更新日: 2023.10.30 その他暮らし

自宅前に「自販機」を置くと売り上げをもらえる!? 収入はどれくらい見込める? 設置費用や維持費についても解説

自宅前に「自販機」を置くと売り上げをもらえる!? 収入はどれくらい見込める? 設置費用や維持費についても解説
24時間いつでも飲料などが購入できる自動販売機は、日常生活において非常に便利なものです。この自動販売機を、新たな収入源として自宅前に設置することは可能なのでしょうか。本記事では、設置条件や費用などを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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全国での自動販売機の設置台数は?

一般社団法人日本自動販売システム機械工業会が公表した2022年12月末時点での自動販売機の普及台数は約267万台で、そのうち飲料の自動販売機台数は約224万台です。この他に日用雑貨・タバコなどさまざまな種類の自動販売機が設置されているほか、食品(冷凍食品など)の自動販売機が約7万7000台(前年比106.7%)と大きく増加しています。
 

設置や維持費用には、どのくらいかかりそう?

自動販売機を自宅前に設置する場合、設置や維持費用はどのくらいかかるのでしょうか。業者に任せる場合には自動販売機設置にかかる初期費用が不要で、維持管理も委託できることがメリットですが、売上の数割(20~30%)を手数料として支払うので販売利益が減ることがデメリットです。
 
一方、自動販売機の設置や維持管理を自分で行う場合は、商品や販売価格を自分で決めて販売利益がそのまま自分の収入にできるのがメリットですが、飲料自動販売機の場合は機械購入と設置費用で約100万円程度かかり、飲料の仕入れや補充、ゴミ処理など維持管理に時間と手間が必須なのがデメリットです。
 
自動販売機の消費電力は1台あたり500~1000キロワットアワー程度が一般的で、消費電力が500キロワットアワーの場合、1ヶ月の電気代は2000円前後が目安です(電力会社との契約や、季節などによって電気代は変動します)。
 
それでは、飲料の自動販売機を業者に委託して設置した場合に、どのくらいの収入が見込めるのか試算してみましょう。
 

<試算例>

飲料価格は1本130円から170円、業者への手数料は売上の30%、電気代が月2500円の場合で、130円の販売本数100本、140円の販売本数80本、170円の販売本数70本としての売上試算
 

(130円×100本)+(140円×80本)+(170円×70本)=売上3万7800円
売上3万7800円-(売上3万7800円×業者手数料30%)-電気代2500円=販売利益2万3960円

 

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自動販売機を設置するために必要なことは?

自動販売機を設置するためには、設置に充分な広さの土地がある・人通りが多い道路に面しているなど、自動販売機の設置に適している場所であることが必要です。そして、自動販売機を管理することを業者に任せるか自分で行うかを決めておくことも、主なポイントと言えるでしょう。
 
また、自動販売機を設置するとき、缶・ペットボトル・ビン入りの飲料を販売する場合には保健所への許可申請は不要ですが、商品によっては以下の許可申請が必要です。
 

(1)カップ式自販機:食品衛生法に基づく調理機能の有する自動販売機営業の許可
(2)調理式食品自販機:食品衛生法に基づく飲食店営業の許可
(3)牛乳自販機:食品衛生法に基づく乳類販売業の営業届出
(4)酒類自販機:酒税法による酒類小売店免許
(5)たばこ自販機:たばこ事業法によるたばこ販売人の認可

 

まとめ

自動販売機は設置条件などを満たせば個人でも設置でき、業者に維持管理を委託するほか、自分で管理することもできます。自動販売機を利用したい人のニーズに合えば、新たな収入源にできるかもしれません。
 
なお、自動販売機を導入する際には、予期せぬトラブルを防ぐために、あらかじめ周辺環境に配慮したり、維持管理費用などはどのくらいかかりそうか調べておくことが大切です。
 

出典

一般社団法人日本自動販売システム機械工業会 自販機データ 自販機普及台数

一般社団法人日本自動販売システム機械工業会 よくあるご質問

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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