更新日: 2023.10.18 子育て

かかるのは「学費」だけじゃない!お金がかかる部活動ってどんなもの?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

かかるのは「学費」だけじゃない!お金がかかる部活動ってどんなもの?
子どもが中学生や高校生になると、学費以外にも必要なお金が増えます。例えば部活動に入るなら、部費などにお金がかかる場合があるでしょう。本記事では、中学・高校でかかる部活動費用の平均や、特にお金がかかるといわれている部活動をご紹介します。
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部活動費用の相場はいくら?

文部科学省が公表している「子供の学習費調査 令和3年度」によると、公立中学で年間にかかる部活動の費用(教育外費用)は2万4172円、私立中学の場合は3万7172円となっています。
 
月額に換算すると、公立中学は約2000円、私立中学は約3100円です。
 
また、公立高校で年間にかかる部活動の費用は3万9395円で月額約3300円、私立高校は年間4万7013円で月額約3900円です。
 

お金がかかる部活動とは?

部活動では、部費のほかにもさまざまな費用がかかり、「お金がかかる部活動」と「お金がかからない部活動」に分かれます。用具やユニホームを使う部活だと、特にお金がかかるでしょう。
 
例えば、野球部はユニホームのほかに、グラブやスパイク・練習着などを個人で購入する場合が多いです。
 
部活動に力を入れている学校だと遠征や合宿を行うこともあるため、そのための費用もかかります。
 
そのほか、剣道部やテニス部なども、使用する用具の種類が多かったり、買い替えが必要になったりするケースもあるため「お金がかかる部活動」といわれています。
 
文化部でお金がかかる部活動といえば、吹奏楽部です。学校にもよりますが、楽器を個人で購入しなければならない場合は、数十万円というお金がかかります。
 
株式会社マーケットエンタープライズが行った調査によれば、学校所有の楽器を利用する人の割合が68.4%だったことに対し、自身で新品を購入しなければならなかった人の割合が21.2%、中古品を購入した人の割合が3.3%でした。
 
また新品を購入した場合の楽器の平均価格は24万4480円で、中古品の場合の平均価格は11万3487円と、文化部のなかでもかなり大きな費用がかかることが分かります。
 

子どもが好きな部活動に入れるよう準備しておきましょう

陸上部や合唱部・美術部など、あまり用具を使用しない、もしくは学校にあるものを使用できる部活動は、比較的お金がかかりません。
 
しかし、せっかく子どもが興味を持った部活動なら、望み通りにチャレンジさせてあげたい保護者の方も多いのではないでしょうか。
 
中学や高校に入る前から、子どもが何に興味を持っているのかを把握しておくとともに、進学先の学校が力を入れている部活動について確認しておくとよいでしょう。
 

出典

文部科学省 子供の学習費調査 令和3年度 1 学校種別の学習費
株式会社マーケットエンタープライズ 吹奏楽部の活動に関する実態調査 (PRTIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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