更新日: 2024.02.19 その他暮らし

もうじきタイヤの「履き替え」を行いますが今回は自分でやろうと思っています。どれくらいの「節約」になるか教えてください。

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

もうじきタイヤの「履き替え」を行いますが今回は自分でやろうと思っています。どれくらいの「節約」になるか教えてください。
タイヤが古くなってきたり、パンクしたりしたときはタイヤ交換を行います。また、雪国にお住まいの方では、毎年冬に入る前と冬が終わる頃にスタッドレスタイヤの交換を行うでしょう。タイヤ交換は通常整備工場やディーラーなどに依頼して行いますが、予約や足を運ぶ必要があることから、自分でできれば楽なのにと感じることもあります。
 
こちらでは、自分でタイヤ交換を行う際に使う道具の種類を紹介するとともに、タイヤ交換時の注意点を解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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タイヤ交換は自分でもできる?

タイヤそのものを車両本体から外して、新しいタイヤに付け替えることは自分でも行えます。タイヤ交換を業者に依頼する人もいますが、コツをつかめば自分でも交換が可能です。ただし、注意点も同時に把握しておかなければけがをしてしまうおそれがあります。そのため、自分でタイヤ交換を行う際はコツと注意点どちらもチェックしましょう。
 

タイヤ交換に必要な道具

自分でタイヤ交換を行う際に必要な道具は3つです。最低限ジャッキとレンチ、トルクレンチがあれば交換作業ができるでしょう。
 
ジャッキは、タイヤ交換の際に車両本体を浮かすために必要な道具です。タイヤ交換はタイヤが浮いた状態でなければ行えません。そのため、ジャッキによってボディを持ち上げる必要がありますが、クランクを回すのには大きな力が必要です。自分でタイヤ交換を行う場合は、油圧式のジャッキを購入すると負担が少なく済みます。
 
レンチは、タイヤのホイールナットを外すために必要です。L字型の車載レンチでも行えますが、タイヤ交換用のクロスレンチを利用するとナットを回すときに力が入りやすくなります。
 
トルクレンチは、タイヤを新しいものに交換した後、ナットを締めるのに必要な道具です。ホイールナットの締めが弱いとゆるみの原因になります。反対に締め付けすぎるとボルトやナットが破損してしまうため力加減に注意しましょう。
 
上記3つの道具以外にも輪止めがあると、車が勝手に動き出してしまうのを防ぐことが可能です。また、手が汚れたり、傷ついたりするのを防ぐために作業用の手袋があるとなおいいといえるでしょう。
 

自分でタイヤ交換する際の注意点

自分でタイヤ交換を行う際は、事故が起きないよう十分に注意する必要があります。まずは周囲の車の邪魔にならない場所を確保しましょう。その際には、平らで固い地面を選ぶのがおすすめです。停車後には必ずパーキングブレーキをかけ、輪止めがある場合は交換するタイヤの対角線上に設置します。
 
タイヤ交換中にジャッキが倒れてしまうと車の下敷きになるおそれがあります。大けがにもつながりかねないため、ジャッキが安定しないぬかるんだ場所や坂道、砂利道などでの作業は控えましょう。
 
なお、国土交通省「点検整備不十分・整備作業ミスに起因する事故」にて、車輪脱落事故について記しています。事故が発生するのは冬用タイヤ交換の時期(11月~3月)が一番多く、発生原因としては、タイヤ交換時の作業不備・タイヤ交換後の保守管理の不備の二つの要因があると推測しているようです。
 
取り付けに不備があって走行中に脱輪させてしまうと、通行人やほかの車を巻き込んだ大きな事故につながりかねません。自分でタイヤ交換を行うときは、手順とポイントを押さえて一つひとつの作業を丁寧に行いましょう。
 

自分でタイヤ交換を行う際は道具をそろえよう

車のタイヤ交換は業者に依頼せず自分でも行えます。道具さえそろえておけば好きなタイミングで行えるうえに、道具の購入費だけで作業に費用はかかりません。タイヤ交換の費用を節約したい方におすすめです。
 
しかし、注意点をしっかり把握していないと事故やけがのもととなってしまいます。そのため、必ず注意点を確認して行ってください。また、自分で作業を行うのが不安な場合は、業者への依頼も検討しましょう。
 

出典

国土交通省 点検整備不十分・整備作業ミスに起因する事故
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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