更新日: 2023.10.23 その他暮らし

浴室リフォームで水道光熱費の節約も! システムバスの工事費をぼったくられないためには?

浴室リフォームで水道光熱費の節約も! システムバスの工事費をぼったくられないためには?
古い浴室をリフォームすれば、使い心地がよくなるだけでなく、水道光熱費の節約につながる場合があります。しかし、想定外の工事が発生するなどで、費用がかさむことがあるため注意しなければなりません。
 
余分な費用を発生させないためにも、一般的な工事にかかる費用相場を知っておくことが大切です。そこでこの記事では、浴室リフォームのポイントや注意点を解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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浴室リフォームはシステムバスがおすすめ

寒い季節には湯船に入る機会が増え、水道代やガス代が気になるでしょう。物価高の影響により家計を見直すとき、これらの水道光熱費にも節約の余地があります。
 
例えば古い浴室は、さまざまな機能を有するシステムバスにリフォームすれば、節水・省エネにつながりやすいです。
 

節水機能にすぐれている

内部に段差があるタイプの浴槽は、段差の分だけ必要とする湯量が少なく、節水機能にすぐれているのが特徴です。浴槽のサイズにもよりますが、一般的なロング浴槽と比較して、1回あたり約35Lの節水につながるという報告もあります。この場合、年間で浴槽の約60杯分を超える節水量となるので、大きな節水効果を期待できます。
 
節水機能のあるバスタブでお湯をわかす量を減らせれば、ガス代の節約にもつながるでしょう。
 

保温機能がある

保温機能にすぐれた浴槽は、通常の浴槽よりも湯温が下がりにくく、追い焚き回数を減らせます。例えば家族の生活スタイルが異なるため、入浴時間がまちまちな場合、追い炊きを減らせるため、省エネ効果を期待できるでしょう。
 

自動保温機能がある

自動保温機能とは、設定した湯温を保つよう、こまめに温め直す機能のことです。温度変化が小さくなるので、追い焚きの回数を減らし、ガス代・電気代の節約を期待できます。保温機能のある浴槽と組み合わせれば、より高い省エネ効果を見込めます。
 

浴室リフォームにかかる費用をおさえる方法

システムバスにリフォームするときの費用は、製品のグレード、オプションなどによっても変動しますが、約60万円〜150万円が相場です。
 
では、浴室リフォームにかかる費用をおさえたいときにはどうすればよいのでしょうか。リフォームする際には、以下のポイントに注目してみてください。

・グレードの低い製品を選ぶ
・オプションの費用をチェックする
・工事費用に含まれる範囲をチェックする

システムバスにはさまざまなグレードやオプションがあります。同じタイプのものでも、価格は数十万円単位で変動します。そのため、グレードを下げ、最低限のオプションにしたシンプルなシステムバスを選べば本体価格をおさえられます。
 
また、工事費用では、作業内容の詳細を確認しましょう。どのようなときに追加工事が発生するのか、また、その際の対応を決めておくと予想外の出費をさけられます。
 

複数社から見積もりをとる

リフォーム会社によっても工事にかかる費用は変わります。同じような工事内容でも金額は変わることがあるので、複数社から工事見積もりをとって比較しましょう。
 
このとき、他社と比較して極端に見積もりが安いときには注意が必要です。建材費や人件費を過剰に削減しているおそれがあるため、金額だけで選ばず、見積もり額の内訳といった根拠も合わせて確認するのがおすすめです。
 

まとめ

費用がかさみやすい浴室リフォームも、価格相場や費用をおさえるポイントを知っておけば、余計な費用がかかることをさけられます。
 
さらに複数社から見積もりをとることで、工事内容に見合った予算でリフォームも進められるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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