更新日: 2023.11.20 その他暮らし

夫が汗をかくたびになぜか「ティッシュ」を使います。タオルと比較してどれだけムダが教えたいです。

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

夫が汗をかくたびになぜか「ティッシュ」を使います。タオルと比較してどれだけムダが教えたいです。
外出から帰宅して汗を拭こうと思ったとき、タオルを利用する人もいれば、ティッシュでパパッと拭く人もいます。ティッシュは使い捨てられるため衛生的と感じる人もいるでしょう。一方、費用面で見たときどのくらいの差があるか気になります。
 
本記事では汗を拭く際にティッシュ、またはタオルを利用すると、費用にどのくらいの差があるか、さらにタオルを清潔に保つためのポイントなどを紹介します。
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汗を拭くのにティッシュとタオルどちらの利用がお得?

ティッシュを利用する場合とタオルを利用する場合で、費用にどのくらいの差が出るかをみていきます。
 

汗を拭くのにティッシュを使う場合

汗を拭くのにティッシュを利用する場合の費用を算出します。政府の小売物価統計調査によると、ティッシュ1000組あたりの価格は461円です(価格はすべて2023年10月時点)。帰宅した際に汗を拭く場合、1回につき3〜4枚使うとします。1日5〜6回、汗を拭くとすると、ティッシュは15〜24枚ほど使用します。

15枚÷1000×461円=約6.9円
24枚÷1000×461円=約11.0円

汗をティッシュで拭くと1日で6.9〜11.0円かかり、1ヶ月で207〜330円、半年で1242〜1980円の出費です。
 

汗を拭くのにタオルを使う場合

同調査によるとタオル1枚の価格は505円です。タオルは洗濯方法や使い方にもよりますが、およそ半年〜1年ほど利用できるため、汗を拭く際にティッシュを利用するよりもお得といえるでしょう。
 

タオルを清潔に保つポイント

タオルを清潔に保つためには、洗濯や干し方にポイントがあります。汗を拭いたタオルをそのまま放置すると雑菌が繁殖してしまうため、適切な方法で、こまめに洗濯をする必要があります。こちらでは、タオルを長く使うための洗濯のコツを紹介します。
 

洗濯機にたくさん入れすぎない

洗濯機に洗濯物を入れすぎると、汚れの落ちが悪くなります。水の中に汚れがしっかり溶け出せるよう、タオルを詰め込みすぎないようにしましょう。洗濯機の7〜8割程度の量にとどめ、たっぷりの水で洗濯物が回るようにすると汚れが落ちやすくなり、においやくすみが軽減されます。
 

酸素系漂白剤でにおいを落とす

タオルは使っているうちにどうしてもにおいや黒ずみが付いてしまいます。繰り返し使用したタオルは、酸素系漂白剤に30分程度、ひたしておきましょう。その後、漂白剤を洗い流し、ふだんどおりに洗濯機で洗うと、においや黒ずみが目立たなくなります。また、ふだんの洗濯でも洗剤と一緒に酸素系漂白剤を入れて洗うと、においやくすみの予防にもなります。
 

日陰かつ風通しのよい場所で干す

日の当たる場所で干したほうがよく乾き、ふわふわとした感触になると思いがちですが、日なたで干すと乾燥しすぎてゴワゴワする原因になりかねません。ふわふわに保つためには陰干しが有効とされています。
 
ただし、乾くまでに時間がかかると、なま乾きとなり、においが発生してしまうため、すばやく乾くよう、風通しのよい場所に干すことをおすすめします。室内干しをする際はサーキュレーターを利用するとよいでしょう。
 

古くなったタオルは別の使い道もある

使い古したタオルはそのまま捨てずに、自宅の掃除に活用しましょう。こちらでは、古くなったタオルの活用方法を紹介します。
 

キッチン周りの汚れ掃除

古くなったタオルは小さく切ってキッチンの汚れ拭きに利用しましょう。調味料や油などを拭きとってそのまま捨てれば、簡単に掃除ができるうえに衛生的です。
 

ベランダの拭き掃除

ベランダの手すりや物干し竿はホコリや泥などの汚れが付きやすいため、こまめな掃除が大切です。使い古したタオルを常備しておけば、すぐにベランダの拭き掃除に活用できます。ベランダを常に掃除しておけば洗濯物も干しやすく、清潔に保てるでしょう。
 

割れ物の緩衝材

使い古したタオルは掃除だけではなく、荷造りで割れ物をしまう際にも役立ちます。緩衝材として食器を包んだり、ダンボールのすき間を埋めたりする際に活用できます。
 

まとめ

汗を拭く際は、ティッシュよりもタオルを使ったほうが費用的にはお得であると分かりました。タオルは繰り返し使っていると、においやくすみが気になります。適切なお手入れ方法をおぼえて長く清潔に使えるようにしましょう。
 

出典

政府統計の総合窓口(e-stat)小売物価統計調査(2023年10月)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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