に関する注意喚起
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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