更新日: 2024.03.07 その他暮らし
小学生の息子が「小さいのでいいから金の延べ棒を買ってみたい」と言います。小さいサイズなら買えそうでしょうか?
本記事では、金(地金)の購入方法や注意点について詳しく解説します。金を購入する際に押さえておきたい基本的な知識を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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小学生でも金(地金)を購入することは可能
販売店によって異なりますが、小学生などの未成年であっても金(地金)の購入は可能です。ただし、未成年者が金を購入する場合は、親権者が同伴する必要があります。
そして、未成年者と親権者は本人確認書類や続柄を証明できる書類の提示が必要です。また、親が子どもの名義で金を購入することもできます。
※販売店によって条件が異なる場合がありますので、直接販売店にお問い合わせください。
小さいサイズの金は割高になる可能性
金(地金)を購入する場合、小さい重量サイズは手数料(バーチャージ)がかかります。具体的には、500g未満の金を購入する場合は手数料がかかり、500g以上の場合は手数料はかかりません。
手数料の金額は販売店によって異なり、1万円を超える場合もあります。そのため、500g未満の金を購入する際には手数料も考慮して予算や購入店を検討する必要があります。
金価格の相場
2024年3月4日時点の地金相場は、1グラムあたり約1万1093円程度です(小売価格、税込み)。
地金相場に関する情報は、多くの販売店が公式サイトなどで公開しています。2000年頃から金価格は上昇が続いており、世界中で安全資産としての需要の高さが伺えます。
金の購入方法
一般的に金(地金)の購入方法には、以下の3種類があります。
・店頭で購入する
・電話で購入する
・インターネットで購入する
店頭で購入する場合は、実際に現物を確認でき、疑問点があればスタッフにその場で質問できます。そのため、はじめて金を購入する方におすすめの方法です。電話で購入する場合もオペレーターに疑問点を尋ねることができます。
インターネットで購入する場合は、自分の都合の良い時間に注文できますが、スタッフやオペレーターに質問することができません。できれば時間を確保して、店頭で現物を見ながら購入を検討しましょう。
金を購入する際の注意点
金(地金)を購入する際には、手数料や金価格の変動、盗難・紛失リスクなどに注意する必要があります。これらの注意点を押さえておくことで、購入時の予算計画や適切な購入タイミングを見極めやすくなります。
また、後悔するリスクを軽減できるでしょう。本項では、金を購入する際の3つの注意点について詳しく解説します。
購入時に手数料がかかる
金(地金)を購入する際には、手数料に注意が必要です。500g未満の重量サイズの場合、バーチャージが発生します。
バーチャージの金額は販売店で異なりますが、1万円を超える場合もあります。小さい重量サイズの金を購入する際は、手数料がかかるため若干割高になることに注意してください。
価値が変動する
金価格は需要と供給によって常に変動しており、現在の価格と1ヶ月前や1年前の価格は異なります。購入後に金価格が上昇する場合もあれば、下落する場合もありますので、一喜一憂しないようにしましょう。
盗難や紛失のリスクがある
金(地金)を購入すると、現物を保管する必要が出てきます。金は非常に価値が高いため、盗難や紛失のリスクには特に注意が必要です。安易に外に持ち出したり、保管場所を他人に知らせたりすることは避けるべきです。
小学生でも金は購入可能! 事前に注意点を確認しておこう!
親が同伴していれば、小学生でも金(地金)を購入することが可能です。また、親が子どもの名義で購入することもできます。ただし、購入時には手数料がかかる場合もありますので、注意が必要です。さらに、価値の変動も考慮する必要があります。
また、防犯の観点から、子どもが金を持ち運べないようにすることが望ましいでしょう。金の購入を検討している場合は、早速、最寄りの販売店を確認してみましょう。
出典
田中貴金属工業 よくある質問
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー