洗濯機はやっぱり「ドラム式」が良い? 縦型より水量が少なくて節約になるけど、汚れは落ちにくいって本当? メリット・デメリットを解説

配信日: 2023.10.06

この記事は約 3 分で読めます。
洗濯機はやっぱり「ドラム式」が良い? 縦型より水量が少なくて節約になるけど、汚れは落ちにくいって本当? メリット・デメリットを解説
洗濯機には「ドラム式」と昔ながらの「縦型」があります。ドラム式は節約になるものの、汚れが落ちにくいという話を聞いたことがある人も多いでしょう。両者にはそれぞれメリットとデメリットがあるため、自身の生活に合った方を選ぶことが大切です。
 
そこで今回は、ドラム式と縦型それぞれのメリットとデメリットを詳しく解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

ドラム式洗濯機のメリット・デメリット

ドラム式洗濯機とは、洗濯物の挿入口が斜めや正面にあるタイプの洗濯機です。そのため、洗濯機の前方から洗濯物を入れます。
 

・ドラム式洗濯機のメリット

このタイプのメリットとしてまず挙げられるのは、水道代や電気代を節約できる点です。メーカーや機種にもよりますが、一般的にドラム式洗濯機で使用する水の量は、縦型洗濯機のおよそ半分です。電気代もドラム式は安く抑えられます。
 
たとえば、Panasonic製のドラム式洗濯機であるNA-LX129BL/Rの場合、1回の洗濯で使う水の量は約83L、水道代は約20円です。また、1回の洗濯にかかる消費電力量は約68Wh、電気代は約2.2円かかります。
 
一方、縦型洗濯機であるNA-FA12V2が1回の洗濯で使う水の量は約150L、水道代は約40円です。消費電力は約98Wh、かかる電気代は約3.1円です。
 
また、ドラム式洗濯機の多くには乾燥機が搭載されています。そのため、洗濯した後に洗濯物を干す時間を省ける点もドラム式洗濯機の大きなメリットです。
 

・ドラム式洗濯機のデメリット

ドラム式洗濯機のデメリットとしては、設置スペースを取ることが挙げられます。ドラム式を設置したくてもスペースがないという人も多いでしょう。
 
このことに加えて、ドラム式洗濯機は使用する水の量が少ないことから、洗剤の泡立ちによる洗浄力が縦型ほどには期待できない、色移りしやすい、という意見もあります。
 

縦型洗濯機のメリットとデメリット

縦型洗濯機は、昔ながらの洗濯機です。上部にあるふたを開け、上から洗濯物を入れます。たたき洗いをするドラム式とは異なり、縦型洗濯機はこすり洗い・もみ洗いで汚れを落とします。
 

・縦型洗濯機のメリット

縦型洗濯機は比較的汚れが落ちやすい洗濯機です。その理由としては、縦型洗濯機は水をたっぷり使用すること、洗濯物をこすって洗うことが挙げられます。子どもの服が毎日泥だらけになるというような家庭では、縦型洗濯機が重宝するでしょう。
 
狭いスペースでも設置できるコンパクトさも大きな魅力です。また、縦型洗濯機は比較的安価で、使用する洗濯物の重量に合わせてさまざまなタイプを選べます。
 

・縦型洗濯機のデメリット

一方、デメリットとしては、縦型洗濯機はこすり洗いをするため生地が傷みやすい点が挙げられます。また、水をたくさん使うため、水道代と電気代がかかることもデメリットです。
 

自身のライフスタイルに合った洗濯機を選ぼう!

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機は、どちらも一長一短です。どちらの方が優れているというわけではなく、どちらにもメリットとデメリットがあります。そのため、自身のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
 
稼働中のコスパが良く、洗濯物を早く乾かせるのはドラム式洗濯機です。一方、しっかり汚れを落としたい人は、縦型洗濯機の方が満足できるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集