更新日: 2023.12.20 その他暮らし
「おかず冷食弁当」VS「コンビニ弁当」1ヶ月の昼食代はどちらが安い?
1ヶ月にかかる昼食代は冷凍食品を使用した手作り弁当か、コンビニ弁当かで大きく異なります。
今回は、冷凍食品を使用した手作り弁当とコンビニ弁当の費用を比較し、昼食代が安くなるのはどちらなのかをご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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「コンビニ弁当と手作り弁当」仕事の日の昼食に選ばれているのは?
マイボイスコム株式会社が2022年に行った「お弁当の準備方法に関する調査」によると、コンビニ弁当を利用している人は約1万人中40.7%もいることが分かりました。
そのほかコンビニ以外でも、スーパーで購入すると回答した人が51.8%、お弁当専門店やお総菜店で購入すると回答した人が38%いました(複数回答可)。
一方で同調査によると「自分で作る」と回答した人が24.3%で、食費の節約や自分好みの味付けで楽しめるといった、手作りならではのメリットに重きを置いている人もいることが分かります。
「コンビニ弁当VS手作り弁当」安いのはどっち?
手作り弁当を持参したほうが、コンビニ弁当と比較してどれくらい安くなるのか検証します。
本章では、コンビニ弁当の費用相場と手作り弁当にかかる平均費用についてご紹介します。
コンビニ弁当の費用相場は?
またマイボイスコム株式会社が行った「コンビニ弁当に関する調査」によれば、コンビニ弁当は「450円~499円」「500円~549円」が費用相場と考えられます。
仕事の日のみ約500円のコンビニ弁当を毎日利用(1ヶ月のうち20日働いたと仮定)した場合、1ヶ月の昼食代に約1万円かかる計算になります。
冷凍食品を使用した手作り弁当の平均費用は?
コンビニにて約500円で販売されている「幕の内弁当」を参考に、冷凍食品などを使用し自炊する場合、約313円の費用で作れます。
内訳は以下の通りです。
・米一人前:約25円(茶わん1杯につき精米65g使用、5kgあたり1897円として算出)
・から揚げ1個:約67円
・コロッケ1個:約63円
・卵焼き1個:約30円
・ちくわ1本:約40円
・焼きさば1切:約64円
・梅干し1個:約24円
なお、冷凍食品以外のおかずの調味料などは金額に含まれていないものとします。
※各サイトを参考に筆者が計算
冷凍食品を使用した手作り弁当は、入れるおかずや量にもよりますが、300~400円ほどが平均費用と考えられます。
毎日お弁当を作って持っていく場合、20日間の昼食代は、6000~8000円ほどになるでしょう。
昼食代の節約がしやすいのは手作り弁当
手作り弁当を持参したほうが、1ヶ月の昼食代を数千円ほど節約できる可能性が高いでしょう。
コンビニ弁当は1日500円ほどの費用がかかりますが、冷凍食品を使用した手作り弁当は1日300円~400円ほどで抑えられます。
1ヶ月にかかる昼食代が気になっており、かつコンビニ弁当を利用している人は、これを機に手作り弁当を持参してみてもいいでしょう。
出典
マイボイスコム株式会社 お弁当の準備方法に関する調査(第4回)
マイボイスコム株式会社 コンビニ弁当に関する調査(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー