子どもが生まれたので「アルファード」が欲しいです。車のサブスクがあると聞きましたが、毎月いくらお金がかかりますか?「自賠責保険」などは入らなくて良いのでしょうか?

配信日: 2023.10.29

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子どもが生まれたので「アルファード」が欲しいです。車のサブスクがあると聞きましたが、毎月いくらお金がかかりますか?「自賠責保険」などは入らなくて良いのでしょうか?
都市部を中心に、公共交通機関が充実していることや、レンタカーやカーシェアなどのサービスも普及している関係で、マイカーは必要ないと考える人も増えていると思われます。一方で、結婚や子育てなど環境の変化をきっかけに、やっぱり車が欲しいと考える人もいるのではないでしょうか。
 
本記事では、子どもが生まれ、快適に移動するためにトヨタ車のアルファードが欲しい場合、月単位でいくら維持費等がかかる可能性があるのか解説します。
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自動車のサブスクも登場! カーリースとの違いは?

いままでは、「マイカーを持つ=新車や中古車で購入する」が一般的でしたが、現在は定額料金を支払うことで一定期間モノやサービスを利用できるサブスクリプションサービスを活用して車を所有するスタイルも登場しています。
 
サブスクが登場する前から、毎月定額を支払ってマイカーのように自動車を所有できる「カーリース」が存在するため、両者の間にはどのような違いがあるのか気になるケースもあるかもしれません。
 
結論からいえばサブスクとカーリースは、どちらも月々定額を支払って自動車に乗れる点は同じなので、言葉の意味など厳密な部分は別にして実質的に違いはほとんどないと考えられます。
 
ただし、以下のようにサブスクやカーリースの会社ごとに料金体系や提供されるサービス内容が異なるので事前に確認する必要があります。
 

●契約期間
●取り扱い車種
●ボーナス支払いの有無
●車検の取り扱い方法
●中途解約や違約金の有無

 
実際はサブスクかリースかを気にするよりも、会社ごとにどのようなサービスやメリット・デメリットがあるのか、自分自身に合うかどうか考える必要があるでしょう。
 

アルファードを利用するには毎月いくら必要?

例えば2023年6月に発売されたトヨタ車の新型アルファードZタイプを5年間乗ると想定した場合、毎月いくらお金がかかるのでしょうか。今回はトヨタ社が提供するサブスクサービスの「KINTO」をもとに試算してみます。
 
初回申込金がかからない「初期費用フリープラン」を選択し、ボーナス支払いを設定せず、オプションも全くつけない場合でシミュレーションを行うと月額約8万円かかります。ボーナス支払いを設定すると5万円台に下がることもあるため、設定できる場合は活用を検討してみても良いかもしれません。
 
金額だけみると高く感じるかもしれませんが、月額利用料には下記の内容も含まれます。
 

●自賠責保険
●任意保険(対人や対物賠償責任保険)
●車両保険
●自動車税や重量税
●登録手続き費用などの手数料
●車検、法定や定期点検
●故障修理サービス
●故障や車検時の代車サービス
●ロードサービス
●所定の消耗品の交換や補充

 
マイカーの場合は基本的に前述のような内容はそれぞれ個別で申し込みや対応を行わなければならないため、トヨタ社や関係機関に任せられる点は便利ですね。
 
ただし、サブスクでもカーリースでもマイカーのように使う場合、必要となるのは自動車本体の利用料だけではありません。ガソリン代や駐車場代などもかかります。特に都心部では、駐車場代だけで3万円以上かかることも少なくないため、総合的に10万円近く「維持費」の負担が発生する可能性もあります。
 

まとめ

今回は、子どもが生まれ快適に移動するために「アルファード」が欲しい場合、トヨタ車のサブスク「KINTO」を利用すると毎月いくらお金がかかる可能性があるのか解説しました。
 
利用したい車種だけでなく、ボーナス支払いの有無や駐車場代・ガソリン代などによって、毎月の負担金額は大きく変化すると考えられます。
 
もちろんアルファードはサイズも大きく子どもと一緒に移動するには便利ですが、人気車種の1つでもあり、利用料が高くなる傾向があります。どうしても車が欲しいけどできる限り維持費を抑えたい場合は、アルファードに限らず検討してみてはいかがでしょうか。
 

出典

株式会社KINTO トヨタ アルファード

株式会社KINTO アルファード シミュレーション

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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