新幹線の予約していた「特大荷物」スペースに「ベビーカーを置きたい」と言われました…譲る必要がありますか?

配信日: 2024.03.12

この記事は約 3 分で読めます。
新幹線の予約していた「特大荷物」スペースに「ベビーカーを置きたい」と言われました…譲る必要がありますか?
JRおでかけネットによると、新幹線に3辺合計160センチメートル超250センチメートル以内の大きな荷物を持ち込む場合は、「特大荷物スペース」または「特大荷物コーナー」を利用できる専用座席の予約が必要のようです。
 
ベビーカーは例外で、予約なしで持ち込むことはできますが、置き場が限られているため「特大荷物スペース」に置きたいと考える方もいらっしゃるかもしれません。
 
そこで今回は、予約していた「特大荷物スペース」に、ほかの乗客から「ベビーカーを置きたい」と言われた場合にどうすればいいのか調べてみました。新幹線は、荷物に関するルールを理解したうえで、気持ちよく利用しましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

新幹線への「特大荷物」の持ち込みは専用座席の予約が必要

特大荷物を持ち込める専用座席は、「特大荷物スペースつき座席」と「特大荷物コーナーつき座席」です。
 
「特大荷物スペース」は、車両最後部にあり、3辺合計250センチメートル以内の荷物を収納できます。「特大荷物コーナー」は、対象座席の最寄りのデッキに設置されていて、収納できる荷物のサイズは上段と下段でそれぞれ以下の通りです。

●上段:80センチメートル以内×60センチメートル以内×50センチメートル以内の荷物
●下段:80センチメートル以内×60センチメートル以内×40センチメートル以内の荷物

これらの専用スペースは予約した方のためのもので、予約のない乗客が自由に利用することはできません。なお、予約なしで特大荷物を持ち込んだ場合は、手数料として1000円がかかり、乗務員が指定する場所へ荷物を収納します。
 

ベビーカーは予約なしで持ち込み可能! 置き場はどうする?

ベビーカーは、3辺が160センチメートル超でも予約不要で持ち込めます。スポーツ用品・楽器・娯楽用品・車いすなども、予約不要です。
 
ベビーカーを新幹線に持ち込む際は、サイズにもよりますが、足元に置いておくか座席上の荷物棚に収納できる場合もあるでしょう。車両の最前部座席は座席前が少し広くなっているため、ほかの座席と比較してベビーカーを置きやすい座席であるといえます。
 
「特大荷物スペース」「特大荷物コーナー」は予約した乗客の専用スペースであるため、ベビーカーを置きたい場合は、予約をする必要があります。
 

予約した特大荷物スペースにほかの乗客から「ベビーカーを置きたい」と言われたら?

ベビーカーは予約をしなくても新幹線に持ち込めますが、車内が混み合っていて置き場に困ることも考えられます。そのような場合に、「特大荷物スペース」に置きたいと考える方もいらっしゃるでしょう。
 
自分が予約しておいた特大荷物スペースに、ほかの乗客から「ベビーカーを置きたい」と言われた場合はどうすればいいでしょうか。
 
特大荷物スペースは、予約した乗客の専用スペースで、予約者同士で譲り合って利用する決まりになっています。ほかの乗客が利用することはできず、仮に譲ったとすると、自分の荷物が置けなくなると困ってしまいます。このような場合は、乗務員に相談することが無難でしょう。
 
なお、特大荷物スペースに持ち主不明のベビーカーが置かれているケースも考えられます。勝手にどけてしまうとトラブルに発展する可能性があるため、手を触れずに近くの乗務員に知らせましょう。
 

特大荷物スペースの利用は事前予約が必要! 困った時は乗務員に相談しましょう

新幹線に特大荷物を持ち込む場合は、専用座席を予約する必要があります。予約した乗客は、特大荷物スペースや特大荷物コーナーを利用できます。ベビーカーは予約なしで持ち込めますが、特大荷物スペースに置きたい場合は、予約が必要です。
 
繁忙期など車内が混雑している時は、荷物を置く場所に困るケースが考えられます。新幹線に持ち込める荷物や荷物を置く場所についてはルールがありますから、困った時は乗務員に相談するといいでしょう。
 

出典

西日本旅客鉄道株式会社 JRおでかけネット
 新幹線への「特大荷物」の持ち込みについて

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集