更新日: 2023.10.05 その他暮らし

洗濯機はやっぱり「ドラム式」が良い? 縦型より水量が少なくて節約になるけど、汚れは落ちにくいって本当? メリット・デメリットを解説

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

洗濯機はやっぱり「ドラム式」が良い? 縦型より水量が少なくて節約になるけど、汚れは落ちにくいって本当? メリット・デメリットを解説
洗濯機には「ドラム式」と昔ながらの「縦型」があります。ドラム式は節約になるものの、汚れが落ちにくいという話を聞いたことがある人も多いでしょう。両者にはそれぞれメリットとデメリットがあるため、自身の生活に合った方を選ぶことが大切です。
 
そこで今回は、ドラム式と縦型それぞれのメリットとデメリットを詳しく解説します。
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ドラム式洗濯機のメリット・デメリット

ドラム式洗濯機とは、洗濯物の挿入口が斜めや正面にあるタイプの洗濯機です。そのため、洗濯機の前方から洗濯物を入れます。
 

・ドラム式洗濯機のメリット

このタイプのメリットとしてまず挙げられるのは、水道代や電気代を節約できる点です。メーカーや機種にもよりますが、一般的にドラム式洗濯機で使用する水の量は、縦型洗濯機のおよそ半分です。電気代もドラム式は安く抑えられます。
 
たとえば、Panasonic製のドラム式洗濯機であるNA-LX129BL/Rの場合、1回の洗濯で使う水の量は約83L、水道代は約20円です。また、1回の洗濯にかかる消費電力量は約68Wh、電気代は約2.2円かかります。
 
一方、縦型洗濯機であるNA-FA12V2が1回の洗濯で使う水の量は約150L、水道代は約40円です。消費電力は約98Wh、かかる電気代は約3.1円です。
 
また、ドラム式洗濯機の多くには乾燥機が搭載されています。そのため、洗濯した後に洗濯物を干す時間を省ける点もドラム式洗濯機の大きなメリットです。
 

・ドラム式洗濯機のデメリット

ドラム式洗濯機のデメリットとしては、設置スペースを取ることが挙げられます。ドラム式を設置したくてもスペースがないという人も多いでしょう。
 
このことに加えて、ドラム式洗濯機は使用する水の量が少ないことから、洗剤の泡立ちによる洗浄力が縦型ほどには期待できない、色移りしやすい、という意見もあります。
 

縦型洗濯機のメリットとデメリット

縦型洗濯機は、昔ながらの洗濯機です。上部にあるふたを開け、上から洗濯物を入れます。たたき洗いをするドラム式とは異なり、縦型洗濯機はこすり洗い・もみ洗いで汚れを落とします。
 

・縦型洗濯機のメリット

縦型洗濯機は比較的汚れが落ちやすい洗濯機です。その理由としては、縦型洗濯機は水をたっぷり使用すること、洗濯物をこすって洗うことが挙げられます。子どもの服が毎日泥だらけになるというような家庭では、縦型洗濯機が重宝するでしょう。
 
狭いスペースでも設置できるコンパクトさも大きな魅力です。また、縦型洗濯機は比較的安価で、使用する洗濯物の重量に合わせてさまざまなタイプを選べます。
 

・縦型洗濯機のデメリット

一方、デメリットとしては、縦型洗濯機はこすり洗いをするため生地が傷みやすい点が挙げられます。また、水をたくさん使うため、水道代と電気代がかかることもデメリットです。
 

自身のライフスタイルに合った洗濯機を選ぼう!

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機は、どちらも一長一短です。どちらの方が優れているというわけではなく、どちらにもメリットとデメリットがあります。そのため、自身のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
 
稼働中のコスパが良く、洗濯物を早く乾かせるのはドラム式洗濯機です。一方、しっかり汚れを落としたい人は、縦型洗濯機の方が満足できるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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