更新日: 2023.11.16 その他暮らし

「豆乳」と「牛乳」はどれくらい値段に違いがある?「相場」を確認してみた

「豆乳」と「牛乳」はどれくらい値段に違いがある?「相場」を確認してみた
豆乳と牛乳は名前が似ていることから「どちらがいいんだろう」と、漠然とした疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。豆乳は大豆が原料であり、牛乳は牛の乳のため、まったく異なる食品です。この2つは同じレシピに使われることがありますが、それぞれの違いを生かした利用をおすすめします。
 
本記事では、豆乳と牛乳について、値段の違いを紹介したうえで、活用できるいろいろな料理を紹介します。ぜひ、普段の食事の参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

豆乳と牛乳の相場を確認

まずは、豆乳と牛乳の相場を紹介します。今回は、総務省統計局が毎月発表している「小売物価統計調査」のデータを活用します。
 
当該調査によると、豆乳1リットルパックは240円で、牛乳の1リットルパックが257円でした。結果、牛乳よりも豆乳のほうが17円安いことが分かります。しかし、販売しているお店などでの特売や割引を加味すると、双方にあまり差はないと判断できます。
 

豆乳には2種類ある

豆乳の値段とあわせて知っておきたいのが、豆乳の種類です。豆乳には無調製豆乳と調製豆乳があり、無調製豆乳は、大豆と水以外を使用していないものを指します。一方で調製豆乳は、飲みやすさを考えて、砂糖や塩、香料などを含んでいます。
 
なお無調製豆乳は、牛乳と比較して低カロリーで、脂質はあるものの、生活習慣病や肥満の原因となる飽和脂肪酸の含有量が低いため、ヘルシー志向の人に適しているでしょう。
 
参考までに、コーヒー味やイチゴ味などのジュース感覚で飲めるものは、豆乳飲料と呼ばれます。このようにひとくちに豆乳といってもさまざまなため、無調製豆乳の味が苦手な場合は、調製豆乳がおすすめです。
 

牛乳はカルシウムが豊富

牛乳は、小学校の給食で毎日出されるほど、多くの人に親しみがある食品です。牛乳はカルシウムが豊富に含まれており、農林水産省のデータによると、コップ1杯で220ミリグラムのカルシウムが摂取できます。成人の一日あたりの目標摂取量が600〜800ミリグラムのため、牛乳をそのまま飲むだけでなく料理にとり入れることで、多くのカルシウムが摂取できるでしょう。
 
ただし、豆乳も牛乳もアレルギーの原因となる食物のため、注意が必要です。値段を気にして、体に合わない食品を摂取すると健康を害する可能性があるため、コストだけではなく、体をいたわりながら選択しましょう。
 

豆乳も牛乳も使える料理を紹介

最後に、豆乳も牛乳も使える料理を紹介します。いつもの牛乳で作るだけではなく、たまには豆乳で作って、変化を楽しむのもいいですね。

・シチュー
・クラムチャウダー
・プリン
・ババロア
・ホットケーキ
・グラタン

先述の特徴から、コクがほしい場合は牛乳を使い、ヘルシーかつさっぱり感を求める場合には、豆乳の使用がおすすめです。普段、コーヒーや紅茶にミルクを入れている方であれば、豆乳に変えることで、いつもとはまた違った楽しみ方ができるでしょう。
 

まとめ

豆乳と牛乳は、値段ではあまり違いはありませんが、栄養素では違いがあることが分かりました。スーパーで見かけたときは、ぜひ違いを知ったうえで、それぞれを上手に活用してくださいね。
 

出典

総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat)小売物価統計調査(動向編) 表番号2 主要品目の東京都区部小売価格【2022年9月~2023年9月】(2023年9月)
農林水産省 大切な栄養素カルシウム
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集