「豆乳」と「牛乳」はどれくらい値段に違いがある?「相場」を確認してみた

配信日: 2023.11.16

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「豆乳」と「牛乳」はどれくらい値段に違いがある?「相場」を確認してみた
豆乳と牛乳は名前が似ていることから「どちらがいいんだろう」と、漠然とした疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。豆乳は大豆が原料であり、牛乳は牛の乳のため、まったく異なる食品です。この2つは同じレシピに使われることがありますが、それぞれの違いを生かした利用をおすすめします。
 
本記事では、豆乳と牛乳について、値段の違いを紹介したうえで、活用できるいろいろな料理を紹介します。ぜひ、普段の食事の参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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豆乳と牛乳の相場を確認

まずは、豆乳と牛乳の相場を紹介します。今回は、総務省統計局が毎月発表している「小売物価統計調査」のデータを活用します。
 
当該調査によると、豆乳1リットルパックは240円で、牛乳の1リットルパックが257円でした。結果、牛乳よりも豆乳のほうが17円安いことが分かります。しかし、販売しているお店などでの特売や割引を加味すると、双方にあまり差はないと判断できます。
 

豆乳には2種類ある

豆乳の値段とあわせて知っておきたいのが、豆乳の種類です。豆乳には無調製豆乳と調製豆乳があり、無調製豆乳は、大豆と水以外を使用していないものを指します。一方で調製豆乳は、飲みやすさを考えて、砂糖や塩、香料などを含んでいます。
 
なお無調製豆乳は、牛乳と比較して低カロリーで、脂質はあるものの、生活習慣病や肥満の原因となる飽和脂肪酸の含有量が低いため、ヘルシー志向の人に適しているでしょう。
 
参考までに、コーヒー味やイチゴ味などのジュース感覚で飲めるものは、豆乳飲料と呼ばれます。このようにひとくちに豆乳といってもさまざまなため、無調製豆乳の味が苦手な場合は、調製豆乳がおすすめです。
 

牛乳はカルシウムが豊富

牛乳は、小学校の給食で毎日出されるほど、多くの人に親しみがある食品です。牛乳はカルシウムが豊富に含まれており、農林水産省のデータによると、コップ1杯で220ミリグラムのカルシウムが摂取できます。成人の一日あたりの目標摂取量が600〜800ミリグラムのため、牛乳をそのまま飲むだけでなく料理にとり入れることで、多くのカルシウムが摂取できるでしょう。
 
ただし、豆乳も牛乳もアレルギーの原因となる食物のため、注意が必要です。値段を気にして、体に合わない食品を摂取すると健康を害する可能性があるため、コストだけではなく、体をいたわりながら選択しましょう。
 

豆乳も牛乳も使える料理を紹介

最後に、豆乳も牛乳も使える料理を紹介します。いつもの牛乳で作るだけではなく、たまには豆乳で作って、変化を楽しむのもいいですね。

・シチュー
・クラムチャウダー
・プリン
・ババロア
・ホットケーキ
・グラタン

先述の特徴から、コクがほしい場合は牛乳を使い、ヘルシーかつさっぱり感を求める場合には、豆乳の使用がおすすめです。普段、コーヒーや紅茶にミルクを入れている方であれば、豆乳に変えることで、いつもとはまた違った楽しみ方ができるでしょう。
 

まとめ

豆乳と牛乳は、値段ではあまり違いはありませんが、栄養素では違いがあることが分かりました。スーパーで見かけたときは、ぜひ違いを知ったうえで、それぞれを上手に活用してくださいね。
 

出典

総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat)小売物価統計調査(動向編) 表番号2 主要品目の東京都区部小売価格【2022年9月~2023年9月】(2023年9月)
農林水産省 大切な栄養素カルシウム
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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