更新日: 2023.10.19 その他暮らし

物価高なのにフードデリバリーを利用してるの? 少しでも節約するためのテクニック

物価高なのにフードデリバリーを利用してるの? 少しでも節約するためのテクニック
コロナ禍の外出自粛以降、すっかり日常生活にとけ込んだフードデリバリー。自宅でお店の味を楽しみたいときや忙しいときに便利なサービスですが、物価高騰(こうとう)による節約志向の高まりで、利用頻度(ひんど)を見直したいとお考えの方もいるのではないでしょうか。
 
そこで本記事では、フードデリバリーを利用するときの節約ポイントをご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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節約志向の高まりから食費を見直す人が多い

コロナ禍において広まったステイホームにより、外食を減らして自宅で食事する内食の機会が増えた方も多いことでしょう。
 
積水ハウス住生活研究所が実施した「物価上昇による暮らしの調査(2023年)」によると、アフターコロナにおいても内食がコロナ禍前より増えた・コロナ初期よりさらに増えたと回答した人が82.5%いることがわかりました。内食が定着したことで、フードデリバリーの需要も変わらずに続いています。
 

フードデリバリーの利用は12.1%増加

内食の頻度が高まれば、日々の献立や調理の手間に悩まされることも多いでしょう。そのような背景からフードデリバリーの人気が高まり、同調査においても、コロナ禍以前と比較してフードデリバリーの利用は12.1%の増加が見られました。
 
アフターコロナでも内食は増えたままなので、フードデリバリーは外食にかわるものとして盛んに利用されていると考えられます。
 
その一方で、12.1%がコロナ禍以前よりもフードデリバリーの利用頻度が減少したと回答しました。自炊と比較すると食費がかさみやすいため、節約の観点から利用を控える方も一定数、存在します。
 

フードデリバリーのお得な活用術

何かと便利なフードデリバリーですが、イートインよりも割高な場合も多いようです。各種デリバリーサービスでは1回の配達ごとに手数料を設定しているため、その手数料分が特別価格として上乗せされているためです。
 
したがって、フードデリバリーを多用すると食費がかさみ、家計を圧迫する可能性が高いでしょう。しかし、活用方法を工夫すればお得にフードデリバリーを楽しめます。
 

ピークの時間帯を避ける

配達時にかかる手数料は、店舗からの距離や混雑、天候、配達員の稼働状況など、さまざまな要素で変化します。忙しい時間帯は手数料も高くなりやすいため、ピークをはずして注文するのがおすすめです。また、店舗の人気度によって変わることもあるので、ほかの店舗とも比較してみましょう。
 

割り引きクーポンを利用する

各種デリバリーサービスでは、初回限定や期間限定クーポンなど、さまざまなキャンペーンを実施しています。配達料が無料・半額になるなど、お得に利用できるタイミングを狙って注文してみてはいかがでしょうか。
 

キャッシュレス決済で支払う

フードデリバリーは、ポイント還元率が高いクレジットカード払いや、二次元コード払いといったキャッシュレス決済を利用するのがおすすめです。
 
実店舗での買い物と同様にポイントを貯められるだけでなく、配達員と現金でやりとりする必要がないので商品をスムーズに受けとれます。割り引きクーポンと併用できる場合もあるので、店舗選びの際は決済方法もチェックしてみてください。
 

まとめ

フードデリバリーを活用すれば日々の食卓にバリエーションが生まれますが、頼りすぎると家計を圧迫するため注意が必要です。とはいえ、クーポンやキャンペーンを併用すればお得に利用できる可能性もあります。
 
自宅にいながら人気店の味も楽しめるので、家計と相談しながら上手に活用していきましょう。
 

出典

積水ハウス住生活研究所 物価上昇による暮らしの調査(2023年)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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