メガネは複数持ったほうがいいと言われました。費用や交換頻度など、みんなのメガネ事情が知りたいです。

配信日: 2023.11.23

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メガネは複数持ったほうがいいと言われました。費用や交換頻度など、みんなのメガネ事情が知りたいです。
メガネを持っている人は、何本くらい所持しているものなのでしょうか。「メガネが複数あればどのようなメリットがあるのか」「使い分けはどのようにしているのか」などは気になるところです。また、メガネをいつ買い替えたらよいのか、よく分からない人もいるかもしれません。
 
本記事では、メガネの適切な買い替えの時期や購入する際にかける費用はどれくらいなのかなど、さまざまな観点から紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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メガネを所有している本数

株式会社小学館(東京都千代田区)が運営する、女性のためのWebメディア「kufura」では、20~50代のメガネを所有している男女380人に対しておこなった「メガネの本数と使い分け」のアンケート調査(2022年2月1日公表)によれば、メガネを1本だけ所有している人は全体の39.7%でした。
 
2本所有している人は32.1%、3本所有している人は18.2%で、2本と3本と答えた人を合わせると全体の半数を超えています。9本以上所有している人も1.3%いて、最も多く所有していた人は16本でした。
 
複数持っている人に使い分けを尋ねると、メインに使っているメガネのほかに、壊れたときやなくしたとき用に予備として持っているという答えや、花粉対策やブルーライト対策として機能つきのメガネを使っている人もいました。
 
また、普段使うメガネと運転のときで別のものを使う人や、外出時に使うおしゃれ用のメガネを持っている人、プライベートと仕事で使い分けている人もいます。
 

メガネを交換すべき時期

メガネは半永久的に使えるものではなく、適度に買い替えが必要です。メガネを買い替えるべき時期は以下の3つの場合です。
 

度数が合わなくなった場合

以前より見えにくくなったと感じる場合は、近視や乱視が進行している可能性があります。度数が合わないメガネを使用していると、肩こりや頭痛などの症状が出ることがあるため、合うメガネに交換することが必要です。
 
成長期の10代や老眼が進む40~55歳は、視力や見え方に変化が起こりやすい時期なので、合わなくなったと感じたら買い替えを検討しましょう。
 

レンズが経年劣化した場合

メガネのレンズは、使用しているうちに経年劣化をしていきます。傷がついたり、コーティングが剝がれたりしたら買い替え時期です。一般的な寿命は、プラスチックレンズが約2~3年、調光レンズは約4年、偏光レンズは約2年といわれています。
 

フレームが劣化した場合

一般的にフレームの寿命は、プラスチックが約2~3年、金属製は約10年といわれています。フレームは肌に直接触れるので、汗や皮脂によって劣化していきます。フレームに傷やメッキの剝げ、黄ばみ、白く濁ってきたなど傷みがある場合は、買い替えを検討する時期です。
 

メガネの購入費用

メガネの購入費用は地域や購入時期によってさまざまです。総務省統計局の「小売物価統計調査」によれば、メガネ一式を購入する費用は地域によって大きな開きがあります。
 
2023年9月時点で都道府県県庁所在地および人口15万人以上の市の中で購入費用が最も安いのは福島の1万2760円、最も高いのは千葉の4万6663円でした。また、2023年東京都区部でメガネ一式を購入する金額は、2022年11月と12月の2万7444円だったところから段階的に下がり、2023年9月は2万5630円になっています。
 
また、マイボイスコム株式会社(東京都千代田区)が運営する、「MyVoice」のアンケートモニター1万34人に対して2021年3月におこなった、「眼鏡の使用に関するアンケート調査(第4回)」によれば、一つのメガネにかける予算として最も多い答えは1~2万円でした。
 
メガネの購入先で最も多いのが均一プライスのメガネ専門店店頭とメガネ専門店の店頭と答えた人で、メガネ所有者の約4割となりました。過去の調査と比べて均一プライスのメガネ専門店店頭で購入する人が増え、メガネ専門店の店頭で購入する人は減少傾向です。
 

複数のメガネを持っていると使い分けができて便利

メガネを持っている人は1本だけではなく、複数所持して用途に合わせて使い分けをしている人が多くを占めました。メガネは壊れたりなくしたりすることもあるため、いつも使うメガネのほかに予備を持っていると安心でしょう。ファッションアイテムの一つとして、服装に合わせてメガネを使い分ける人もいます。
 
メガネは使っているうちに経年劣化するので、度数が合わなくなった場合はもちろん、適切なタイミングで買い替えが必要です。均一プライスで販売するメガネ店など気軽に購入できる店舗が増えているので、自分に合うメガネを探してみてはいかがでしょうか。
 

出典

株式会社小学館 kufura 約6割がメガネを複数持ち! 便利な使い分けについて調査しました
総務省 小売物価統計調査 1 主要品目の都市別小売価格【2023年9月】
総務省 小売物価統計調査 2 主要品目の東京都区部小売価格【2022年9月~2023年9月】
マイボイスコム株式会社 MyEL [27210] 眼鏡の使用に関するアンケート調査(第4回)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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