更新日: 2023.10.30 子育て

中学生の子どもの携帯料金が「1万円」で驚愕…!これって一般的なんですか?

中学生の子どもの携帯料金が「1万円」で驚愕…!これって一般的なんですか?
スマートフォンの普及率が年々上がっており、昨今では、スマホを持っている中学生も少なくありません。そして多くの場合は、親御さんが子どもの携帯料金を支払いますので、少しでも節約をしたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
 
本記事では、中学生の子どもの一般的な携帯料金をご紹介したうえで、携帯料金を節約する方法を解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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中学生の子どもの携帯料金「1万円」は高い?

NTTドコモ モバイル社会研究所が実施した「子どものケータイ利用に関する調査」によれば、中学生の子どもの携帯料金は、1000円以上3000円未満が48%であることが分かっています。そのため、中学生の携帯料金が1万円かかっている場合は、通常より3倍以上も高いことから、一般的とはいえないでしょう。
 
ただし料金に関しては、学生割引を提供している携帯会社もあるため、うまく活用すれば、大人よりも低価格でスマホを利用できます。
 

月額利用料金を半額に!子どもの携帯代を節約する方法

子どもの携帯料金を安くするには、現在の料金プランを見直したり、サブブランドへ乗り換えたりする方法がおすすめです。
 
メインブランドとは、スマホの通信回線を自社で完備している携帯会社のことで、ドコモ・au・ソフトバンクなどがあります。
 
一方でサブブランドとは、メインブランドが完備しているスマホの通信回線を借りてサービスを提供している携帯会社のことで、LINEモバイル・楽天モバイル・UQモバイルなどがあります。
 
メインブランドとサブブランドのおおよその携帯料金について、消費者庁が公表している「自分に合った携帯料金プランになっていますか?」を基に、表1にまとめました。
 
表1
 

A社 B社
メインブランド 7238円(通信制限なし) 7238円(通信制限なし)
サブブランド 3278円(15GB) 2728円(15GB)

 
※消費者庁「自分に合った携帯料金プランになっていますか?」を基に筆者作成
 
表1の通り、メインブランドからサブブランドに乗り換えれば、約半分の価格でスマホを利用できます。
 
また、スマホでインターネットやゲームを楽しむ子どももいるでしょう。長時間、インターネットやゲームで遊ぶことがないようであれば、通信制限がないプランよりも15GBまでなど、制限付きのプランのほうが安く抑えられます。
 
また、子どもがアイテム課金型のゲームで遊んでいる場合は、保護者が課金額を管理することで、月々の利用金額を節約できるでしょう。
 

子どもだけではない!大人も携帯代を節約しよう

子どもだけではなく、大人の携帯料金も安く抑えたいところです。ほとんどの携帯会社では、使用したデータ量に応じて料金が変わるプランを提供しています。データ量の少ないプランに変更すれば、携帯代を節約できるでしょう。
 
しかし「データ量の少ないプランに変更するのは不安」と感じる方もいらっしゃるでしょう。そのような場合は、使用していないアプリを閉じたり、Wi-Fi環境下で動画を視聴したりすることによって、データ量を節約できます。
 
また消費者庁の「自分に合った携帯料金プランになっていますか?」によれば、月20GB以上の料金プランを契約している利用者が40%程度であるのに対し、実際に月20GB以上のデータ通信を使っている利用者は10%程度とされています。つまり大半の方は、自身が思っているよりも少ないデータ通信量で十分だということが分かります。
 
いま一度、ご自身のデータ通信量をチェックして、プランを見直しましょう。
 

出典

株式会社NTTドコモ モバイル社会研究所 子どものスマホの利用料金「3000円未満」が増加:中学生の利用料金に対する保護者の意識「高い」は減少「安い」「普通」が約8割に

消費者庁 自分に合った携帯料金プランになっていますか?(別紙)<料金の目安(表示金額は全て税込)>

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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