更新日: 2023.12.22 その他暮らし

サンタさんが日本中の子どもに「プレゼント」するために、実際いくらお金が必要? 1人にかけられる時間は「0.005秒」という結果に

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

サンタさんが日本中の子どもに「プレゼント」するために、実際いくらお金が必要? 1人にかけられる時間は「0.005秒」という結果に
クリスマスが近づくと、街にイルミネーションが点灯したり、セールがあったりと賑やかになってきます。大人になった今でも、クリスマスと聞くとわくわくとした気持ちになるという人もいるのではないでしょうか。
 
そして、クリスマスというとプレゼントが思い浮かびます。子ども時代、「今年は、サンタさんは何をくれるのかな」と期待に胸を膨らませていた人も多いでしょう。
 
本記事では、サンタさんが日本中の子どもにプレゼントをするために、いくらお金が必要なのか、そして一人当たりどれくらいの時間で配っているのかを解説しています。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

日本の子どもの人数

少子化が叫ばれていますが、現在日本には子どもはどれくらいいるのでしょうか。総務省統計局は、2023年4月1日時点での子どもの数は前年に比べて30万人減り、1435万人だと公表しています。なお、男女別では男子が735万人、女子が700万人と、男子のほうが女子よりも35万人ほど多いです。
 
ちなみに、ここでの「子ども」とは0歳から14歳までです。サンタさんは小さな子どもだけではなく、中高生や大人にもプレゼントを配ることもあるかもしれませんが、今回は小学生以下にしぼり、サンタさんが配るプレゼントの金額と時間を算出していきます。
 
子ども全体の人数が1435万人で、その中には中学生の年代(12~14歳)が321万人います。よって、小学生以下の子どもの人数は「1114万人」です。
 

プレゼントの金額

子どもが欲しがるプレゼントの金額は年代や好みによってさまざまです。今回は、株式会社バンダイが2023年11月に調査した「クリスマスに関する調査」の結果を参考にしていきます。本調査は3~12歳の子どもを持つ男女600人を対象にアンケートがおこなわれています。本調査によると、クリスマスプレゼントの予算は平均で7718円です。
 
そのため、この金額をサンタさんが用意するプレゼント額と仮定します。
 
ちなみに、子どもが欲しいクリスマスプレゼントは3年連続でゲームソフトが1位で、2位のゲーム機と合わせると全体の26%を占めます。
 

サンタさんは小学生以下の子どものためにいくらプレゼント代が必要か

子どもの人数が1114万人で、一人当たりに7718円が必要だとすると、合計で「859億7852万円」です。途方もない金額ですが、世界トップクラスのプロスポーツ選手の年俸が100億円で、その9年分くらいと考えると、少しだけ現実味がある金額に感じる人もいるかもしれません。
 

サンタさんは一人当たりどれくらいの時間でプレゼントを配るのか

サンタさんは一人当たりどれくらいの時間でプレゼントを配るのでしょうか? 今回は24日と25日の夜(21時~5時の8時間)、2日間の計16時間で配ると仮定します。計算すると、16時間(5万7600秒)÷1114万人で「0.005秒」です。サンタさんの仕事の早さは「すごい」の一言に尽きます。
 

まとめ

今回の前提では、サンタさんは小学生以下の子どものために総額で約860億円のお金を必要とし、一人当たりわずか0.005秒でプレゼントを配っていることが分かりました。
 
大人になった今、なかなかサンタさんと接する機会はないかもしれませんが、もしどこかで会ったら敬意をもってねぎらいましょう。
 

出典

株式会社バンダイ クリスマスプレゼントに関する調査

総務省 統計局 我が国のこどもの数 -「こどもの日」にちなんで- (「人口推計」から)

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集