更新日: 2023.10.23 その他暮らし

メガネとソフトコンタクトレンズはどちらのほうがコスパがいい? メリット・デメリットも!

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

メガネとソフトコンタクトレンズはどちらのほうがコスパがいい? メリット・デメリットも!
視力が悪い場合、メガネやコンタクトなどの補助アイテムが必要です。しかし、どちらもお金と手間がかかるため「どちらがお得なのか?」と考える方もいるでしょう。また、お子さんの視力矯正でメガネからコンタクトに変える場合にも、値段が気になるところがあります。
 
本記事では、メガネと使い捨てのソフトコンタクトレンズでの費用を比較します。価格だけでなく、おすすめの方やメリットもあわせて紹介するため、ぜひ参考にしてください。
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メガネとコンタクトの価格を見てみよう

まずは、総務省が毎月発表している「小売物価統計調査」で、主要品目の東京都区部小売価格の9月分データから、メガネとコンタクトレンズの相場を確認します。
 

メガネ一式の平均価格

同データによると、中級品の近視用メガネ一式は2万5630円が平均価格です。ブランドやフレームの材質、ブルーライトカットなどさまざまな機能がついていない状態で、1年使うことを想定します。
 

使い捨てソフトコンタクトレンズ一箱の平均価格

使い捨てのソフトコンタクトレンズの場合、90枚入りで一箱あたり1万834円です。両目に使う場合は半分の45日計算のため、1年に換算すると合計8箱必要です。8箱の場合は8万6672円かかります。左右の目の度数が違う場合は2種類の商品を購入しますが、その場合は1年間で4箱となるため値段は変わりません。
 
1年のコストで比較すると、メガネに軍配が上がります。しかし、メガネとコンタクトではそれぞれメリット・デメリットがあるため、費用だけでなく使用シーンを想像しての選択がおすすめです。
 

メガネとソフトコンタクトレンズのメリット・デメリット

ここからは、メガネとコンタクトレンズのメリット・デメリットを紹介します。
 

メガネのメリット・デメリット

メガネの寿命は2年程度が目安とされていますが、コンタクトレンズに比べるとコストパフォーマンスに優れる点がメリットです。また、着脱も容易なため小さなお子さんから高齢者まで簡単に取り扱えます。
 
一方で、メガネは日常生活で不便を感じるシーンも多く見られます。例えば、浴室の掃除や炊飯器をあけたとき、ラーメンなど温かいものを食べるときにメガネが曇った経験をお持ちの方も多いでしょう。特に浴室では、メガネがないと危険だったり、汚れが見えづらかったりして不便さを感じます。
 
メガネは温度変化が激しいところでは扱いに注意が必要ですが、継続して費用をかけたくない場合や、コンタクトの着脱がわずらわしい場合におすすめです。
 

ソフトコンタクトレンズのメリット・デメリット

ソフトコンタクトレンズはハードレンズに比べると初めての方でも装着に慣れやすく、かつ紛失した際のコスト面での損失も低い傾向にあります。さらに、使い捨てソフトコンタクトレンズは毎日交換するため衛生面でメリットが豊富です。
 
しかしその一方で、費用がメガネと比較して高く、ドライアイなど目のトラブルの原因となる可能性もあります。ソフトコンタクトレンズは、メイクを楽しみたいときやスポーツを行う場合や温度変化が激しい環境にいる場合などのシーンでおすすめです。
 
なお、ソフトコンタクトレンズには毎日交換する使い捨て以外に、2週間や1ヶ月間使えるタイプもあります。毎日交換するタイプよりも若干費用を抑えられるため、コンタクトレンズに憧れるけれどコストが気になる方は、こちらの購入を検討してみてもよいでしょう。
 

まとめ

メガネもコンタクトレンズも、視力が悪い方にとって欠かせないアイテムです。また、近年はおしゃれなメガネやカラーコンタクトレンズなど、ファッション性が高いアイテムも多く発売されているため、メリット・デメリットを確認したうえで自分にぴったりのものを選択しましょう。
 
なお、コンタクトレンズは人体にリスクを与える「高度管理医療機器」に分類されます。適切な使い方をしない場合は目を傷つける可能性もあるため、必ず眼科で診察を受けてから使用するようにしましょう。
 

出典

総務省統計局 小売物価統計調査(動向編) 主要品目の東京都区部小売価格(2023年9月)
大阪市 医療機器のクラス分類について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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