更新日: 2023.11.16 その他暮らし

【一日1本】栄養ドリンクを毎日飲んだら1ヶ月に「いくら」かかる?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

【一日1本】栄養ドリンクを毎日飲んだら1ヶ月に「いくら」かかる?
仕事や家事で「最近疲れているな」「もうひと頑張りしたいな」と思ったとき、栄養ドリンクの力を借りることがあります。夕方にコンビニで1本購入して、気合を入れる方もいるのではないでしょうか。
 
しかし、元気と同時に値段も気になります。本記事では、栄養ドリンクを平日に毎日飲んだ場合の金額を算出して紹介します。また、栄養ドリンクの力を借りながら、元気に過ごせるアイデアもあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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栄養ドリンク1本の値段は180円

今回は、大正製薬のリポビタンDを例にします。こちらの希望小売価格は1本あたり180円(税込み、以下同様)になります。
 
平日の仕事中に20日間飲む場合は、180円×20本=3600円かかります。驚くほど高い金額ではありませんが、ランチ代数回分の出費であることが分かります。
 
なお、ランチをラーメン1杯と仮定した場合、総務省統計局の「小売物価統計調査」によると「中華そば」1食あたりの平均価格が567円のため、1ヶ月の栄養ドリンク代はラーメン約6杯分に換算可能です。
 

栄養ドリンク類はカフェインに注意

栄養ドリンクを摂取する際に、気になるのがカフェインです。カフェインは眠気覚ましに使われることが多い成分ですが、妊娠中の方やお子さんの接種は好ましくないとされています。
 
なお、農林水産省が発表している情報によると、エナジードリンクまたは眠気覚まし用飲料に含まれるカフェイン量は、32~300ミリグラム/100 ミリリットルです。インスタントコーヒーの場合で、100グラムあたり4グラムの含有量のため、その多いことが分かります。
 
参考までに、栄養ドリンクは医薬品もしくは医薬部外品に分類され、エナジードリンクは清涼飲料水に分類されます。
 
同じ意味合いで飲んでいる方も多く見られますが、栄養ドリンクは体の不調を整えるために販売されており、具体的な服用量や効能が記載されています。一方、エナジードリンクは、含まれる成分に決まりがなく、あくまでも清涼飲料水として扱われます。
 

栄養ドリンクだけに頼らない生活をしよう

栄養ドリンクは、効果が感じられるとつい頼ってしまいがちですが、まずは、栄養ドリンクに頼らない体づくりが大切です。これから紹介する3点のポイントを押さえて、生活習慣を整えましょう。
 

自分に適した睡眠時間を取る

健康な体づくりには、適切な睡眠が欠かせません。かつては8時間睡眠がベストといわれていましたが、適した睡眠時間は人それぞれのため、自分にあった睡眠時間を知ったうえで、その確保に努めることが大切です。年齢を重ねると、睡眠時間が短くなったり中途覚醒が起こったりしますが、できる限り休息時間を取りましょう。
 

食生活に配慮する

食生活も、健康を左右する重要な要素です。3食バランスよく食べて、寝る直前に食べないなど、食習慣についても見直してみましょう。自炊が難しくても、外食では野菜中心を心がけたり、お酒を飲みすぎているなと思った場合は、休肝日を設けたりすることが大切です。
 

ストレス解消の方法を知ろう

仕事や育児で抱えるストレスも、心身ともに影響を及ぼします。仕事でストレスをため込んで、眠れなくなったり食事をとれなくなったりしては、栄養ドリンクでカバーしきれないほどの不調を招きます。過度なストレスを感じた場合は、休日に趣味でリフレッシュするようにして、どうにもならない場合は、医療機関に相談しましょう。
 

まとめ

栄養ドリンクを平日に毎日飲んだ場合、1ヶ月で3600円かかることが分かりました。栄養ドリンクだけではなく、普段から健康的な体づくりを意識すると、毎日フレッシュな気持ちで過ごせるでしょう。
 

出典

総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat) 小売物価統計調査(動向編)表番号2 主要品目の東京都区部小売価格【2022年9月~2023年9月】(2023年9月)
農林水産省 カフェインの過剰摂取について
大正製薬株式会社 リポビタンD
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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