「メガネ外したほうが格好良いよ」と言われましたが、コンタクトレンズは高そうで手が出ません。メガネとコンタクトレンズでは、生涯でかかる金額差はどのくらいですか?
配信日: 2023.10.24
そこで、メガネとコンタクトレンズでは生涯でかかる金額差はどのくらいになるのかということを説明します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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コンタクトレンズの種類と金額
コンタクトレンズは、使い捨てタイプと長期使用できるタイプの2種類があります。使い捨てにはスポーツやイベント、旅行などで時々使う人向けの1日交換タイプと、2週間から1ヶ月交換タイプのものがあり、どちらもハードレンズはなくソフトレンズのみです。
長期使用のコンタクトレンズには、サイズが小さく目に優しいハードタイプと、目になじみやすく外れにくいので運動をする人などにいいとされるソフトタイプがあります。レンズの寿命はハードで約2年から3年、ソフトで1年から2年の期間があるので、すぐ交換しない分洗浄などのケアが必要です。
コンタクトレンズのアイシティ公式サイトによれば、使い捨ての1日交換で1日あたり約165円、年間で約6万円とされています。2週間と1ヶ月交換では1日あたり約77円、年間で約2万8000円となり1日交換よりも半額以上安くなることが分かりました。長期使用では年間約1万6500円円ですが、レンズの寿命は1年から3年だとすると使い捨てよりコスパがいいことが考えられます。
メガネとコンタクトレンズを生涯使用した場合の金額差
厚生労働省の平均寿命国際比較で2021年日本人の寿命は、男性81.47歳、女性87.57歳でした。生涯は個人差があるため、ここでは80歳までを一生涯とします。
コンタクトレンズの金額を分かりやすく10年で計算すると、使い捨てタイプは28万円、長期使用タイプはレンズを2年に1度購入するとして8万2500円です。仮に20歳から80歳までの60年間使うと、使い捨てが168万円、長期使用は49万5000円かかるということになります。
次に、一般的な眼鏡の金額を2万円として考えます。メガネを買い替える時期は、素材や使い方にもよりますが約2年です。2年に1度メガネを購入することとして10年で計算すると10万円、60年使うと30万円となります。フレームが壊れなければ多少劣化しても使えるという点を考えると、コンタクトレンズも圧倒的に安く済む可能性があります。
生涯コンタクトレンズにしたいなら長期使用タイプがおすすめ
運動をするときなど、たまにメガネからコンタクトレンズにしたいときは、使い捨てタイプがいいですが、ずっとコンタクトレンズにするなら、生涯使っても眼鏡と金額がそれほど変わらない長期使用タイプがおすすめです。
長期使用タイプにはハードとソフトの2種類があり、それぞれ特徴が違うので眼科医に相談したりネットで調べたりして、自分に合ったコンタクトレンズを選びましょう。
出典
厚生労働省 平均寿命の国際比較
コンタクトレンズのアイシティ はじめてのコンタクトレンズNavi
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー