更新日: 2023.10.20 その他暮らし

【りんご・みかん・ぶどう】フルーツ狩りで元をとるにはどのくらい食べればいい?

【りんご・みかん・ぶどう】フルーツ狩りで元をとるにはどのくらい食べればいい?
農園に行って、自分で収穫しながら食べられる果物狩りは、誰でも参加できるアクティビティーとして人気があります。時期によっても、収穫できるフルーツが異なるのも魅力のひとつです。
 
本記事では、りんご狩り・みかん狩り・ぶどう狩りで元をとれるかどうかを紹介します。体験することに価値があると分かっていても、できるかぎり元をとりたいと考えている人は必見です。なお、本記事で紹介する価格は全て税込みです。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

りんご狩りで元をとるなら?

農林水産省統計部の「青果物卸売市場調査(日別調査)」によると、令和5年10月16日時点で主要卸売市場のりんご1キログラムあたりの価格は、ふじが480円、つがるが246円でした。
 
りんごは種類によって重さが異なり、1個あたり300~400グラム程度あります。りんご狩りは各農園で食べ放題の料金が異なるものの、目安として大人1人あたり500~1000円かかります(お土産なし)。
 
りんご狩りで多くみられる「ふじ」や「つがる」は個体差があるものの、1個あたり300グラム程度です。おねだんノートの調べでは、ふじの1個あたりの市場価格は、2023年9月23日時点で193円でした。
 
つがるの1個あたりの市場価格は、2022年10月1日時点で138円です。この価格を考慮すると、500円で参加できる農園で300グラムのりんごを食べるなら3~4個、1000円で参加できる農園で300グラムのりんごを食べるなら、6~8個で元をとれるでしょう。
 

みかん狩りで元をとるなら?

農林水産省統計部の同調査では、令和5年10月16日分で主要卸売市場のみかんの価格は1キログラムあたり283円でした。また、おねだんノートの調べによると、みかん1パックあたりの販売価格は2023年1月1日時点で386円となっています。みかんの食べ放題の料金は農園によって異なるものの、大人1人あたり500~1000円かかります(お土産なし)。
 
みかんの重さは、中サイズ1個あたり約100グラム、特大サイズ1個あたり200グラムです。おおよそ1パックで1キログラム程度のみかんが入っているので、おねだんノートの価格を踏まえると、500円で参加できる農園なら中サイズは12~17個、特大サイズは6~8個食べると元がとれます。
 
1000円で参加できる農園の場合は、中サイズは24~34個、特大サイズは12~17個食べると元をとれる計算です。なお、みかんの重さには皮の分が含まれており、りんごと比べると可食部が少ないので中サイズは30グラム、特大サイズは50グラムほど食べられる量が減ります。とはいえ、みかんで元をとるだけの量を食べるのは、難しいといえるでしょう。
 

ぶどう狩りで元をとるなら?

農林水産省統計部の調査によると、令和5年10月16日分で主要卸売市場のぶどうの価格は1キログラムあたり1772円でした。ぶどう狩りの価格は500~3000円程度と品種や時間などによりバラつきがあり、シャインマスカットの食べ放題は3000円程度かかる農園が多いようです。
 
また一般的にスーパーで売られているもので、デラウェアが1房約100グラム、シャインマスカットが1房約300グラム、巨峰が1房約380グラムあります。ただし、大きなものだと1房あたり700グラム近くあり、購入店などにより個体差が大きくなっています。
 
2023年は例年にはない暑さで各農園の収穫時期が重なり、おねだんノートの調べではシャインマスカットの価格が1パックあたり1382円と大幅に下がり(2023年10月14日時点)、2000円で参加できる農園の場合は2房ほど食べれば元がとれる計算になります。
 
デラウェアは、2023年8月26日時点では1パックあたり515円で販売されており、4房ほど食べれば元をとれるでしょう。巨峰に関しては、2023年9月23日時点では754円で販売されているので、3房食べると元をとれる計算です。
 

果物狩りではぶどうが元をとりやすい!

果物狩りと一口にいってもいろいろなフルーツがあるので、元をとるには不向きなものもあります。もちろんフルーツにより個体差があるので、一概に元をとれないとはいえませんが、よほど好きなフルーツではなければ食べ切るのは難しいといえます。
 
特にみかんなどの量を必要とするフルーツでは、元をとれないことも踏まえて挑戦することが大切です。反対に、ぶどうなどの販売価格が高いフルーツは、比較的元をとりやすくなっています。
 

出典

農林水産省統計部 成果物卸売市場調査(日別調査)
おねだんノート

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集