更新日: 2024.02.19 その他暮らし
4月から社会人になる娘が家賃「12万円」の物件に契約すると言っています…初任給「20万円」に対し、高すぎますよね?
そこで本記事では「初任給20万円の人が無理なく払える家賃について」「家賃12万円の物件にするなら年収どのくらいあればいいのか」について解説していきます。4月に社会人になる子どもが一人暮らしを始める予定だという人はぜひ参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
目次
初任給20万円の人が無理なく払える家賃は?
まずは初任給20万円の人が無理なく払える家賃について考えていきましょう。一般的に「家賃の目安は手取りの4分の1~3分の1程度」に収めるといいといわれています。
つまり初任給20万円の人の場合、手取りは額面の75~85%にあたる「15万円~17万円」となるため、家賃は手取りの3分の1の「3万7000円~5万6000円」が相場となります。つまり、初任給20万円の人が家賃12万円の家に住むのは、家賃相場の約2倍以上のところに住むということになり、家賃以外の費用に回すお金が少なくなるため生活が苦しくなる可能性が高いといえるでしょう。
家賃12万円の物件を借りるなら、年収どのくらいあればいいの?
続いて家賃12万円の物件を借りる場合、年収がどのくらいあれば安心なのかを見ていきましょう。
「家賃が手取りの4分の1~3分の1程度あればいい」という考え方に基づいて計算していくと、手取りが約48万円だと家賃12万円の物件でも無理なく払えることになります。手取り48万円は年収にすると約600万円です(賞与などは除いて算出)。
社会人になり、年収が上がっていった段階で、今よりも高い家賃に住むことを検討したほうがいいでしょう。
公式サイトで申し込み
【PR】アイフル
おすすめポイント
・WEB完結(郵送物一切なし)
・アイフルならご融資可能か、1秒で診断!
・最短18分(※)でご融資も可能!(審査時間込)
融資上限額 | 金利 | 審査時間 |
---|---|---|
最大800万円 | 3.0%~18.0% | 最短18分(※) |
WEB完結 | 無利息期間 | 融資スピード |
※融資まで | 30日間 | 最短18分(※) |
※診断結果は、入力いただいた情報に基づく簡易なものとなります。
■商号:アイフル株式会社■登録番号:近畿財務局長(14)第00218号■貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)■遅延損害金:20.0%(実質年率)■契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)■返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式■返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)■担保・連帯保証人:不要
1世帯当たりの1ヶ月間の平均支出額は?
最後に1世帯当たりの1ヶ月間の支出額を見ていきましょう。総務省統計局「日本の統計 22-4 年齢階級別1世帯当たり1ヶ月間の収入と支出(単身世帯)」で34歳以下のケースを主な主要項目でまとめたものが表1となっています。
表1
支出項目 | 平均支出額 |
---|---|
食料 | 3万5418円 |
住居 | 3万5951円 |
光熱・水道 | 7675円 |
家具・家事用品 | 6954円 |
被服及び履物 | 6509円 |
保健医療 | 4683円 |
交通・通信 | 2万152円 |
教育 | 11円 |
教養娯楽 | 1万9839円 |
その他の消費支出 | 2万220円 |
※総務省統計局「日本の統計 22-4年齢階級別1世帯当たり1ヶ月間の収入と支出(単身世帯)」を基に筆者作成
企業によっては家賃補助制度などがあるため、制度を活用して家賃の支出額を抑えているケースも考えられますが、34歳以下の人たちの家賃の平均負担額は「約3万~4万円」であることが分かります。あくまで目安にはなりますが、この平均支出額を参考にしておくといいでしょう。
初任給20万円で家賃12万円は高い! 手取りの4分の1~3分の1程度を目安に家を探そう!
初任給20万円の場合は「3万7000円~5万6000円ほどの家賃」が相場だということを解説しました。今後賃貸物件を探す場合には、手取りの4分の1~3分の1程度で家賃を抑えられると、安心して生活していくことができそうです。
出典
総務省統計局 日本の統計 22-4年齢階級別1世帯当たり1ヶ月間の収入と支出(単身世帯)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー