更新日: 2023.10.28 その他暮らし

結局、「洗濯機」と「コインランドリー」はどちらがお得?コスパとタイパで考えてみた

結局、「洗濯機」と「コインランドリー」はどちらがお得?コスパとタイパで考えてみた
洗濯は毎日のルーティンであり、コストが気になる部分です。洗濯機とコインランドリーではトータルとしてどちらがよりお得なのでしょうか。
 
こちらでは、洗濯機とコインランドリーをコスパ面・タイムパフォーマンス面で比較しつつ、メリットとデメリットを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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洗濯機とコインランドリーをコスパで比較!

最近では自宅に洗濯機がなく、コインランドリーのみを利用するケースも増えています。また、自宅の修繕やリフォームなどで一時的にコインランドリーを利用するご家庭も多いかもしれません。
 
洗濯機とコインランドリー、それぞれのコスパを比較します。
 

洗濯機のコスト

1回あたりの電気代を見ると、縦型洗濯機の場合、電気代がおよそ2~3円、乾燥機と組み合わせると70円ほどのようです。
 
一般家庭でよく使われているドラム式洗濯機は省エネ性能にすぐれており、洗濯機単体の電気代がおよそ1.5~2円、乾燥機と合わせても24円ほどと、コスパ面でお得な数字が出ています。ドラム式洗濯機で毎日1回洗濯した場合、乾燥機と組み合わせても、ひと月あたりの電気代は720円前後です。
 
水道代もコストとして無視できません。一般家庭の場合、水道水1リットルあたりの水道代は0.24円です。一般的な60リットルのドラム式洗濯機で計算すると、洗濯1回あたりの水道代は以下の式で算出できます。
 
60リットル×0.24円=約15円
 
ひと月あたりの水道代は450円前後です。
 
ドラム式洗濯機による1日1回の洗濯なら、水道代・電気代をすべて合わせるとひと月あたり約1170円のコストがかかります。
 

コインランドリーのコスト

コインランドリーの料金は洗濯物の重量によって異なりますが、全国的な平均値で考えた場合、1回あたりのコストは以下のようになります。
 
(4人家族の場合)
洗濯・乾燥機:およそ300~400円

 
月単位で考えると、毎日洗濯・乾燥機を利用した場合は、月9000~1万2000円です。
 

洗濯機のメリット・デメリット

次に、洗濯機の主なメリット・デメリットを解説します。
 

メリット1 来店時間が省ける

自宅に洗濯機があればコインランドリーに行く必要がなく、来店時間が省けます。自宅からコインランドリーへの往復時間を20分と仮定した場合、毎日1回利用したと考えると、ひと月あたり10時間程度の節約になるでしょう。
 
また、自宅の洗濯機であれば、洗濯中にほかの作業を進められるため、タイムパフォーマンスはさらに向上します。
 

メリット2 洗濯物が多いほどコストが下がる

コインランドリーが1回あたりの料金体系である一方、自宅の洗濯機であれば、まとまった量を洗濯しても電気代はそれほど変わりません。
 

デメリット1 洗える衣類の量と種類が限られる

家庭用洗濯機はコインランドリーと比較して容量が少なく、一度に洗える衣服の量が限られます。また、洗濯機の種類によっては対応できる衣類が限定されており、デリケートな衣類は洗えません。
 

コインランドリーのメリット・デメリット

では、コインランドリーのメリット・デメリットを見ていきましょう。
 

メリット1 容量が大きい

一般家庭向け洗濯機と比較するとコインランドリーのほうが大容量のため、一度にまとまった量を洗う際には効率的です。
 

メリット2 幅広い衣類を洗える

コインランドリーでは大型の洗濯乾燥機がそろっており、家庭では洗えない衣類もまとめて洗濯できます。
 
最近では幅広い種類の洗濯乾燥機を置いているコインランドリーが増えているため、衣類に合わせてコインランドリーを使い分けることも一つの方法です。
 

デメリット1 来店の時間がかかる

コインランドリーを利用する場合、その都度来店するのに時間がかかります。特に、コインランドリーが徒歩圏内にないエリアの場合、往復時間だけでも無視できないコストとして考えられます。
 
洗濯機とコインランドリーは利用回数や洗濯物の量によってコスパが異なるため、慎重なコスト計算が必要です。家族構成や住んでいる地域に合わせたコスパ・タイパを重視して選びましょう。
 

出典

エバーグリーン・マーケティング株式会社 洗濯機の電気代はどのくらい?種類別の相場・節約のコツをご紹介
ハイアールジャパンリージョン 1回あたりの洗濯にかかる電気代や水道代ってどれくらい?計算例も含めて解説!
東京都水道局 よくある質問 節水について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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