更新日: 2024.02.09 その他暮らし

洗面所が寒いので朝晩、ハロゲンヒーターを使っています。電気代ってやっぱり高いのでしょうか?

洗面所が寒いので朝晩、ハロゲンヒーターを使っています。電気代ってやっぱり高いのでしょうか?
ハロゲンヒーターは、コンパクトで持ち運びがしやすい暖房器具です。スイッチを入れるとすぐに暖まるのがメリットで、すぐに暖まってほしい場所に設置すると便利です。しかし、「ハロゲンヒーターは電気代が高いのではないか?」と悩む方もいるでしょう。
 
本記事では、ハロゲンヒーターの電気代の目安や、ハロゲンヒーターの特徴を生かした使い方について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ハロゲンヒーターの電気代はどのくらい?

ハロゲンヒーターの電気代は製品によって異なります。そのため、ハロゲンヒーターの1時間当たりの電気代を算出したい場合は、「1時間あたりの消費電力(kWh)×1時間あたりの電気料金×使用時間」で計算してください。
 
例えば、消費電力が「強:1kW」「中:0.67kW」「弱:0.33kW」のハロゲンヒーターの場合、全国家庭電気製品公正取協議会が定めた電気料金の目安(1kWhあたり31円)で計算すると、0.67kWで使用した場合の1時間当たりの電気料金は0.67kW×31円×1時間=20.77円、約21円です。1日30分使用したとすると、30日で15時間となり、21円×15時間=315円、つまり約315円となります。
 

短時間の使用ならばハロゲンヒーターの電気代は高くない

ハロゲンヒーターは、ハロゲンランプの出す遠赤外線を利用して周囲を暖める仕組みの暖房器具です。コンセントを挿せばすぐに暖まること、ピンポイントで狭い所を暖めるのに適していること、本体価格が安いことなどが特徴です。
 
その一方で、部屋全体を暖めるのは苦手なことや消費電力が高めなのがデメリットです。したがって、特徴を生かせばハロゲンヒーターの電気代はそこまで高くなりません。
 
例えば、洗面所の使用時間は長くても1回30分ほどです。0.67kWのハロゲンヒーターを30分使用した場合、全国家庭電気製品公正取協議会が定めた電気料金の目安(1kWhあたり31円)で計算すると、約10円となります。これくらいなら毎日使用しても電気代が跳ね上がることはないでしょう。
 

ハロゲンヒーターを電気代をおさえて使う方法

電気代の高騰がたびたびニュースとなる現在、「ハロゲンヒーターを買ったけれど、できるだけ電気代をおさえながら使用したい」と考えている方は多いでしょう。
 
本項ではハロゲンヒーターの「すぐ暖まる」という特性を最大限活用し、電気代をできるだけおさえて使う方法を紹介します。ハロゲンヒーターを初めて使う方は、参考にしてください。
 

限られた場所を短時間だけ暖めるのに使う

ハロゲンヒーターは、狭い範囲をすぐに暖められる暖房器具です。その特性を生かし、狭い場所を短時間暖めるために使いましょう。例えば、トイレ、洗面所(脱衣所)、キッチンの足元などです。
 
特に、洗面所やトイレは暖房がついておらず、窓がないところも多く、冬は日中も気温が上がらず寒いところも珍しくありません。暖かい部屋から寒い洗面所に移動すると、ヒートショックを起こす恐れもあります。このような場所でハロゲンヒーターを使えば、快適に使えるのはもちろんのこと、健康も守れます。
 

出力電力を切り替えながら使う

ハロゲンヒーターは、消費電力が調節できる製品が多いです。使用場所が暖まるまでは「強」で使用し、暖まったら弱に切り替えると電気代を節約できます。特に、10分以上使用するなら、途中から弱に切り替えましょう。
 
また、暖かい日は最初から消費電力を弱にして使っても、消費電力をおさえられます。ハロゲンヒーターを購入する際は、出力電力を切り替えられる製品を選びましょう。
 

ハロゲンヒーターは使い方次第で電気代をおさえられる

ハロゲンヒーターは短時間、狭い場所を暖めるのに適した暖房器具です。その特性を生かし、洗面所(脱衣所)やトイレなど狭い場所を短時間、効率的に暖めるのに活用しましょう。そうすれば、毎日利用しても月々の電気代が跳ね上がる可能性は低いです。
 
暖房器具は、製品によって特徴が異なります。ハロゲンヒーター以外でも、暖房器具を使う場合は特徴を調べ、適した場所で使うのがおすすめです。
 

出典

公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会 よくある質問 Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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