更新日: 2023.12.24 その他暮らし
サンタさんが日本中の子どもに「プレゼント」するために、実際いくらお金が必要? 1人にかけられる時間は「0.005秒」という結果に
そして、クリスマスというとプレゼントが思い浮かびます。子ども時代、「今年は、サンタさんは何をくれるのかな」と期待に胸を膨らませていた人も多いでしょう。
本記事では、サンタさんが日本中の子どもにプレゼントをするために、いくらお金が必要なのか、そして一人当たりどれくらいの時間で配っているのかを解説しています。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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日本の子どもの人数
少子化が叫ばれていますが、現在日本には子どもはどれくらいいるのでしょうか。総務省統計局は、2023年4月1日時点での子どもの数は前年に比べて30万人減り、1435万人だと公表しています。なお、男女別では男子が735万人、女子が700万人と、男子のほうが女子よりも35万人ほど多いです。
ちなみに、ここでの「子ども」とは0歳から14歳までです。サンタさんは小さな子どもだけではなく、中高生や大人にもプレゼントを配ることもあるかもしれませんが、今回は小学生以下にしぼり、サンタさんが配るプレゼントの金額と時間を算出していきます。
子ども全体の人数が1435万人で、その中には中学生の年代(12~14歳)が321万人います。よって、小学生以下の子どもの人数は「1114万人」です。
プレゼントの金額
子どもが欲しがるプレゼントの金額は年代や好みによってさまざまです。今回は、株式会社バンダイが2023年11月に調査した「クリスマスに関する調査」の結果を参考にしていきます。本調査は3~12歳の子どもを持つ男女600人を対象にアンケートがおこなわれています。本調査によると、クリスマスプレゼントの予算は平均で7718円です。
そのため、この金額をサンタさんが用意するプレゼント額と仮定します。
ちなみに、子どもが欲しいクリスマスプレゼントは3年連続でゲームソフトが1位で、2位のゲーム機と合わせると全体の26%を占めます。
サンタさんは小学生以下の子どものためにいくらプレゼント代が必要か
子どもの人数が1114万人で、一人当たりに7718円が必要だとすると、合計で「859億7852万円」です。途方もない金額ですが、世界トップクラスのプロスポーツ選手の年俸が100億円で、その9年分くらいと考えると、少しだけ現実味がある金額に感じる人もいるかもしれません。
サンタさんは一人当たりどれくらいの時間でプレゼントを配るのか
サンタさんは一人当たりどれくらいの時間でプレゼントを配るのでしょうか? 今回は24日と25日の夜(21時~5時の8時間)、2日間の計16時間で配ると仮定します。計算すると、16時間(5万7600秒)÷1114万人で「0.005秒」です。サンタさんの仕事の早さは「すごい」の一言に尽きます。
まとめ
今回の前提では、サンタさんは小学生以下の子どものために総額で約860億円のお金を必要とし、一人当たりわずか0.005秒でプレゼントを配っていることが分かりました。
大人になった今、なかなかサンタさんと接する機会はないかもしれませんが、もしどこかで会ったら敬意をもってねぎらいましょう。
出典
株式会社バンダイ クリスマスプレゼントに関する調査
総務省 統計局 我が国のこどもの数 -「こどもの日」にちなんで- (「人口推計」から)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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